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『半分、青い。』。1971年生まれのヒロインが小学3年生になった1980年。鈴愛が笛で律を呼ぶ時、なぜかマグマ大使を呼ぶ1966年の特撮映像がインサートされた。幼少期に観た記憶?ウルトラマン80、仮面ライダースーパー1、デンジマンの年に?1961年生まれの脚本家・北川悦吏子の世代観の混濁だろうか。
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『アンナチュラル』最終回。「職員一人に背負わせて、知らぬ存ぜぬは出来ない」とするUDIラボ所長・松重豊が、ふてぶてしい権力者に正論で立ち向かったこの35秒は、文書改竄で揺れるこの国にタイムリーすぎて、クソ素晴らしい。
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読売までもが、こうした記事を掲載するほどの事態。
ーー放送業界は「民放解体を狙うだけでなく、首相を応援してくれる番組を期待しているのでは。政権のおごりだ」と警戒を強めている yomiuri.co.jp/politics/20180…
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アカデミー賞授賞式の視聴者数が過去最低の2650万人だったことに、トランプが「オスカー史上最低の視聴率。問題は、もはやスターが存在しないこと。我らが大統領を除いては(もちろん冗談さ)」とツイートし、司会者キンメルが「ありがとう、史上最低支持率の大統領」と返す。
twitter.com/jimmykimmel/st…
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「ZIP!」の『シェイプ・オブ・ウォーター』特集。インタビュー中にピグモンが現れて、ギレルモ・デル・トロが、怪獣愛にあふれるリアクション。
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金・銀、おめでとう。素晴らしい演技に加え、羽生くんが宇野くんをなでなでする、ほんの3秒のシーンの破壊力に、ファンがメロメロになるのは無理もない。
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何とまあ、ギレルモ・デル・トロは愛されキャラなのだろう。会見の舞台替えの合間に、歌まで披露。ここ10年くらい低迷期だと思っていたが、『シェイプ・オブ・ウォーター』は間違いなく彼の最高傑作だ。時代が彼に追いついた。公開後あと3回は観たい。アカデミー賞監督賞も獲れるような気がしている。
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アンチが多い『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。あえてポジティブなリピーター向け5000字コラムを書きました→ eiga.com/extra/shimizu/… 興行的には国内10日間で32.3億円/211.9万人。12/29からIMAX3D、1/5からはMX4Dと4DXの“ダークサイドVer.”が始まる。
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朝日一面に「ハリウッド性被害」。東京の映画配給会社社長の「業界にワインスタイン氏と同じような人物はいる。公になっていない分、よりひどいとも言えるだろう」との言葉で締めているが、日本の映画人に勇気ある告発を呼び掛けた記事ともいえるだろう。デジタル版→ asahi.com/sp/articles/DA…
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なんと、2019年度前期の朝ドラ『夏空』は、戦後を生きるヒロイン・広瀬すずが、“漫画映画”ことアニメーション草創期にアニメーターを目指す。脚本は大森寿美男。 www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/ori…
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映画への愛が薄いのだろう。ショウビズであるゆえ興行は重要だが、数字中心に語る人は、予想を下回ると鬼の首を取ったように嬉々として語る。数年に一本の名作なのに、こうした記事を目にして「観に行かなくていい理由」を得るとしたら不幸なことだ。
headlines.yahoo.co.jp/article?a=2017…
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今朝あたりから、全米興行情報の翻訳に絡めた『ブレードランナー 2049』に関する信じ難い情報がSNS上に拡散されているので、ご注意を。「ネタバレ」の定義は定かではなく、本人に悪意はないのかもしれない。しかし、それは本作未見の人にとって、明らかに「暴力的な情報」であることは確かだ。
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試写を観逃した『ナラタージュ』を、詰めかける松潤ファンに混じって初日の六本木で観た。もっと早く観ておけばよかったと後悔。スイーツ映画全盛の時代に、よくぞメジャー作品として成立させたものだと敬意を抱く。難点がないわけではない。『エル・スール』はともかく、まずは『浮雲』を観直そうか。