つらい時に自分の気持ちを分かってくれる人に、共感して話を聞いてもらいたいと願うのは危険です。他人は耳障りの良い優しい話しかしてくれないのが当たり前だからです。本当に大切なことは、自分の弱さを素直に自分で認めて、自分と対話して自分の中から見出すものです。答えは自分の外側にはない。
自分の間違いを素直に認めて、悪いことをしたと思ったらすぐに謝る。これができるかできないかだけで、信頼してもらえるかどうかが決まる。
「自分に自信がない」なんて悩む必要はない。自分に自信を持とうとして、自信満々になっていたらそれこそ傲慢というもの。本当に凄い人は常に謙虚なのです。自分で自分はできる!と思い込むのは傲慢でしかない。卑屈にならず、自信があるとかないとかではなく、やれるだけやり切ろうと決意すればいい。
何かを始めるのに遅いことはあっても、不可能なことは一つもない。やりたいと思った時が始め時です。
努力している人は、夢中になっている人には勝てない。「過程」が苦痛で「結果」のみが快感なことは、結局は過程が甘くなって大した結果にはならない。過程が快感で、結果がさらに快感なら遅かれ早かれ大きな結果に繋がる。成功する人は嬉々として成功している。失敗する人は嫌々として失敗している。
何に集中して、何をやらないかを決断しましょう。人生の時間は限られているのですから、どうせ全てはできないのです。「何もかもはできない」という限界を受け入れて、自分が本当に集中したいことに最大限の集中力を注ぎ込む事が充実した人生を生きる術です。
未来は自分の思い通りにはならないことを受け入れて、思い通りにはならなくでも今をよりよく生きて、より幸せになろうと決心することが幸せになる第一歩です。
批判なんて気にするだけ無駄。よく知りもしない人からの批判ほどいい加減なものはない。
自発的な他人への優しさは大切ですが、大切にするとつけ上がる人もいます。自分のことを大切にしようとしない人とは、勇気を持って離れよう。どんな間柄であれ、大切にしてあげようとしているのに、自分を雑に扱ってくるような人とは良い関係は築けない。関わると愛情搾取されるばかりで終わります。
不安はあなたを危険から守る為にある大切な本能。緊張することは、それだけあなたが本気であるという証拠です。不安を感じることは何も悪いことではありませんよ、不安を感じて逃げ出そうとするのが良くないことです。大丈夫、やれるだけやってみればいい。これまでだって何とかなっているのですから。
他人が自分をどう思っているのか、本当のところは自分には分かりっこない。変な憶測をして嫌われてるとか、変だと思われていないかとか、そんな心配をしなくてもいい。どう思われていようと、自分は自分、他人は他人です。ちゃんと思いやりさえあれば、どう思われていても大した問題にはなりません。
一緒にいてテンションが下がる人とは、どんな間柄であっても距離を取ろう。関わっていて、悪いことはあってもいいことは一つもない。
大丈夫ですよ、なるようになります。 今は目の前のことだけに集中しましょう。不安になって過去を悔やんだり、未来を不安に感じていたら、今できることがおろそかになってますます事態は悪化するばかり。大変な時は、目の前のことに集中するのです。
誰に嫌われようと、別に嫌われただけであって大した問題ではありません。なぜなら、特定の人たちにどう思われていようと、それはあなたという人間の価値に何の関係もないことだからです。嫌われることを恐れているのは、嫌われることで自分で自分を嫌いたくないと思っているからです。
辛かった過去を乗り越えたい気持ちはあっても、辛かった過去にしがみついて今のダメな自分を変えられない言い訳にしてしまうと、本当にダメなままでいることになる。辛かった過去を手放して、これからを生きましょう。今の自分は過去に何が起きたのかではなく、これからどうしたいのかで決められる。
自分を消耗させてまで、繋ぎ止めようとしないと切れる関係は不要。他人が自分から離れていくのかどうかは他人が決める他人の課題であり、自分の課題ではない。関係を切られないようにする努力ではなく、より良い関係をお互いに目指す努力が喜んでできる関係じゃないと、遅かれ早かれ必ず終わります。
嫌なことが起きても、過去の悲しい出来事を思い出しても、落ち込んでいるだけでは事態は悪化するばかり。起きたことはもうどうにもならないので、とにかく「まぁ、いっか!」と考えて、頭を早く切り替えることが正解です。頭を早く切り替えるには、他のことをとにかく始めることです。
耳が痛い図星なことを言われた時に、相手を非難するのではなくそれを認められる強さを持ちましょう。たとえこんな人に言われたくないと思ったとしても、図星ならそれは事実。耳が痛くなることを言ってきた人を非難しても何も変わらない。変えられるのは自分のことのみ。
誰だって人生は初心者。間違えることは当たり前なことで、間違えた時にどのように自分を改めるのかを考えるべきです。間違えないことを目的に人生を生きることは、まるでゆっくりと死に向かうだけの人生になりかねません。
嫌われることは自由になれるということでもあります。自分の好きなことをする為には、時に嫌われることを受け入れるべき時がある。誰からも嫌われない生き方というのは、誰からしてもどうでもいいくらい魅力のない人生を生きるということ。嫌われることは避けられないと割り切るから人生は充実します。
不安なことは考えるから余計に不安になるのです。不安そのものは何の実態もない幻想です。なぜなら、起きるかどうかはっきりとした根拠がないからです。どうせ根拠がないのなら、大丈夫だと自分を言い聞かせてしまいましょう。
他人のこと批判できるほどのヒマがあるような人は、99%が大したことのない人です。そして、人を批判する人は自分だけは1%に入っていると思い込んでいる。
他人から認めてもらったり、他人を論破しないと自信が持てないような意見なら、もうしがみつかないで捨て去ったほうがいい。自分の意見に本当に自信がある人は、他人の意見を否定したり、他人からの承認を求めはしない。
あなたの生き方は何も間違ってはいない。だから、自分の人生に自信を持とう。時に過ちを犯すこともあるだろうけど、あなたはあなたなりにその時点であなたができるベストを尽くしているのです。間違ったのなら、そこだけを正せばいい。間違えたからって、すべてが間違っていた訳ではないのだから。
友達がいるのかいないのか、友達が何人いるのかどうかは幸せとは無関係。惰性でみんなと仲良しごっこをして、孤独感を紛らわせるだけの生き方よりは孤独を楽しむ方が幸せです。