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各国政府が戦争になぞらえるのは、この非常事態に利用しうるのが、本来は戦時体制として準備された法制度や組織ということは言うまでもない。
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かたや「戦争放棄」により戦時体制を否定してきた我が国が、他国のような戦時体制によらずこの局面に対処できるかは、不戦を誓った戦後憲法体制七十五年の真価が問われていることになる。
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国民の個人情報を管理せず戒厳令的手段に拠らず、これまで低い死亡者に押さえてきたことは、まさしく戦後憲法体制の成果と呼ぶべきだろうが、いままさに累卵の危機にあることは確かだ。左派的な用法に倣うならば、これは「護憲の戦い」でもある。
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この防疫が無惨に崩れれば、非常時に備えない戦後憲法体制そのものが、国民の生命財産を保護しえないものとして、主権者たる国民自身により棄却される可能性に直面するだろう。現下の事態はそういうことでもあろう。
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若い頃の報道で記憶してますが、1987年まで全土に戒厳令が敷かれていた国民党支配下の台湾は、基本的にろくでもない人権無視の独裁政権でした。それを数年のうちに民主政国家に改革し現在の先端技術国家に発展させたのが李登輝さんでした。一代の傑物に弔意を表します。
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伊400最年少乗組員だった高塚さん、戦後は復員船に乗り組んだことまでしか番組で触れられてないけど、その後は海上自衛隊で潜水艦部隊の再建に従事し三等海佐で退職されてるのですよね。 #歴史秘話ヒストリア
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あの戦争から得られる教訓があるとしたら、そのひとつは「昨日の戦争を前提にして明日の戦争を考えるな」だと思うんですよねえ。
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さして露出度も高くない環境省の萌えイラストに対する攻撃、ようするに表現様式それ自体が嫌悪と攻撃の対象になっているので、ナチスによる近代芸術弾圧と似たようなものですな。
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タイ国王が飼い犬のプードルを空軍大将に任じたという話を聞くと、この五百年というもの明白に駄目な暴帝愚帝が一人もいない本朝の方がかえって異常なのではないかと思ったりします。
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なぜか海外で有名になっている、日本で起きたとされる都市伝説「存在しない国から来た男」の元ネタについての記事。そういや佐々淳行の本にあったな。
note.com/taraiochi/n/n1…
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「キノの旅」や「魔女の旅々」みたいに旅する主人公が立ち寄った街で事件に巻き込まれて、ハッピーエンドとは限らない皮肉な人間模様のお話をもっと読んでみたいラノベ読者さん、古い作品ですがドラマ化もされた名作シリーズがありましてね。
「木枯し紋次郎」と言うんですが。
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最近だと赤穂浪士を単なるテロリスト扱いしてドヤる向きも多いが、それもまた現代的価値観を疑わない安直さを感じる。
赤穂浪士が英雄なのか凶賊なのか、それこそ当時の儒者たちの間でも評価が割れたのでいまさらなのである。それでは収まらない価値観の生きる時代だった。
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むかぁしコーエーの信長本の企画手伝ったとき、最初の打ち合わせで「なぜ光秀は謀反したんだろう」だったのが最後には「なんで光秀は辛抱してたんだろう」になったのを思い出した。
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んでその時に有坂純さんが指摘してたんだけど、信長政権は急拡大したものの統治機構も軍事機構も官僚組織が未発達で、もっぱら信長と家臣の人格的結合によって維持されていた属人性に脆さがあったと。
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「麒麟がくる」の信長と光秀のように人間的な信頼関係が破綻した時、フォローしたりリカバーする制度的な裏付けがないので謀反しか選択肢はない。
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なぜ勘違いしてる人がいるのかさっぱりわからんが、漢文教育って漢文体で記された過去の日本語文献を読みこなす技能だからな。
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昭和前期までは、漢文読み下し式の文語体がフォーマルな文体であった。漢文教育されてないと戦前の公文書とかも理解できなくなるのよ。
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昨日の「プロフェッショナル 仕事の流儀」はさあ、最終的に完成してヒットしてハッピーエンドだけどさあ。
クオリティ至上主義とやらに振り回されて関係者全員消耗した挙げ句に、誰も幸せにならなかったという例も世の中には転がってるわけでね。
何とは言わんけど。
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アメリカの新型コロナ肺炎の死者総数が南北戦争に匹敵しているという話だけど、我が国も累積9871人なので戊辰戦争の戦死者数に匹敵しつつあるんですよね。
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東京五輪、ロゴデザインにはじまり電通的なやり方がことごとく悪い方向に回ってる感じがする。
大手広告代理店のセンスと世間のトレンドが徐々に噛み合わなくなってきた亀裂がついに露呈したと言うか。
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なんつうか中央集権はじめたばかりの後発途上国で、将軍がポッケナイナイせず兵士に給与装備がきっちり支給される国軍を作った明治政府はえらいよな。
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これ3.11の時にも反米逆張り左翼の人たちが提灯持ちやってたので改めて言いますけど、タリバンを西欧物質文明対イスラムみたいな構図で見るべきじゃないと思います。