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「かつて、パラシュート部隊のように膝を抱えて集まったわたしたちは、互いに銃を向けることはしない。それぞれの戦場に降り立って、生きて、この年になって、誰かは出産して、誰かはそうではない。」この言葉の感性は、永井玲衣さんならでは。このエッセイ読んで。
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安倍元首相の政治的”負”の遺産の一つ「ウーマノミクス」をまとめた記事。女性の雇用機会が伸びたと称えられてるが、実態としては女性管理職の登用は未だかなり限定的で、女性新規採用については大半がパートタイムや契約社員などの非正規雇用。国内でもっと報道されてもいい。
bloomberg.com/news/articles/…
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ブルームバーグのデータによれば、2020年9月時点で日経平均株価指数を構成する企業全体の取締役ポスト2410人に対して、女性の登用実績はわずか258人。つまり日本で取締役会に占める女性の割合は14%。これは米国の取締役会の女性比率32%よりはるかに下回る(SA&P500種株価指数構成企業)。
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エミリ・ディキンスンは没後「発見」されてアメリカを代表する詩人となりましたが、生前はジンジャー・ブレッドなどのお菓子名人として知られていたらしい。レシピの裏に詩が綴られてる。精神の糧である言葉が肉体の糧であるパンやケーキと同じくらい大切だったことが分かる。
openculture.com/2015/07/emily-…
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岡野八代氏が鋭く自己責任論を批判。「山上容疑者は進学校に通い、資格を取り、自衛隊で働くなど、生きる力が強い」かもしれないが「母親が作った負債に、責任などとれないわけです。にもかかわらず、彼はなお…責任をとろうとしていたように私は感じました。」良記事です。
asahi.com/articles/ASQ8M… #
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特権のある人は「マイノリティーの人が後方にいたら、善意を込めて「何やってるの?こっちこっち~」なんて言うんですけど、そこではドアが開いていない。そのことが見えないわけです。そうなると、逆に「ここまで来られないのはあなたが悪いんだ、努力不足だ」と…」良記事。
nhk.or.jp/heart-net/arti…
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日本の女性たちの間に分断があるとすれば、それを「歴史的に形成されたと知ることが重要」と菊地夏生さん。80年代に第3号被保険者制度ができたことによる女性の二者択一問題が分断の根っこにあると気づかせてくれる良記事です。
助けあえない日本人女性、「分断」が進んだ背景toyokeizai.net/articles/-/614…
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10月6日のノーベル文学賞発表に向けて受賞が期待されている作家らを紹介する良記事がでてます。村上春樹、多和田葉子、中国の閻連科、ロシアのリュドミラ・ウリツカヤ、『存在の耐えられない軽さ』で知られるミラン・クンデラ、そして『誓願』のマーガレット・アトウッドなど。yomiuri.co.jp/culture/202209…
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「山口県教委は6日、安倍晋三元首相の国葬に際し、県立学校61校に「国葬当日は半旗掲揚とする」などと求めた通知について「職務命令だった」とし、正当な理由なく従わなかった場合は処分の対象になるとの見解を示した」これが現実だなんてオーウェルのディストピア世界だよ。
mainichi.jp/articles/20221…
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英オックスフォード英語辞典が毎年選定している「今年の単語」、なんと今年から世界中の人々の投票によって選定される。2022年の最終候補は、(1)コロナで普及した”ゴブリンモード”(怠惰や反社会行動), (2)”メタヴァース”,(3)ハッシュタグで連帯を表す“# IStandWith” の3つ。
theguardian.com/books/2022/nov…
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欧州では”国”は緩くなっていたのが、多和田葉子さんいわくコロナ禍で「自転車で通れたデンマークの国境も、歩いて行き来していたポーランドの国境も閉じられた。消えつつあったナショナリズムが、突然のように復活した」多和田さんの3部作にはこのような傾向への批判がある。 book.asahi.com/article/147702…
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今さら「ホモソーシャル」について人に聞けないという方がいたら、ぜひこちらの西井開さんの連載第2回エッセイ読んで。「からかい」が米文学者イヴ・セジウィック著『男同士の絆』の概念とどう接続するのかを分かりやすく解説しながら「からかい」の事例を掘り下げています。
ikinobirubooks.jp/series/nishii-…
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カズオ・イシグロの脚本で、黒澤明監督の不朽の名作『生きる』(1952年)が『生きる LIVING』として映画化。舞台は第二次世界大戦後のイギリスへ。「余命半年」の主人公ウィリアムズはどう「生きる」のか。本年度アカデミー賞の有力候補らしいです。2023年3月31日より全国公開。
ikiru-living-movie.jp
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『ケアする惑星』の書影出ました。キャロル・ギリガンによるアンネ・フランク論からドーナト『母親になって後悔してる』を経由したオースティン論までケアで読み解いてます。”他者へと関心をさし向ける”ガヤトリ・スピヴォクの惑星的思考がテーマです。よろしくお願いします。
amazon.co.jp/dp/406529682X?…
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『生きる』についてイシグロとビル・ナイがインタビューに答えてる。黒澤映画の大ファンだったイシグロがその翻案映画を制作することは「引き裂かれるようだった」。原作に忠実でありたいと思う一方、それを否定して刷新しなければならない。ビル・ナイにその抑圧はなかった。
wnyc.org/story/bill-nig…
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「超過激なフェミニストかつクィア」というZ世代がTikTok で生み出しているBimbo文化についての竹田ダニエルさんのご論考とても啓発されました。「シス・ヘテロ男性中心的な社会によって決められた理不尽なルールへの絶望…「自由に生きたい」…という叫びを投稿している。」 gqjapan.jp/culture/articl…
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加賀乙彦さんが亡くなられた。大学で犯罪心理学や精神病理学を専攻、拘置所で医務部技官として拘禁心理を研究し『宣告』では「死刑囚の心理を描き、信仰と人間の救済を見つめた。」呼びかけ人の一人として「脱原発文学者の会」を発足させ社会問題にも積極的に発言されていた。
nordot.app/98807458073347…
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黒沢明監督の『生きる』のアダプテーション『Living』の脚本を手がけたカズオ・イシグロが米アカデミー賞の脚色賞部門に、主演の英俳優ビル・ナイが主演男優賞部門にそれぞれノミネートされた。ノーベル賞、ブッカー賞を受賞したイシグロが次はオスカーノミネートなんて凄い!
thewrap.com/living-oscar-n…
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男性が多弁だと「面白い」となるが、女性が多弁だと「おしゃべり」とネガティヴに表現されるこの不可解さについていずれケアの視点から書いてみたい。議論の場ではいつも人数でも、口数でも、男性が支配的になりがちで、いつしか私は意識して発言をするようになりました。そのことをわかってほしいな。
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英作家カズオ・イシグロの長編小説『忘れられた巨人』がギレルモ・デル・トロ監督によってアニメ化されるとのこと。英テレグラフ紙の取材で、デル・トロ監督は「次のストップモーション・アニメ作品は『忘れられた巨人』になる。デニス・ケリーと脚本を書いている」と伝えた。
awn.com/news/guillermo…
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「「チャーリーとチョコレート工場」に登場するオーガスタス・グループの容姿は「巨大」(enormous)と表現され、全ての本から「太った」(fat)という言葉が削除された。...スーナク首相は「修正ではなく維持」されるべき」と。文学の言葉が変えられてしまうなんて前代未聞では。
bbc.com/japanese/64715…