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このあたりで、安倍と不愉快な仲間たちに謙虚を学ぶ機会を与えてやらないと、国家総動員と大政翼賛が復活してしまう。戦前に回帰すれば、いずれまた戦後が巡ってくるのだが、そんな面倒な道程を辿る必要は全くない。
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自民党は「民・共」の共闘をもっとも恐れているので、破壊活動防止法まで繰り出して牽制しようとしている。自民が一番嫌がることをやれば勝算は高まるのだから、かつての土井たか子社会党のマドンナ旋風の再来を期し、山尾志桜里を党首に担ぎ、立憲連合を立ち上げるのが得策という意見に賛成。
403
「パンがないなら。お菓子を食べればいい」とマリー・アントワネットはいったが、「保育所に落ちた人は保健所へ行けばいい」と首相は思っているかもしれない。
404
国家への信頼が失われた状況では、代議制は実質的に機能しない。一国の指導者は独裁者になるか、官僚が談合し、傀儡に交代で政権を運営させるか、あるいは大衆人気に支えられたトリックスターの登場となる。それ以外の選択があるとすれば、社会民主主義しかなく、アメリカ人でさえそのことに気づいた。
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関東大震災が１９２３年で、満州事変が１９３１年。このタイムラグをそのままあてはめれば、２０１１年の東日本大震災から８年後の２０１９年には中国との軍事衝突が起きてしまう。そうなれば、翌年に予定されている東京オリンピックは中止。歴史はそんな単純な反復はしないとは思うけど。
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震災後、この国の自然や人々を滅ぼすのは国家だ、ということに誰もが気づいた。実際には国家がコトバの定義をねじ曲げ、人間関係を破壊し、戦争状態を作り出しているのである。
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市民に安全や平等や福祉、そして正しい情報をもたらすべき国家さえも、実際には市民を危険に晒し、富める者をより豊かにし、貧しい者をより貧しくし、未来のための蓄えを浪費し、情報を隠蔽する母体に他ならないことが明らかになった。
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過剰に政権寄りの公共放送は公平さに欠けるので、「電波停止」の対象になるということを政権の方はわかっておられますか？
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官房機密費をもらったジャーナリストは政権から頼られているようでまんざらでもない気分だったでしょうが、そんな安っぽい承認願望の満たし方でいいんですか？いくらもらったのか知りませんが、「私は政権に買収されました」と公言すれば、好感度が上がるので、おすすめです。
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政治経済の諸問題は極右の自画自賛で隠蔽されていますが、政権を支持して破綻を待つよりは選挙で反対票を投じた方が被害は少なくてすむでしょう。少なくとも政権の暴走を牽制する義務が有権者にはあります。
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集団的自衛権とは軍事同盟の言い換えなのであって、安保法案は７０年間の平和主義に別れを告げることにほかならない。国家の自殺なんて幇助したくない。原稿書き上げたから、オレもデモに行こう。
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市民がこれほど反対しているので、安保法案通せませんでした、わりい、とアメリカのジャパン・ハンドラーにペコリを頭を下げ、仲良く一緒に隠居するのが一番でしょ。
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意図はしなかったにせよ、市民に政治的覚醒を促したことだけは安倍政権の褒められるべき点だ。
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２０１５年８月３０日、国会を包囲するデモが行われ、アメリカの傀儡政権打倒の直接的な引き金になった。三十年後の教科書にはそう書かれているだろう。
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５月２日の朝日新聞のオレのコラムはここから読めます。
asahi.com/articles/DA3S1…
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毎日新聞の夕刊のオレのインタビューはこちらから読めます。
mainichi.jp/shimen/news/20…
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指導者は全部、無学であった。常識のレベルにさえ達していなかった。
太宰治「苦悩の年鑑」より
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本日NHKの「１００分で名著」ではオレがソポクレスの『オイディプス王』について偉そうに語っているよ。
小説書きです。家はバリアだらけです。徘徊癖あり。