ウクライナにネオナチは居るか?答え→居ます。それどころかヨーロッパのほぼ、どの国にも、アメリカにも居ます。そして彼らはごく少数です。この理屈を以って侵略できるなら、世界中どの国に対しても「ネオナチ国家」と言い掛かりをつけ、侵略することが出来ます。大変危険な言説です。
ニュークリア・シェアリングっていうのは、日本が核使用のボタンを米国と共有するということでは「全くない」ですので。ニュークリア・シェアリングを日本でもやろう、という血気盛んなご意見が沸騰しておりますが、日本が米国の核兵器を勝手に使用できる、というものでは完全に、全く違います。
日本でニュークリア・シェアリング論が沸騰しています。これで日本が準核武装できると思い込んでいる人が散見されます。仮にNATO的なニュークリア・シェアリングを日本が持っても、日本が核の発射ボタンを米国と共有できることは絶対に無いです。米国の許可が必要だからです。勘違いも甚だしいです。
ロシア料理に嫌がらせする人って、新大久保のコリアン料理店の店員に「竹島は日本の物だと思うか?」と詰め寄ってた、例のあの連中と変わらないよね。たまたま時節がロシアや韓国なだけであって、理論は無い。しかし「今なら叩いてもよさげな対象」を探す動物的嗅覚には若干優れる。
「78億人が暮らす世界は、一言では表現できない」という世界の複雑性に耐えられない人が陰謀論にハマっていきます。ならば新聞や本を読めば良い、と思うでしょうが読書習慣がなく、特に社会科学系統に関して無知。陰謀論者の共通した特徴です。だから動画で手に入るディープステート陰謀論がウケる。
私はウクライナ侵攻以降、沸いてきたディープステート論者を哀れな存在だと思っていた。勉強すればそれが陰謀論なのは自明だからである。だが、最近はこうも考える。彼らはそもそも「どうやって勉強したらよいのか」という根本に対して何も知らないのだ。目の前に陰謀論動画があれば押すしかないだろう
映画『ウィンター・オン・ファイヤー』(Winter on Fire)を観ました。ヤヌコビッチ側の警官が警棒で市民を殴っているところまでは、「まず」なんとか耐えられたが、ベルクトが出てきたからが地獄だった。しかしこれは地獄ではなくウクライナで現実に起こったことである。必ず観てほしい作品である。
有馬さんのツイートを補強しますとね。保守界隈には昔から「ポツダム宣言受諾は無条件降伏では無かった」論がありまして。その根拠がポ宣言の「五、吾等ノ条件ハ左ノ如シ」ですね。ほら連合国は条件付けてるじゃんと。所謂有条件降伏論です。彼はこれを言いたいのでしょう。ちなみに間違いですけど。 twitter.com/TetsuoArima/st…
保守界隈には独特の「言語」がありましてね。ポツダム宣言受諾は有条件降伏だったとか、WGIPだとか、盧溝橋も真珠湾もコミンテルンの謀略とか、インパール作戦はインド人に感謝されてるとか、明治憲法は今も有効だとか、一杯有るんですね。これをトンデモと切り捨てるのは本当に良いか?いいんです。
私の父方の祖母は、90代後半で死んだ。横浜で関東大震災を経験した苦労人だった。私が小学生の時、戦争について聞いた。祖母は決然として言った。「理由が何であろうと、真珠湾攻撃は日本が先にやった。戦争は絶対にいけない。戦争が良かったなどとはあり得ない」。私は孫として祖母を誇りに思います。
プーチンは今やウクライナ全土を欲す。兄弟国だ、と言っておきながらその兄弟に銃口を向けて撃つ。兄弟を爆殺する。それどころか核も使うと脅す。人権、人道、自由、民主主義…ありとあらゆる人類の確固たる進歩の果実を、プーチンは破壊しようとしている。今、プーチンを悪魔と罵らずにいつ言うのか。
私達日本人には、「まだしも」自由と民主主義があるからこそ、政権批判も権力批判も可能なのだ。この自由と民主主義は、人類が血と涙で勝ち取った権利である。その根底をプーチンは否定し、弾丸とミサイルと核兵器で破壊しようとしている。右翼も左翼も関係ない。団結してプーチンの侵略にNOを言おう!
3.11から、或いは新潟中越、東海村臨界事故、美浜蒸気噴出事故からずっとですけど、ほかの国では1000歩譲ってともかく、日本に原子力発電所は向かない。これはイデオロギーとかではなく、単にリスクが大きすぎる。いい加減学んでほしい。
ぜレンスキー大統領が米で真珠湾を引き合いに出すのは同情を引くために当然と言える。それよりも「真珠湾攻撃は、アメリカにやるように仕向けられた」とか「真珠湾攻撃は、自存自衛の為であり、侵略ではない」といった史観がこれだけ蔓延していることに驚く。
ゼレンスキー演説「真珠湾攻撃」言及でウクライナの支持やめる人の勘違い newsweekjapan.jp/furuya/2022/03…
私の息子の6歳の誕生日に贈るプレゼントを決めた。劇場版アニメ『はだしのゲン』のDVDである。戦争の背景を理解できなくとも、仮にその描写がトラウマになろうとも、6歳なら見せるべきだ。中沢啓治先生は6歳で被爆している。泣き叫んで悪夢にうなされても核の恐怖と平和の尊さを伝えるのが父の義務だ。
【連載:北海道新聞】”古谷経衡の考えるピント”「街にはびこる陰謀論」2022年4月5日掲載いただきました。
新社会人に必要なもの特集、みたいな記事を読んだ。スーツがどうの、マナーがどうの、ばかりしか書いてなく、一番重要な事が抜けている。新社会人に最も必要なのは県民共済への加入だ。年齢に比例して掛け金が高くなり、病気になると入れなくなる。今のうちに3大疾病特約を付けよう。払戻金もありお得
記事の最後に「いのちの電話」と入れればアリバイになっている、みたいな風潮、何とかならないものか。
私も鬱持ちなので、自裁の誘惑にかられる時があるが大抵は深夜だ。そこで記事の最後に必ず出てくる「いのちの電話」というのは、”午前10時~午後10時、午後4時~同9時”とあり、肝心な時、相談したい時は営業時間外である。意味がないとは言わないが、改善すべきだろう。載せれば良いものでは無い
私がラブホテルの記事を書くと、必ず「行く相手がいない」という反応があるが、私はそもそもラブホテルを一人で宿泊している通であり、この道20年余になる。ラブホテルはアベックが行くところではなく、男が一人で静かに風呂に入り、チューハイを空ける場所だ。
『シン・ウルトラマン』を観て、「面白かったけど、総集編、ダイジェストのようだった」と感じるその理由は、カットAとカットBが繋がっているようでいて繋がっていないからです。AとBの間に合理的移動を説明する演出が無いから、「総集編」っぽく見えるのです。それは演出上の重大な欠点です。