ご注意を。麻黄湯の使い方に。インフルエンザの感染者数が増えてきました。インフルエンザ症状によく使われる漢方「麻黄湯」。麻黄湯は使い方次第でめっちゃ効く漢方にも、全然効かない漢方にもなります。インフルエンザだからと闇雲に使うのではなく、使い方のポイントを抑えておくことが大切です→
凄いよ桂枝湯。 桂枝湯→疲労 桂枝湯+芍薬=桂枝加芍薬湯→下痢 桂枝湯+桂枝=桂枝加桂湯→動悸 桂枝湯−芍薬=桂枝去芍薬湯→胸満 桂枝湯+芍薬膠飴=小建中湯→夜尿症 桂枝湯+芍薬当帰=当帰建中湯→生理痛 桂枝湯+芍薬黄耆=黄耆建中湯→寝汗 桂枝湯+厚朴杏仁=桂枝加厚朴杏仁湯→咳 ↓続く
知っておくと便利。虚弱な人の風邪の漢方で有名な「桂枝湯」。実は疲れにも使えることはあまり知られていない。桂枝湯の構成は、桂枝(シナモン)、芍薬(立てば芍薬…の根)、大棗(ナツメ)、生姜(スーパーで売ってる)、甘草(甘味料でも使われる)。どれもそこそこ身近な植物で作られてる漢方→
これから気圧がめっちゃ下がるみたい。気象病を軽くするための養生法貼っておきます。気圧変化に弱い方は無理しないでね☺︎
これ大切です。体温が38℃。でもゾクゾクと寒気がしてたまらない。これは冷えの風邪。体温が36.5℃。でも熱っぽくてたまらない。これは熱の風邪。漢方では体温計より自覚症状が優先。風邪で漢方飲むときは、体温計の温度よりも寒気がするのか…熱感があるのか…自覚症状を優先してくださいませ☺︎
知っててほしい。潤いが不足すると寝汗をかくことを。汗が出てるのに潤い不足???って思いますよね。漢方的に体を構成するのは潤い(陰)と熱(陽)。潤いが不足する→相対的に熱が強くなる→熱を制御できない→暴走する→熱感として現れる→この熱を冷ますために汗をかく→寝汗が発生。だから→
実は漢方。カコナールは葛根湯。ハルンケアは八味地黄丸。アルピタンは五苓散。テイラックも五苓散。ギャクリアは六君子湯。コムレケアは芍薬甘草湯。ボーコレンは五淋散。ユリナールは清心蓮子飲。ナイトミンは酸棗仁湯。ノイ・ホスロールは苓桂甘棗湯。ダスモックは清肺湯。めっちゃある…
ショック。寝ないと抜け毛が増えます。漢方的に髪は「血の余り」。五臓六腑に血を使い骨や筋肉に血を使いそれでも血に余裕があると髪にも使う。だから血の余り。でも睡眠不足が続くと→血が不足する→髪に血が回せない→髪がパサつく→もっと進むと髪が抜ける。寝不足は髪に大ダメージ…コワイコワイ
これ効きます。葛根湯は温める漢方なので、温服する方が効くのは有名な話。そこに擦りおろした生姜を入れるともっと効くのは知られていない話。僕的に製剤化された葛根湯は生姜のチカラが弱い。ここに擦りおろし生姜を加えると風邪を発散する力がアップ。手間かかるけど余裕がある時はお試しあれ☺︎
知ってほしい。「筋トレは潤う」ことを。筋肉は体で最大の保水器官。筋肉量が多い=体に保つ水が多いということ。高齢者や小児が脱水になりやすいのは筋肉量が少ない=保水量が少ないから。筋トレで筋肉量を増やすと保水量が増える。つまり潤う。これは理由の一つ。もう一つ漢方的な理由がコチラ→
チグハグ。漢方界では生理痛はないのが当たり前。でも8割の女性が生理痛を経験してる。だから女性の体感としては生理痛はあるのが当たり前。理想と現実がチグハグしてる…痛みは体からのSOSサイン。体がどんな状態だと生理痛に繋がるのか。そんな原因をご紹介します。それでは聞いてください→
なんと。ハチミツは薬になります。効能は一言で言うと「潤す」。肺を潤して咳止めに。腸を潤してお通じ良くなる。体を潤して疲労回復。喉を潤して声枯れ喉の痛み緩和。胃を潤して胃の痛み軽減。寝る前にスプーン一杯舐めれば心を潤してグッスリ眠れる。乾燥するこれからの時期にあると便利☺︎
やばい。舌で色々分かっちゃう。色が薄っいピンクは血が足りてない。濃い紅は熱がこもってる。白っぽいは冷えてる。紫っぽいは血行不良。苔がベットリは胃が疲れてる。苔が黄色は食べ過ぎ。歯型がハッキリは水分たまってる。ひび割れ多いは潤い不足。淵に紫の点々は血行不良。舌チェックしてみて☺︎
①まず汗をかいているか確認。 ②寒気なのか熱感なのか確認。 ③どんな風邪症状があるか確認。 これらを確認して、漢方を選ぶ参考にしてください。 もし、風邪ひきそうかな…くらいの初期症状なら「ネギたっぷり入れた味噌汁」が漢方の代わりになります。これ飲んで早く寝れば治ります。お試しあれ☺︎
【麻黄湯(まおうとう)】寒気がめっちゃ強い。汗なし。ポイントは節々の痛み。 【葛根湯(かっこんとう)】寒気あり。汗なし。頭痛肩こり。ポイントは背筋から首にかけての強張り。 【小青竜湯(しょうせいりゅうとう)】寒気あり。汗なし。ポイントは透明な鼻水、薄い痰が絡む咳。→
惜しい。風邪の引き始めに葛根湯。間違ってはいないんです。風邪の引き始めに葛根湯使うのは。でも、実はもっと合う漢方があるかも。風邪の引き始めの漢方も葛根湯だけじゃない。風邪はピッタリ合う漢方を飲むとビックリするほど効きます。ドラッグストアで手に入る漢方の使い分けとポイントをご紹介→
【桂枝湯(けいしとう)】うっすら寒気。汗あり。疲れる。ポイントは額や脇にしっとり汗をかいてる。 【銀翹散(ぎんぎょうさん)】寒気より熱感が強い。頭痛。薄ら汗あり。ポイントは喉の痛み。 【香蘇散(こうそさん)】うっすら寒気、汗なし。頭痛。ポイントは胃の気持ち悪さ。→
知っておいて。生姜は吐き気止めになることを。朝から胃がムカムカして気持ち悪い。そんな方には生姜湯がおススメ。 作り方→鍋に水入れる。皮ごと擦り下ろした生姜入れる。お好みでハチミツやレモン入れる。一煮立ちさせたら完成。 冷やして飲んでも大丈夫。悪阻にも使える。飲んでみて☺︎
気をつけて。エナジードリンクは命の前借りだから。元気になれそうだし強くなれそうな名前だけど、元気を増す飲み物ではなく消耗する飲み物。飲むと本来動けないはずの状態でも動けてしまうから、必要以上に気を消耗します。続けてると生命力まで消耗します。しんどかったら30分でも早く寝ましょ☺︎
なんと。夜中に起きてるだけで血が減ります。夜は血を作る時間。この時間に起きてると、日中以上に血を使う+血が作られない=血がどんどん減る。血が減って体を滋養できないと→疲れる、冷える、ダルい、火照る。心を滋養できないと→不安、焦燥感、動悸。夜更かしはダメージ特大です。ご注意を☺︎
「ダルくて動けない」の正体。ダルい。体が重たい。横になりたい。動きたくない。側から見たら怠けているように見える。でも動きたくても動けない。こんな経験ありませんか?ダルさは体の防御反応です。体を動かないようにして回復を図ります。ダルさは充電不足であり、動けないのは充電中です。ただ→
聞いて。薬を使わずに気象病を軽くする方法あります。それは「筋トレ」。特に低気圧による気象病には効果大。気圧が下がると山頂のポテチ袋のように体も膨らみます。血管も膨らむから血流が不安定に。これを制御しようと自律神経が頑張る。だから体にも心にも不調が出る。それでね→
新月に体調が悪くなるのは何故か。新月と満月は、月と地球と太陽が一直線に並ぶ時。引力が重なって最大になる時。潮の満ち引きが最大になるように、引力の影響で動きやすいのは水。人間の60〜70%は水分。体の水が動くことで血流が淀んだり悪くなる→それを調整しようと自律神経も頑張る→
ちょっと覚えておいてください。ネギたっぷりの味噌汁はほぼ風邪の漢方です。何故なら、風邪の初期に使う漢方「葱豉湯」とほぼ同じだから。葱豉湯の材料は葱白(ネギの白い部分)と香豉(発酵させた大豆)のみ。味噌汁に白ネギ沢山入れたらほぼ同じ。寒気を感じたらこれ飲んで早く寝れば大丈夫☺︎
『不安感が強い時はお腹を労る』 古くからお腹と心は繋がっていると考えられています。だから気持ちが不安定な時にはお腹を建て直す漢方を使います。 お腹の調子が良くなると、自然と気持ちも安定します。 不安感が強い…妙にイライラする… 気持ちが安定しないときはお腹を労ってくださいませ☺︎