maromiso(@maromiso1)さんの人気ツイート(新しい順)

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今朝、ホテルの朝食会場で聞こえた会社員らしき8人の大声の会話: 上司らしき年配男性「台湾とかはまだ教育発達してないから国家資格とか機能してないし、云々…」 部下らしき男性「教育が行き届いた日本人が重宝される訳ですね」 一同「なるほどー」 日本は国際面の教育が弱いと改めて感じました。
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さらに、差別また教育という点では、女子ばかりが寒くて苦しいというだけでなく、それを見る男子の女性観への影響という視点からも問題だと思います。細かいと言う人もいると思いますが、どの方向から考えても、女子が制服にスカート一択の文化を続けることに前向きな点はないと思います。
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ましてや今日のような大寒波の中では、履きたくない人が多いことは明らかです。ファッション云々ではなく、体温を保つ為に寒い時に服を着るという人間という動物としての選択を制限する、それも性別によって、という理不尽を教える事が、未来ある子供達に必要だとは私には思えません。
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今朝、地元の高校の前を通りかかったら、極寒の中、学生達はスカートで登校していました。続いて中学の前を通りかかっても同様でした。このような苦行を強いて、子供達に何を学ばせたいのでしょうか。女性はどんなに寒くてもスカートを履く精神を持って大人になりなさい、ということでしょうか。
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そもそも社会的優位性や地位や勝敗やお金などの価値観にも違和感は強いですが、差別は良くないとか言葉の問題ではなく、性別や出身地や障害などの背景によって明白に辻褄が合わないことが多い社会は、そこを無視したとしても結局、色々と不自然で無理がある皆が生きにくい社会なのではないでしょうか。
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ここまで明白に辻褄が合ってない中で、例えば高い給与を得たり出世したり社会的に優位に立ったとしてどう感じればいいのか私には分かりません。変な例ですが、世界大会と称しているのに世界の半分の地域しか参加が難しいサッカー大会に出て目指せ世界一だなんだと騒いでいるように感じてしまいます。
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小中学校の成績に性別の差はなかった。なのに女性の方が、共働き世帯でも家事育児介護と仕事を合わせた総労働時間は長く、それでいて家事育児も介護も仕事も評価されず、平均給与も低く、役職に就けず、、、差別なんてないと言う男性は多いですが、この辻褄の合わなさを差別以外で私は説明できません。
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と色々と聞いた事情を打ち明けてくれました。母親不在で父親が子供の面倒見ることの珍しさに加え、子供や女性などが社会的に弱い立場に立たされ犯罪への恐怖まで日常的に感じざるを得ない現実。平和で安全な日本、私はこの幻のイメージから一旦離れる事が、真に平和で安全な未来に繋がると思います。
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昨年末、妻が仕事だったので息子と娘と3人で旅行に行きました。夕食にうどん屋さんに入ったのですが、そこで店員さんにどこから来たかとか色々聞かれたので答えていると、いや最近連れ回しとか物騒な事多いからあんちゃんみたいな大人の男性とお嬢ちゃんみたいな組み合わせ見ると不安になってもうて、
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いつもと同じようにテレビを見ていたら、ある時から突然自分の名前が笑いの対象になって、その日から名前を言う度に笑われるようになったらどうでしょう。差別とはそれが最初からある状態です。テレビなどでも未だに多様性を考慮すると自由が減る言われることがありますが、あまりに想像力が足りない。
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例えば経済的な部分では、私が住んでいた欧米の地域では物価上昇に対して収入も相応に増えていましたが、日本では収入の上昇が明らかに遅く、細かい部分だとお菓子などの食料品のサイズが10年前に比べて驚くほど小さくなっていたり一袋あたりの量が減っていたりと随所に苦しい現実が溢れています。
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多様性の面では、例えば欧米では汚い政治や戦争など古い価値観からの大きな出来事がある反面、差別や格差をなくす新しい価値観に変わるべきとの声が劇的に高まっています。対して日本では汚い政治等は次々明るみになるのに社会の方向性を変える動きは弱く、海外との相対的な差は劇的に広がってます。
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この経済の悪化と多様性軽視の組み合わせは、社会的な弱者がより激しく追い込まれる状況を生みます。なのにこの状況を実質的に生み出すエリート層は、日本は平和云々と非現実的な思考の中で自身のことばかり考えるという地獄。SDGsという言葉もありますが、流行りとかでなく日本は本気で変わる時です。
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10年ぶりに日本で暮らして強く感じるのは、言っても日本はまだまだ平和で住みやすいと言う特に中高年のエリート層の非現実感と、現在進行形でどんどん苦しくなりかつ将来への期待が全く持てないなどの経済的な不安が高まり、かつ多様性については海外との相対的な差の広がり続けている厳しい現実です。
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日本は、平和で安全。この言葉はただ、そう感じられる立場にいる人達が感じられない立場にいる人達を透明人間のように見ていない結果にすぎない。言葉を真実にしたいのであれば、まずは現実を見て社会を変えて行かなければなりません。平和で安全で誰もが生きやすい社会は、その先の未来にあります。
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開催中のW杯の会場建設等で外国人労働者が数千人亡くなったと世界で大きく報じられていますが、日本でも外国人労働者を差別的かつ過酷な環境で働かせている現実があります。日本は平和と言う人がいますが、差別や格差の上に成り立つ社会、そんな人間の醜さのど真ん中に日本もいるというのが現実です。
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インボイス制度にしても税制度そのものにしても、日本の文化も技術も経済もフリーランスや個人事業主や中小企業等が支えている割合がものすごく大きいのに、制度としては大企業や政府に寄りすぎており、結果として今の日本は「弱者が搾取されることで成立する国」となってしまっています。
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私はこの日本の子供や子育てに冷たい風潮はとても悲しい。他人を思いやる、日本にはこの素敵な精神があると思いますが、この精神が、子供また子供を育てる大人が他の大人を思いやるという一方通行にならず、大人が子供を思いやるという方向に働くことをもっと当たり前にしていきたいなと強く感じます。
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子育てをしていない人だってベビーカーを押していない人だってみんな大変、それは当たり前です。みんなそれぞれの人生を必死に生きているのだから当たり前です。しかし、それは世界のどこの地域でも共通です。違いは、社会として子供や子育てのことをどう見ているのかということだと思います。
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これは私が住んでいたアメリカやオーストリアに限らず旅先などでも多くの地域で共通していました。対して日本では、特に都市部では、誰だって大変という感覚からなのかも知れませんが、子供への優先順位は明らかに低い。子供が大人に迷惑をかけるなという空気がある場合も少なくありません。
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例えば、オーストリアではバスにベビーカーを押して乗り込むのに少しでも苦労していたら必ず誰かが助けてくれました。子供と乗車時に車内が混んでいても必ず誰かが席を譲ってくれますし、子供に対する優先順位は非常に高い。その背景には、子供は未来や希望そのものという感覚があるのだと思います。
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子供とは個人ではなく社会で育てるものだと私は信じますが、日本は子育てをしている人や子供に極端に冷たい。この点は、日本、アメリカ、オーストリアで子育てをしてきて強く実感します。子育てを手伝ってもらう前提で行動できない社会は、私は目指したくありません。 news.yahoo.co.jp/articles/4c7b0…
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上記のようなことを指摘すると、日本では細かいと煙たがれることがまだとても多いですが、上記のようなケースこそが差別の本質ですし、それに対して社会がどう対応するかこそが、この社会がどんな未来に向かうかを決定的に左右します。まずは最低限、差別に対する指摘には向き合う社会を作りたい。
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男性として生きていると、男性が女性に向ける様々な差別を見ないでいられてしまいます。その結果、女性差別なんてないといった感覚を持ってしまうことすらあります。しかし、現実は全く違います。差別を受けている側と、与えていたり受けていないマジョリティ側では見えている世界が全く違います。
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これは女性差別に限らず、ジェンダー、人種、障害など様々な差別に当てはまると思います。男性として、差別される女性の世界を見ないで生きてきた私は、吃音障害者としては健常者には見え辛い世界を生きてきました。勘違いしてはいけないのは、これは他人の事は誰も分からないという話とは違います。