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おれはとても就職先が決まっていない大学4年生とは思えないほどひょうきんで明るい
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おれはもうかなり死にたくても、これは気圧のせいで自律神経が一時的に乱れてるだけだからとか、扁桃体の過活動で不安感が強く出てるだけだからとか、沸き起こる希死念慮をただの生体反応として適当にあしらえるようになった
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おれは性格が暗いのに人と話したいという欲求が強すぎる
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おれがつまらない人間なのは勉強不足だからだ、読書量が足りないからだ、映画を観ていないからだ、と思って貪るようにコンテンツを消費している時期があったけど、別に何をしようとつまらない人間はつまらないままなんだということがただ鮮やかに浮き彫りになっていくだけだった
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おれは「"その歳にしては"絵が上手い」「"その歳にしては"賢い」という理由で評価されてきたため、23歳となり能力が年相応、むしろそれ以下になった今では、日々自分がオワコンであることを突きつけられ、苦しめられている
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生活の最大のコツ
⇒ 帰ってきてすぐ座らない
[理由] 一度腰を下ろしたら終わりだから
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最近、2007年生まれの子どもがもう高校2年生になるというのを知って度肝抜かれた。おれは1999年生まれだけどこのあいだまで高2だったから
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夜中におれと不安を部屋で2人きりにしないでほしい
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昔『海辺のカフカ』を読んだ時これはおれの小説だ…と思ったけど、それは主人公と同じ15歳のときに読んだからというのが大きくて、逆に成人してから読んだ『ライ麦畑でつかまえて』は16歳の主人公の内面世界にシンクロできなかったから、然るべき時期に然るべき本を読むというのはすごく大事だなと思う
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「就活」と「婚活」の広告出すのやめてほしい。おれはもう「活動」と名のつくものは一つもやりたくないから
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映画を観て、本を読んで、漫画を読んで、音楽を聴いて、お笑いを見て、自分はなにもやっていないのに何かやった気になって、YouTubeでオススメされた動画を再生して、ニュースを見て、あーとかえーとか言って、死んでいく
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このあいだ高校時代の友人にあったら、「たまたま打ったパチンコで20万近く当たってさあ、それで国民年金1年分まとめて払ったんだよ」という話をしてくれて、射幸心を持ちながら冷静さも兼ね備えているんかいと思った
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おれは血も涙もない人間だが、メルカリの購入品に同封されている直筆の小手紙やサンキューレターを処分できないという可愛らしい一面をもつ
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卒業文集の面白い人ランキングで2位をとった嬉しさが今でもおれを支え、2位をとった悔しさが今でもおれを奮い立たせている
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おれは「完璧主義者」なんかじゃなくて、ただ自分の無能力が露呈するのが怖くてどこにも足を踏み出せない、臆病で自己愛の強い普通のナルシストだったんだということがここ数年でよく分かってきた
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誰かと食べるご飯が美味しいとか夏の夜風が気持ちいいとかそういうことは思うんだけど、それはそれとして世の中の全てがめんどうくさい
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あんまり遅くまで起きてると漠然とした不安さん来るよ
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もう一度大学生に戻れるなら、自分から積極的に色んな人に話しかけて、色んなコミニュティに参加して、色んな挑戦と失敗を経験したい。当時の自分はあれもこれもくだらないと一蹴して、勝手に達観した気になって、結局そうして手元に残ったのは、自分の理解の範疇に収まるつまらないものだけだった
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全ての服装と全ての髪型が似合わない 逆菅田将暉になってきた
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そういえば、夢の中だと誰もマスクをしていない
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おれは本当にずっと「ゼロヒャク思考」が強くて、中途半端に手を出すんだったら初めから何もやらない方がマシだと嘯いて色んなことを避けてきたんだけど、これは何でも自分の思い通りにしたいという傲慢さと、能力不足が露呈するのが怖いという臆病のハイブリッドでしかないことがやっと分かってきた
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通りすがりの会話で「大学出てフリーターって、ほんと、おれもう終わってんすよ」と聞こえてきて、巻き添え事故でおれの人生も終わってることになった
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「自己肯定感が低いのにプライドが高い」という分析をよく見るけど、"自己肯定感"って結局、どれだけ自分を受け入れられるかという許容度の話だから、別に二つは逆説で繋がる要素じゃなくて、正確には「プライド(自分への要求)が高いから、自己肯定感が低い(自己受容ができない)」なんだよね