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《露営之図》から《護国》までの約30年や、《長崎へ航く》《御旗》など多用される後ろ姿について考えを巡らせながら見た。《國之楯》は下絵も展示され見応えがある。同作の塗り潰された桜の花の迫力は実見してこそ。東京ステーションギャラリーの巡回展は10月9日から。bunpaku.or.jp/exhi_special_p…
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林さんは「対等な自由恋愛」「2人の関係が対等であった」と主張されているようですが、教員と学生の立場で、その関係が対等であるわけがない。美術手帖の記事、そして美術評論家連盟からどのような声明が出るのか、注視したいです。 twitter.com/hashizume_y/st…
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本日公開されたNHKの最高裁判所裁判官「国民審査」特集サイトがとてもいい感じ。審査対象の11人の最高裁裁判官が関わった主な判例のまとめには、今年6月の夫婦別姓訴訟はもちろん、「不自由展かんさい」裁判や、原爆症認定訴訟も。
www3.nhk.or.jp/news/special/k…
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ブロックチェーンによるノン・ファンジブル・トークン(NFT)で作品化された3DCG彫刻は「データ」ではなく「彫刻」なのかという問題を、Jonty Hurwitzが手がけた多光子リソグラフィーによる世界最小の彫刻が投げかける問いと接続したい。肉眼で目視できない彫刻は彫刻なのか。miraischop.com/2015/03/nano-s…
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電子機器を介してしか見ることができず、存在を確認することもできない彫刻があるとして、そんなものは実在する彫刻とは言えないと主張する人がいるかもしれない。では、一度も実物を見たことがなく、写真でしか見たことがない彫刻は、どうか。それが確かに実在する彫刻だと主張できるのはなぜか。
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結局のところ、彫刻の歴史とは彫刻を写した写真の歴史でしかないのかもしれず、それでも人は、ルーブルのダビデやバチカンのラオコーンや数十年待たないと開帳されない秘仏を、一度も実見したことがなくとも確かに存在すると信じている。そのような信頼性と真正性をNFTに提供できるのかが知りたい。
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本日行った記者会見についての、弁護士ドットコムニュースでの記事です。私が報告を担当した文芸分野、とくに評論に与えられる賞のジェンダーバランスにご注目ください。驚くべき内容です
芸術分野の賞、審査員も受賞者も「男性優位」調査で浮き彫り「ハラスメント増長する」bengo4.com/c_23/n_13876/
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某大学図書館に収蔵された私の編著に、ページ破損や汚損、悪意ある書き込みがなされていると知り、本に対してこれだけ憎悪を向けるならば、自分が刺されることもあるだろうと覚悟を決め、単著を出した。何とか生き延び、書くこと、本を出すことが、死を覚悟することではない社会を築きたい。
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UNHCRのサイトにて、ウクライナ緊急事態に特化した寄付ページが公開されました。寄付は「救援活動に充当」と使途が明記されています。大使館や銀行を通じたウクライナ軍への寄付とは別の支援方法を探している方に届きますように。UNHCR協会への寄付は税控除の対象にもなりますjapanforunhcr.org/campaign/ukrai…
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自分が彫刻だと思ってつくったものが、有事の際、金属が足りないのだ、と言われ、回収され鋳つぶされ、戦争のための武器に姿を変えるとき、もし私だったら、天地がひっくり返るくらい驚き、打ちのめされたと思う。戦争に勝ったらまたつくればいいだろうとは、到底考えられない。
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しかし、そう考えることができた人がこの国では「彫刻家」と呼ばれ、原爆が落とされた地に《平和祈念像》をつくることすら、できた。その連続性の中で彫刻史は紡がれ、教育が行われていることを、この時代にどうやって書きとめられるだろうかと、ウクライナ侵攻の報を見ながら考えているところです。
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私が芸大の修士課程を修了した2010年は今ほどSNSが台頭しておらず、それでも卒展・修了展で高評価を得ることが「作家になる」第一歩なのだという風潮は強くあった。これだけSNSで「話題」が可視化されるなかで卒業・修了の節目を迎える方々は、相当しんどいだろうなと思う。
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話題になること、たくさん声がかかることが賞賛されがちだけれど、それは一方で、型にはめやすい、管理しやすいということと表裏一体かもしれない。そういう交換可能なサイクルの一部品になるのではなく、交換可能でない何か、消費されにくい何かになることを目指したほうが、きっと人生は楽しい。
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2代目の伊達政宗騎馬像がついに。構造的に足首破断の恐れがあることは以前から指摘されていた。最初の像は金属類回収令で大部分が供出され消失。戦後に石膏原型から2代目の像がつくられた。作者はいずれも小室達。
地震 仙台城跡「伊達政宗騎馬像」傾く 馬の足が破断する被害 www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
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昨年立て続けに審査員仕事をして、とくに資生堂アートエッグ賞の審査では思うところがありました。端的に言って、昨年の資生堂アートエッグの入選者3人全員が、修了年度の近い東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻出身者、うちお2人が入選の決定権を持つ伊藤俊治さんのゼミ生。これは公正な選考なのか。
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霊感商法の商材としてあれほど多くの大理石製の壺や造形物をつくっていたのに、旧統一教会が国内に美術館をつくらなかったのが不思議ではある。旧統一教会の話題になると頻出する「壺」は陶製ではなく大理石製。韓国で産出される白色の大理石が用いられ、壺の表面には彫刻が施されている。
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その意味では「彫刻の問題」だと私は捉えているので、どのような彫刻家が関わっていたのかなど地道に調べています。