国際緊急援助隊として地震で被災したトルコ共和国に派遣され、捜索救助活動に従事した警備犬4頭がその功労をたたえられ、警察庁長官から犬用おもちゃ(ゴム製ボール)をいただきました。4頭は、今回の経験を忘れず、いつかくるであろうそのときに向け、今日も訓練に励んでいます。
テコの原理を活用した救助方法があります。その方法を利用し、瓶のふたを開けることができます。用意するのは缶ジュースのプルタブと割り箸です。原始的な方法ですが、災害時で手元に栓抜きがないときには有効だと思いますので、一度試してはいかがでしょうか。ケガには注意してください。
寒さ厳しいこの季節、手袋をしていても手がかじかんで動かなくなることがあります。このような時、手を上下に、大きく素早く数回振ることで、遠心力により体幹の温かい血液を指先に送ることができ、指先のかじかみは改善されるようです。災害時寒い中で細かい作業や携帯電話を操作する際に役立ちます。
先日、テレビで紹介されていた手作りマスクを作ってみました。街中でも手作りマスクをつけている方も見かけますね。ハンカチとヘアゴムを用意するだけ。裁縫の苦手な私にとっては有難い情報でした。つけ心地は、思っていた以上に息苦しさはなく、自宅で洗濯した香りがなんだか落ち着きました。
被災時の生活では生ゴミの臭いは悩みの種です。先日、酢を使って生ゴミの臭いを抑える方法を試してみました。ゴミ袋の中に、キッチンペーパーを敷き、水で薄めた酢を染み込ませると、酢で生ゴミの臭いを中和させることができます。暑いこの時期、刺激的なゴミの臭いに使える小技かもしれません。
今年は花見の自粛を求められましたが、川沿いに桜が多い理由を知っていますか?江戸時代には、大雨が降り、川が氾濫することもしばしば。そこで、土手に桜を植えることにより、毎年多くの人が花見に訪れ、自然と土手を踏み固め増水に耐えられる土壌を作ったそうです。先人の知恵には感心させられます。
災害時に、カセットコンロと鍋を使用して炊飯することもあるかと思いますが、鍋底に米粒がこびりついたり、焦げついたりするのが難点です。そこで、鍋の底にクッキングシートを敷いてみたところ、焦げ付きを防ぐことができました。洗うときの手間と水を大幅に節約することができますのでおススメです。
先日、自宅でブレーカーが落ちた時、妻が「懐中電灯の場所が分からない」と慌てていました。そこで、蓄光テープを懐中電灯やドアノブ、非常用持出袋がある場所等に貼りました。思っていた以上に暗闇の中で光るので、安心したみたいです。簡単にできる防災ですので、ぜひやってみてください。
【身近なモノ活用術】ツナ缶の油を利用したランプです。缶に穴を開け、芯を差し込みます。芯には綿のひも等が良いそうですが、コーヒーのフィルタをこよりにして作ってみました。2時間位もちます。もちろん中身も食べました(油が減ってヘルシーかも)
災害時の必需品である「毛布」を一瞬にして四つ折りにする早技を紹介します。これは20数年前私が機動隊のレスキュー隊員の駆け出しの頃先輩から教わった技で、タオルケットやレジャーシートでもできます。下の写真のとおり小学生の息子もあっという間に四つ折りに!是非一度試してみてください。
自他ともに認める不器用な私…レスキュー隊員が簡単に荷物を柱に吊しているのを見て、これならできると思いきや、家にロープがありません。ふと目に留まったビニール紐。ダメ元でやってみたら何とかできました。紐を結んで輪を作り、柱に巻付けるだけです。キャンプでも、避難所でも使えますよ!
重い荷物と軽い荷物を重ねて運ぶとき、重い荷物(重心)を上にした方が軽く感じます。登山をされる方はご存知かもしれませんが、非常持出袋(リュック)も詰め方ひとつで軽く感じ、楽に運ぶことができます。重い物は上の背中側に、軽い物は下の外側に詰めるのがコツです。ぜひ試してみてください。
災害の発生を想定し、家族6人(本人、妻、10歳、8歳、6歳、2歳)で、電気・ガス・水道を使わずに24時間生活してみました。終了後に家族で話し合い、様々な問題点を明確にすることができたのはよかったと思います。気付いた点をまとめましたので、添付資料を参考として下さい。
冬場に足先が冷えて困った経験をした方も多いのではないでしょうか。そんな時は靴下の上から足にアルミ箔を巻いて、更にその上に別の靴下を重ね履きしてみてください。輻射(ふくしゃ)熱でホカホカになり冷えを緩和することができます。災害時など、もしものときのために。参考にしてください。
チョコレートを非常食として準備している方もいると思いますが、夏の時期はどうしても溶けてしまいます。でも、チョコレートペンなら大丈夫!そのままでも食べられるし、カンパン等にデコレーションすれば、ちょっとしたスイーツに。小さくて収納に便利なので、非常食のアイテムに加えてはどうですか。
ビニールひもなど、細めのひもを切る際に、はさみやカッターがなくて困ったことはありませんか?そんな時に応急的にひもを切る方法を紹介します。ロープ同士をV字にクロスさせ、この状態で擦り合わせると摩擦熱で切ることができます。切断部は高熱になりますのでむやみに触らないでください。
現在、コロナ対策もあり、電子マネーを利用される方が多いのではないでしょうか。しかし、電子マネーは災害時の停電等で使用できない場合があるため、現金も必要です。そこで私は百円ショップで購入したコインケースに小銭を収納し、非常用持出袋に入れています。約2万円分(!)も収納でき安心です。
今月期限切れになる備蓄用クラッカーを使ってハンバーグ作り!材料は、ひき肉、炒めたタマネギ、細かく砕いたクラッカー。味付けは塩コショウ。粘りが出るまでこねたら、焼くだけです!初めて食べた息子から「いつものハンバーグよりもふっくらしているよ」と嬉しいコメントが(笑)。是非お試し下さい
瓶のふたが開かなくて困った時、瓶を逆さまにして手のひらで叩くという方法があります。瓶の底を叩くと振動が与えられ、それによって瓶とふたの間に空気が入り、あけやすくなるためです。原始的な方法ですが、災害時で手元に道具がないときには有効だと思いますので、一度試してはいかがでしょうか。
今シーズン最強寒波の影響で全国的に寒い日が続いていますが、そんな時に欠かせないのが使い捨てカイロ。日本気象協会のHPによれば、写真の様に背中の「風門」といわれるツボの位置にカイロを貼ると効果的で風邪予防にもなるそうです。まだ寒い季節が続きますので、やってみてはいかがでしょうか。
先日ツイートした「靴ひもがほどけにくくなる結び方」の写真が見えにくいとのご指摘をいただきました。そこで、動画バージョンを作ってみましたので、参考にしていただければと思います。今後とも災対ツイッターをよろしくお願いいたします!
北海道で活動中であった部隊については、その任務を終了し、本日夜に帰京する予定です。余震が続き雨も多い状況の中での活動でしたが、当ツイッターに寄せられた皆様からのメッセージが大きな励みとなりました。本当にありがとうございました。今後とも引き続きご支援をよろしくお願いします。
停電時に活用できる簡易ランプを作成しました。耐熱ガラスのコップにサラダ油を入れ、キッチンペーパーで着火する紐を作り、アルミホイルで固定します。1時間使用しても油の量はほとんど減らず、火の勢いも衰えませんでした。火は何度でもつけられます。火から離れる際は必ず・絶対消して下さい。
交番勤務をしていた時、台風が来る前には必ずアンダーパスに行って冠水しないように排水溝のゴミを取り除くようにしていました。取り除いたゴミを見ると落ち葉や吸殻ばかり。何気ないポイ捨てが冠水の原因となって思わぬ水害を招くこともあります。街の美化と災害に強い街づくりにご協力お願いします。
台風は進行方向の右側の風が強いという特徴があります。これは台風自身の風に台風を押す風が加わるためで「危険半円」と言われています。反対に左側は台風自身の風と台風を押す風が衝突し、風が弱まり「可航半円」と呼ばれます。左側より右側の方が被害が大きくなるおそれがあるので注意して下さい。