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IQ高い人って正直生きるの不利だとおもうんだよな。IQって別に大した役に立たないし大体は先天的なものだから子供時代から選民意識やら特別感やらプライドやらが余計に高くなっていて結局子供の頃はIQが高いとチヤホヤされていたけど今は卑屈で知識も実績もない良くわからんオジサンみたいになっちゃう
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今しんどいひとは、人生を「現実的」に考えすぎてる。ああしたらこうなるからそうすべき、とか。ぜんぶウソ。現実は、ぜんぜん現実的じゃないから。じっさい、「現実的なことを言うひと」は増えたけど、「現実を生きてるひと」はむしろ減ってるだろ。当然だよ。現実はもっと幻想に近いところにあるから
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元ヤク中が獄中で俺の本を読み、出所して奢りにきた。「捕まってよかった事ある?」と聞いたら、「読書の習慣」「現実が厳しい時は本に逃げられる」と言ってた。ひとの弱さって、現実から目を背ける事そのものより、目を背ける手段のバリエーションが少ない事なのかもな、と思った。多ければ依存しない
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「ポルノを見過ぎた童貞の弊害」的な話はセックス以外にも存在してて、たとえば、TVドラマで「恋愛ポルノ」を見過ぎた人間は、じっさいの異性愛を経験しても、「これは本当の恋じゃない!」とか言い出すし、結婚ポルノを見過ぎた人間も、やたら結婚のハードルが高い。ポルノと現実は分離して考えるべき
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メンヘラというのは、「私が辛いのは、〜のせいだ」と理由をつけたがる。そして、その理由も、「私だけの、特別な問題だ」と思い込んでいる。でもじっさい、その9割は「友達がいないだけ」なんだよな。友達がいなくて、ただ寂しいだけ。あらゆる問題は、きみに友達がいない、ということに起源をもつ。
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こないだ奢りにきた元ド・エリートの現うつ自殺未遂ニートが「人に勝ちたい、という気持ちはなかった」「ただ、優秀でない自分には何の価値もないから、生きるために優秀でなければいけなかった」と言っていて、向上意識って、たいてい自己否定の最終形態だから、強い自殺願望にも転じがちだな、などと
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「苦手なことは他人に任せる」って、理論的には正しくきこえるんだが、じっさい他人に任せて上手くいくのは、「自分でやっても上手くやれること」なんよな。なんにも手を出さずに、苦手なうえに理屈もよく分からない状態のまま外注すると、たいてい爆死する。じつは得意なことを他人に任せた方がいい。
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発達障害が許されてるんじゃなくて、発達障害でもその欠落を上回るほどの価値の提供をして許されてるすごいやつだけが目に入ってくるだけで、ただ約束を守れない物をなくすだけの人間は、昔のおれのようになにも約束をせず物をもたずにひとり放浪してろ、というメッセージを変わらず社会から感じますよ
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人気のSNSは、すべて「特別なひとになりたい」という、ひとの中にある根源的な欲望をガソリンにしている。TwitterもインスタもTikTokもぜんぶ同じ。SNSに夢中になってるひとは、みんな特別になりたいだけ。
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最近よくおもうのだけど、「一貫した意見を言うひと」が評価されすぎている気がする。一貫した意見を言うひとの半分以上は、「べつに思ってもないけど、一貫した意見を言っとくと信頼されるから、昨日とおなじようなことを言っておこう」という判断をしているだけで、むしろbotみたいなやつが多いよ。
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「こどもに信仰を押し付けるな」というのはまあ言いたいことは分かるけども、教育ってそもそも信仰の押し付けなので・・・。学歴教の過激派2世なんかは東大や医学部にいかないと破門ですからね・・・。
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こないだ奢りにきた肉堕ちヴィーガンが「親が超ヴィーガンで、2世として育てられた」「中1で内緒で肉たべた」「生き物うますぎワロタ」「好物はシラウオ生シラス丼アユの塩焼き」「個体数と生物感に比例し旨さ増す」と言っており、罪なきを願われ育てられた結果全て反転し罪を食い生きる妖怪になってた
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セミの交尾について調べてたらお前ら居た
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「ひとから影響を受けづらいひと」にも2種類あって、ひとつは「すでにあらゆる学びを得て生きてきたので、ひとから影響を受ける余地が少ないひと」で、もうひとつは「ひとから影響を受ける為に必要な素養・感性が欠落した、ただ斜に構えているひと」で、大半のひとは自分を前者と思い込んだ後者だよ。
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「宗教2世」が問題になってるけど、そもそも日本人は無宗教じゃなくて、「普通教」だからね。その教えは「皆がやっていることを黙って一緒にやれば、天国にいける」。だから、みんな普通になりたい。そうなるよう、小さい頃から、少しずつ刷り込まれてる。普通になりたい人は立派なカルト宗教2世だよ
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こないだ奢りにきた鬱抜け成功女が「セックスはすべて解決する」「夜はセックス。病む暇もない」「運動で健康も維持」「メシもうまい」「金もかからない」「割り切れば色恋のストレスもない」「それだけで気づけば鬱抜けする」「セックスはすべて解決する」と繰り返し唱えてて、汚れたお経みたいだった
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「女に生まれたらラクだったのに」という男は女に生まれても大して変わらないし、「男に生まれたらラクだったのに」という女は男に生まれても大して変わらない。うまく楽しく生きる人間はどんな環境にも存在し、そういうやつは「とりあえず生まれてしまったものはしょうがない」と諦めた所から覚醒する
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「仕事やめるって伝えます」「やっぱり上司に引き止められました」「こんど面談になりました」「やっぱダメでした」とかって報告してくるやつ無限にいるけど全員バカ、お前は仕事を辞めるんだ、辞めると決めたときから、そいつはすでにもう上司じゃねえ、上司と呼ばれていた何かだ
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「この人と話しても、つまらないな」と思ったときは、まず相手がつまらないのではなく、『目の前のひとに対して興味を持ち、勝手に面白さを見つけて、勝手に楽しむ力が自分に足りてないせいかも』と考えながら生きてる。 そしたら、石と過ごしても楽しくなった。
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大人になっても親を憎むひとは、今この瞬間から自分の意思決定のもと生きられる、という事実を拒絶し、「親が完璧でない」という当然の事実を、「親が悪い」と拡大解釈し、親を憎み続ける事で、あたかも「自分は何も選択できなかった」かのように捉え、責任を逃れる機関の発明を、どこかでし終えたひと
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「なんで女の人ってあんな意味わかんない粉とか液体を自分の顔面に塗りたくるのには抵抗ないのに野菜の農薬とかにはうるさいの?」とか子供の頃は平気で言ってたけど今は大人になったから言わなくなっただけでちゃんと思ってはいる
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こないだ奢りにきたパパ活援交女が「オジサンとセックスするだけで大儲けできて最高!」「バイトなんてもうできないです」「夜職も割に悪いし」「ところで、確定申告するんですけど、パパ活ってどう申告するんですか?」「え?援交って違法なの?知らんかった、ウケる〜脱税しよ」っつって笑顔で帰った
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幼い頃から「ひとに迷惑をかけてはいけない」のルールを強く信じすぎると、そのあと「私が生きるのは迷惑」という結論に達して詰むので、「ひとに迷惑をかけない工夫はすべきだが、仕方のない範囲は存在するので、迷惑をかけても許してもらえるように、ふだんから気前よく振る舞っておく」とかが良い。
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「ほんとうに賢いひとは、むずかしい言葉を使わずに、だれでも分かるように、かんたんに説明できる」ってのは、あくまで説明する側の心構えであって、説明される側の免罪符ではない。そして、それは「バカにも分かった気にさせる技術」であって、「分かりやすく説明する能力」とは、まったく別だから。
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「依存先を増やせば依存しない」というのは半分ウソ。もっと要素を分解しないと上手くいかない。むしろ、ただ闇雲に「依存先を増やす」と、逆に摂取できる回数が増えて、依存が加速する。重要なのは、依存する対象のバリエーションを増やすこと。『数』じゃないよ。もっと『種類』をバラけさせるんだよ