岩田由記夫(@IWATAYUKIO)さんの人気ツイート(いいね順)

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コロナウィルスを発端としてライヴハウスが攻撃に晒されている気がしてならない。小規模なライヴハウスに行った事もない様な人達がライヴハウス⁼感染源⁼悪みたいな話をしていると悲しくなる。音楽はコロナウィルスより強いし音楽が無くなると困る人は数が半端じゃない。ライヴハウスは悪者ではない。
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鮎川誠さんがこの世を去った。昨年6月、多分、病を押して僕の単行本『岩田由記夫のROCK&POPSオーディオ入門』の対談の為に駆けつけてくれて、それが最後の逢瀬となった。二人で聴いたローリング・ストーンズのレコードは僕が逝く時、天国の鮎川さんに届けたい。長い間、ありがとうございました。
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家人は約10年間、酷いパニック症候群と鬱病に悩まされてきた。元々45kg位だった体重も70kg近くなった。その間、掃除、炊事、洗濯など一切の家事を僕がやってきた。医者を変え良薬に巡り合え犬を飼い始めたら完治した。体重も元に戻った。心の病は絶対に治るので心当たりの方は諦めないで欲しいと思う。
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コロナウィルス肺炎で志村けんさんが逝った。直接お会いした数回だが挨拶程度だった。同じ音楽雑誌でディスク・レビューを担当していた時期がある。R&Bやソウルに詳しく新譜の紹介をしていた。忙しいのに自筆の丁寧かつ的確な評だった。彼の死はコロナに対しての警告だと思う。安らかにお休み下さい。
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逝ってしまった人への最大の弔いは思い出す事だ。その人を思い出す事によりその人が自分の心の中では生きていると確認できる。友人や肉親なら楽しい思い出を音楽家なら作品を聴き続ける事によりその人は心の中で生き続ける。齢を重ねて辛いのはそういった人が心の中でどんどん増えてゆくことだと思う。
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高橋幸宏がこの世を去った。YMO以前から何度となく逢った。逢うと音楽の話より釣りとファッションの話ばかりしていた。YMOの東洋的なファッションは彼の発案だった。釣りの話を熱く語る彼は真の釣り人であり少年のようだった。世界中が認めた名ドラマーだった。謹んでご冥福をお祈りします。
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エディ・ヴァン・ヘイレンが逝った。1970年代以降最も優れたテクニックを持つギタリストだった。初来日公演の際、バンドをインタビューした。HMバンドにありがちな悪ぶったところのない真摯なミュージジャンだった。ホテルでアカペラでFM番組用のジングルを無料で快く歌ってくれた。ご冥福を祈ります。
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今夜のお奨めは藤井風『LOVE ALL SERVE ALL』。とても良くできたJ-Popのアルバムだと思う。聴きたいと欲する人のど真ん中のストライクだ。彼の潜在能力をもってすればもっと音楽的に自己満足できる高みへ登れたかもしれない。それを多分、あえてしていない節操と階段を築く姿勢に称賛をおくりたい。
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(訃報)1968年、18歳からの親友で悪友だった頭脳警察のPANTAが今朝、この世から旅立ちました。頭脳警察結成直前、誘ってくれたのも良い思い出です。彼が残した日本ロックを少しでも長く伝えてゆきたい。今は悲しみのの中、そう思っています。長い間、ありがとう!
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今夜7時にようやく電気、携帯電話が開通しました。水道はまだ通っておりません。SNSで多くの方にお見舞いの言葉を頂き有難うございました。熱帯夜が続き被災するという事の辛さを初めて経験しました。こちらに移住して知り合った方達が氷や食料などを次々と届けてくれ人の暖かさを改めて感じています。
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ついに19時に水道が復旧しました。近隣では未だ停電、水道無し生活を強いられてる方が多くいます。京都から来た自衛隊が地域センターに風呂を設営してくれました。拙宅の屋根瓦の修理は全面張替えで4,5百万円かかるとの見積もりでした。この国では天災が人災になり泣きを見るのはいつも無辜の民です。
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無名時代、日比谷野音で逢ってから忌野清志郎とは20回以上会った。僕「ロックン・ロールで社会は変えられる?」清志郎「意識は変えられても政治は変えられない」僕「ならどうすれば?」清志郎「社会を変えたかったら選挙を棄権しない事。ロックン・ロールと投票の槍でしか社会や世界は変えられないよ」
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ライヴハウスを経営している友人達が有償で配信できるシステムをご存知の方を探しています。殆どのライヴハウスが閉店の危機に見舞われています。ミュージシャンはライヴがしたい。聴衆もいる。後は課金中継するシステムだけです。どなたかノウハウを持っている方はDMにて連絡頂ければ皆が救われます。
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インディー・オンエア番組は3月で終了しましたが(再開模索中)、引き続きインディーの皆さんの応援はしてゆきます。試聴希望の方はDM下さい。電話にてアドヴァイスします。良いと思った作品はメジャーへの推薦、SNSや連載媒体での紹介をします。自分たちの音源に自信のある方はこぞって聴かせて下さい。
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忌野清志郎とは政治の話も良くした。僕:選挙だね。投票行く?清志郎:当たり前だろう。投票に行かない奴こそ非国民、国民に非ずだ。僕:いつもどういう投票スタイル?清志郎:反権力!平和と愛に一票。原発作る奴だけは許さない。戦争したがってる奴も嫌いさ。僕:基本的に同意する(1980年代末の会話)
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#検察庁法改正案に抗議します この#が激増してる。コロナウィルス禍の今、不要不急の法案でないのになぜ急ぐのだろう?きゃりーぱみゅぱみゅが呟いたらファンからイメージと会わないという心ない抗議の呟きがあった。何を呟こうと支えるのがファンではないだろうか?彼女の言論まで縛る権利はないよ。
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パニック障害と鬱病が酷かった時に何度かセラピーを受けた。その中で今でも時々行っているのがまず幸せだった時の事を考える。次に不幸せだった時のことを考える。これを交互に何回も繰り返すというもの。騙されたと思い何回も続けていると不思議に心が落ち着いてくる。病に罹ってなくとも応用できる。
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音楽は弱者に優しい。落ち込んでいれば歌詞や旋律、サウンドが慰めてくれる。社会が弱者に強く当たれば励ます曲が生まれる。音楽に救われた方は自分も含めて数多いと思う。それは音楽が心と共振してくれるからだ。もし音楽が生活になかったら苦しい人は何を頼りにすれば良いのか?音楽の優しさは愛だ。
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終戦記念日です。亡くなった全ての方に黙祷を捧げ二度と戦争が起こらぬ様に祈ります。戦争は全てが悪です。許される戦争など存在しません。国家が戦争をするというのは究極の悪です。人と人が殺しあう事など絶対に許されません。人間に言葉があるのは話し合いで解決する様に天が求めたからと思います。
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忌野清志郎はいつも何かに凝ってた。カメラ、ほら貝、ウクレレ、シジミ汁、自転車、ポルシェ‥。会うたびにそれらを持ってきて見せてくれた。恥ずかしがり屋だった彼のコミニュケーション・ツールでもあった。ある取材で今凝ってるものと言いスタジオで大量のシジミ汁を作った。匂いに皆げんなりした。
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水道は未だに来てませんが電気と電話が通じたお陰でこうして呟いています。友人以外にもSNSで出逢った多くの方々が何か力になれませんかと言って来て下さり人情という言葉を改めてかみしめています。被災というのはあってみて初めて辛さが分かります。今回を教訓にし他で何かが起こったら尽力します。
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ギターが上達したいというDMをこれまで何通か頂いた。ギターが上達するには毎日弾くしかない。それを練習だと思わず仮想の聴衆の前で弾いてるとイメージする事だ。聴衆がいれば飽きたなんて言ってられない。この事はギターだけでなく全てに通じる。日々本番だと思いそれを積み重ねる人がプロになれる。
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過去の印税が入ってくるスーパースターはともかく何とか音楽で収入を得ている方にはこのコロナ・ショックは痛烈なダメージだ。聴く側の僕達にしてもライヴが観れない、CDが発売延期になるなど痛い。ライヴハウスの経営者も瀕死の重態だ。それを政治には強く理解して欲しい。エンタメは人のオアシスだ。
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寄り添ってくれる人や友人が現れなけれ音楽(芸術)を友にすればよい。歌の文句じゃないが孤独とだって友達になれる。心をすり減らしてまでして人と付き合うより音楽と戯れている方がどれほど心に負担がかからないことか。そうしていると不思議なことに人が寄ってきたり愛する人ができたりするものです。
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終戦記念日です。戦争体験をされた方が減りつつある中この日が風化しないことを願うばかりです。どんな戦争にも正義はありません。戦争は絶対悪です。戦争は合法的殺人を許す最悪の事態です。二度と過ちを犯さない為に終戦記念日を守って生きたい。戦争からは何も生まれない。そのことを肝に命じます。