今の時期の天気予報に出てくる言葉に「南岸低気圧」があります。秋から春に本州南岸を通過する低気圧ですが、過去には都内でも大雪をもたらしています。南岸低気圧による雪の予測は難しいとされていますので、最悪の場合を想定し、日頃から食料の備蓄や防寒対策を行い、大雪に備えましょう。
28年前の今日、阪神・淡路大震災が発生しました。この震災を契機に1月15~21日が「防災とボランティア週間」、1月17日が「防災とボランティアの日」と定められました。この機会にご家庭で、非常用食料の用意や家具・電化製品の転倒防止、避難場所の確認等災害への備えをしてみてはいかがですか?
先日、渋谷駅で山手線ホームを統合する工事が行われ、作業員がテコの原理と人海戦術によりレールを移動していました。災害現場でも「知恵と道具」でこのテコの原理を活用し、5センチ程度の隙間を作れば命を救えます。阪神・淡路大震災では、倒壊建物から共助の人海戦術で多くの命が救われました。
私はよくスキーに出かけますが、コース上で地吹雪や霧がある状態では、方向が全く分からなくなったこともあります。スキー場とはいえ冬山は怖いものであることを改めて感じました。自治体によってはスキー場安全条例を定めたところがあるので、内容をよく確かめてスキーに出かけてください。
山岳救助などで活用する「疲れにくい背負い方」についてご紹介します。通常、傷病人を背負うときは、両手で太もも辺りを抱えますが、その手を太ももの内側まで回し入れ、肩の上から下げた傷病人の手首を掴んで背負うだけでバランスが保たれ、安定して背負うことができます。是非、軽さをお試し下さい。
海への眺望がよく、横浜の観光スポットのひとつである山下公園は、関東大震災の被害によるがれき等で埋め立てられ、復興事業の一環として作られた公園です。今年は関東大震災から100年です。横浜を訪れた際には山下公園にも立ち寄り、災害について考える機会にしてみてはいかがでしょうか。
都内における昨年の山岳遭難件数は205件で、一昨年から48件増加しました。遭難の原因の多くは装備品の不備や体力不足です。また、冬は日没が早く、登山道の凍結が予想されます。登山される方は無理のない登山計画と装備品を万全にし(照明具や防寒着等)、冬山を楽しんでください。
旅行好きの私は、荷物の小分けに小型のランドリーバッグを活用しています。中が透けにくいので、下着等着替えを持ち歩くのに便利です。乾きやすい素材でできているので、洗濯し、干すこともできます。避難所生活でも使えると思い、私は非常持出袋の中にも着替え入りのランドリーバッグを備えています。
「地震だ、火を消せ」は昔から語り継がれていますが、現在はどうでしょうか?地震でガスは自動消火、またIHコンロが普及し、まず優先すべきことは「命を守る行動」、テーブルの下で地震が収まるのを待つことです。自助ができなければ、共助につながりません。
高層ビルのエレベーターで昇降中に大地震が起きたらどうしますか?まず、停止階のボタンを全部押し、止まったところで降りて、地震が収まるのを待ってください。閉じ込めれた場合は防災備蓄ボックス(三角コーナーの非常用備品)等の有無を確認し、非常用ボタンや携帯で事実の通報をお願いします。
今日は節分。豆をまくご家庭も多いのでは。「豆まき」は災いや病気を追い払うことを願う風習で、その起源は室町時代とも平安時代とも言われています。今年もまだ始まったばかり。この先どんな災いや災害が起こるかわかりません。平穏と幸福を願いつつ、「いざ」の備えもしっかりとお願いします。
普通タイヤを使用中、思わぬ降雪でスリップが心配。こんな時、タイヤにスプレーをするだけの滑り止めがあるのをご存じですか?粘着性樹脂が摩擦力を高め、一定の効果を発揮します。ただし、あくまでも緊急時に使用するもので、冬の備えが大前提です。車に常備すると「いざ」に役立つかもしれません。
トルコ南東部で発生した地震に伴い、#国際緊急援助隊 として、災害対策課特殊救助隊員8名と警備第二課員5名(警備犬4頭)、通信職員1名が現地に向け出発しました。一人でも多くの被災者を救出するため、全力を尽くします。#トルコ地震
数多くの応援・激励のメッセージ、ありがとうございます。現地の通信環境にもよりますが、まもなく活動を始める隊員たちが、皆さんからの言葉を直接目にすることもあるかと思います。引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。※ 今後、派遣中の #警備犬 4頭のプロフィールも紹介する予定です。
【警備犬紹介②】警備犬は抜群の嗅覚を活かし、災害現場で被災者の捜索を行います。「タック」号(4歳・雄)は、今回の派遣では唯一のラブラドール・レトリバーです。天真爛漫かつ愛嬌ある性格の人気者で、小柄ながらも捜索能力は抜群です。優れた能力を発揮し、現地での活躍も期待されています。
【警備犬紹介①】警備犬は、鼻の捜査官と呼ばれる刑事部所属の警察犬とは異なり、「警備部」に所属し、災害現場で被災者の捜索等を行います。「ヴェルンヘル」号(ジャーマン・シェパード、4歳・雄)は明るく人懐っこい性格で、常に前向きな頑張り屋さんです。はじめての災害派遣になります。
【警備犬紹介③】#国際緊急援助隊 の一員として、警備第二課の警備犬4頭が派遣されています。「クレッフ」号(5歳・雄)はピンと立った耳がトレードマークのジャーマン・シェパードです。4頭の中では1番の先輩犬です。作業意欲が旺盛で、現場にも強いクレッフ号。皆さんも応援をお願いいたします。
【警備犬紹介④】最後にご紹介するのは「ウルフリーダ」号(ジャーマン・シェパード、5歳)で、4頭中、唯一の雌犬です。過酷な環境下でも活動できるよう、雪山縦走やヘリコプターからのロープによる降下など、厳しい訓練を重ねてきました。現地では、人犬一体となり被災者を捜索します。
#国際緊急援助隊 として、トルコ共和国において捜索救助活動に従事した災害対策課特殊救助隊員8名と警備第二課員5名(警備犬4頭)、通信職員1名については、昨夜、無事に帰国しました。数多くの応援メッセージ、本当にありがとうございました。派遣者・関係者一同、心から御礼申し上げます。
本日、警視庁本部において、#国際緊急援助隊 としてトルコ共和国に派遣されていた特殊救助隊員ら14名と警備犬4頭の帰任式を行いました。皆さんからの温かなメッセージに改めて感謝申し上げます。今後も災害対応に向けた訓練を継続していきますので、変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
3月末に定年退職を迎えるNです。私のツイートの中で反響の多かったのは、「乾パンで離乳食」「ツバメが低く飛ぶと雨」「寒さ対策にアルミ箔」です。様々な発信を心掛けてきましたが最後に・・・暮らしの中で一番大切なのは、いつ災害が起きても焦らずに行動ができる「気持ちと備え」です。(^.^)/~~~
寒いこの季節、鍋などで活躍するカセットコンロ。ご自宅にある方も多いと思いますが、「ボンベ」は何本ストックしていますか?災害時、ライフラインが断絶した時でもコンロがあれば安心して調理や湯を沸かすことができます。このボンベも「ローリングストック(使って買い足す)」に加えると安心です。
今日は #猫の日#愛猫 の防災について考える日にしてみませんか。避難経路やペットの受け入れ可能な避難場所(ワクチン接種証明書の必要の有無など)、同行避難時のキャリーバッグの確認。餌の消費期限が間近ならローリングストック法で補充しましょう。常服薬も忘れずに。備えあれば憂いなしです。
花瓶で生花を飾る際、花瓶の近くに電化製品などはありませんか。地震で花瓶が転倒し、花瓶の水が電化製品にかかってしまうと、故障するだけではなく、最悪の場合は火災に発展することがあります。我が家では寝る前や出かける前に花瓶を安全な場所に移動し、花瓶転倒による被害の予防をしています。
テコの原理を活用した救助方法があります。その方法を利用し、瓶のふたを開けることができます。用意するのは缶ジュースのプルタブと割り箸です。原始的な方法ですが、災害時で手元に栓抜きがないときには有効だと思いますので、一度試してはいかがでしょうか。ケガには注意してください。