Attention_on_deck(@attention_on)さんの人気ツイート(古い順)

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承前 カンテミロフカ戦車師団(第4親衛戦車師団)は精鋭部隊で、潤沢な資金が投入されたはずが、横領等でカネは霧散。2016年の上層部視察前、駐屯地の工事は放置状態でガタガタ。「なんとかごまかしてくれ」と頼まれた業者は、慌てて目隠し幕を張ったりしたと(証拠写真も)。リアルにポチョムキン村だ。
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『トップガン マーヴェリックがヒットした影響で、今年は隊員の応募が増えるとの期待が防衛省内にはあった。しかし、「ふたを開ければ全くだめだった」と同省関係者は話す』 あのなぁ、荒唐無稽なハリウッド映画に「期待」する前に、組織挙げて襟を正すべきことがあるだろう。jp.reuters.com/article/japan-…
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ブチャの虐殺についての続報。NYTimesは、『露軍兵は、虐殺前に市民のスマホを奪い、それでロシアの知人に電話したのでは?』として、当時ブチャからロシアにかけられた全ての通話記録(!)を宇当局から入手。その電話番号等から、露空挺軍の第234空挺連隊の20人を特定。nytimes.com/2022/12/22/vid…
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MRJ/MSJの開発現場の要職にいた人々に取材した中日新聞の不定期連載『MJの本質』の第4部がはじまった。今回は三菱航空機の3代目社長、川井昭陽の証言。いきなり『現場を知らない親会社三菱重工が予算、人事、事業を全て握っていた。私はお飾りだった』と不満をぶちまけている。
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川井昭陽は技術畑で、MU-300の開発を経験。その経験から、型式証明取得の実務を知る技術者が絶対に必要、として、元ボーイングの技術者複数を招聘。しかし現場の三菱名航の40-50代の技術者らは(川井からみれば「素人集団」なのに)、誰一人として「先生」の助言を聞かなかったと。
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川井曰く「(三菱の技術陣に)根拠のない自信が蔓延し、『ピノキオ』になっていた」と。そして助言を聞かない彼らに呆れ、元ボーイングの技術者らは去っていった、ともある。
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三菱の技術陣に「慢心」があったとしか思えない話は他にも色々耳にした。例えばこれとか。で、結局はMRJは(小規模事業者のメンテ性考慮等の理由もあるとはいえ)複合材製の主翼を断念しアルミ製に設計変更したというオチがある。twitter.com/attention_on/s…
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川井が三菱航空機の社長となったのは2013年1月。2008年の開発ローンチから既に5年経っていたが、その時点で、厳しい型式証明取得の最新の実務を知る人間が誰もいなかったということか。さらに「お雇い外国人」の助言も無視したと。結局、あとでほぼ全面的に再設計する羽目に陥った。
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とはいえ、三菱よりも、審査する側=日本の航空局JCABのほうがもっと酷い「素人集団」だった、的な話もあるので、三菱だけの問題ではないが。
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追記 『MJの本質 第4部』の2日目。三菱内部では、かつて零戦等を手掛けた『名航』が王様で、ミサイル等を手掛ける『名誘』は格下、的な意識が強いらしい。名航出身が多い現場の連中は、元名誘所長の川井を軽視する雰囲気があったと。バカバカしいが、私も会社員なので笑うに笑えない。
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初号機に実用衛星を載せることはたしかにリスクがある。この決定に至った経緯は検証されてしかるべき。 もし成功していたら、そうしたリスキーな決定はきれいさっぱり忘れ去られ、「少ない予算で頑張った」的なお涙頂戴系感動物語として消費されてオシマイだったろう。
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そしてそれは「こんな少ない予算で、しかも初号機から実用衛星を載せる日本凄すぎる!」的な、不正確で幼稚でバカげた日本スゴイ論に容易に転化しただろう。