「検証されるまでがオリンピック」。『#世界』11月号、新聞14紙の読み比べに基づく幅広い時事ネタで人気のプチ鹿島さん(本誌初登場)が、この夏の東京五輪・パラリンピックを採点。2016年8月リオ五輪の閉会式から遡って検証します。「安倍マリオからずっとうさん臭かった」。投票前にぜひご一読を。
「分配なくして成長なし」。与野党ともにそんな言葉が多く飛び交った、今回の選挙。しかし現実は‥。『#世界』11月号、新村聡さんの「平等と公平はどう違うのか−新自由主義から福祉国家へ」。この論考に、その矛盾の本質が鋭く指摘されています。必読です。
#世界』12月号は11月8日発売です。第一特集は「学知と政治」です。菅首相が日本学術会議の新会員候補6名の任命拒否をした問題から1年。しかし未だに撤回も説明も解決もされない状況です。特集では、政府が学問の自由と独立を侵してまで「外すべき」とした方たち6名全員が寄稿。ぜひお読みください。
辛淑玉さんの手記的論考「『ニュース女子』事件とは何だったのか」『#世界』12月号。低劣なヘイト番組が地上波で流された事件で、辛さんへの賠償を命じる判決が下されましたが、より本格的にもっと深刻に受け止めるべき事象であると考えます。ぜひ読んでほしい論考として、本誌冒頭に掲載しました。
本日12/15、森友公文書改ざんをめぐる訴訟で、国は赤木雅子さんの請求を認め幕引き。真相究明に対しフタをしました! 誰が命じ誰がどのように改ざんしたか。『#世界』1月号、金平茂紀さん「赤木ファイルを読む」では、その悪の構造を確実な証拠と共に示しました。なかったことには絶対にできません。
新年早々悲しいニュースをお届けしなければなりません。1973年から88年まで『#世界』で15年に渡り「韓国からの通信」として韓国軍事政権の民主化運動弾圧の実情を伝え続けた「T・K生」こと池明観さんが1月1日に逝去されました。ご冥福をお祈りします。mainichi.jp/articles/20220…
昨年8月の京都の在日朝鮮人集落、ウトロ地区への放火事件で、12月に20代の男性が逮捕・起訴。民族など特定の集団に危害を加えるヘイトクライムは、日本社会の差別に対する無関心によって支えられている、と中村一成さん。『#世界』2月号「京都・ウトロ地区放火事件—問われる『ヘイト犯罪』への対応」。
Netflixドラマ『新聞記者』が話題になっていますが。こちらはドラマではありません→『#世界』2月号、金平茂紀さん「『赤木ファイル』を読む(中)」。赤木雅子さんが提訴した裁判に、国側弁護団から突然の「認諾」。認諾、し金も払うのでこの件はもう終了せよと?「ふざけるな」。怒りの連載をぜひ。
定期購読者には既にお手元に届いているかと思いますが、『#世界』3月号の発売日は明日2月8日です。今月号の特集は「経済安保の裏側」、そして「維新の政治—『改革』の幻惑」です。また、安田菜津紀さん「ルーツを巡る旅、ヘイトに抗う道」、工藤律子さん「フェミサイド」と新連載もスタート!
#世界』3月号は2月8日発売です。第一特集「経済安保の裏側」はナショナリズムの論理を経済分野にまで及ぼそうとする動きの裏にあるものは何なのかを特集します。第二特集は「維新の政治—『改革』の幻惑」。維新の「身を切る改革」とは何か。切られる側が維新を勝たせてしまう心理と論理とは?
「国は取り返しのつかないことをやってしまったのである。為政者たちや法曹関係者たちはこの事態を深刻に受け止めるべきだ。この事態を許してしまった行政府と司法府、そして立法府に対する国民の信頼は、大いに棄損された。」(『#世界』3月号 金平茂紀「赤木ファイルを読む」)
発売直後から大変な反響の『#世界』3月号、青木理さん・ルポ大川原化工機事件。噴霧乾燥機開発を行う同社が「規制に反する機器を中国に販売した」と疑いをかけられ2017年頃から公安警察に家宅捜索、社長ら3人が逮捕・拘留。典型的な人質司法で「経済安保」の名の下で行われた悪質な冤罪事件です。
#世界』3月号は発売直後から大変な反響を頂いており、ネット書店では軒並み在庫切れの上、ついに本社在庫も売り切れに。申し訳ございません。書店ではまだお買い求めになれますのでぜひお近くの書店をご確認ください。また確実に手に入る定期購読もぜひご検討ください。iwanami.co.jp/magazine/subsc…
#世界』臨時増刊 「ウクライナ侵略戦争」にご寄稿いただいた平和構想研究会のみなさんが「憲法の原則を逸脱し戦争への危険を高める自民党「安保提言」に抗議する」緊急声明を発表。緊急声明への賛同者も広く募っています。詳細はリンク先を。facebook.com/heiwakosoken/p…
#世界』7月号、青木理さん「警察国家に向かわぬために」。この10年ほどで急激に連動が進んだ政権と警察の権力は、もはや保つべき一線をとうに超えています。本記事に記述される事項それぞれは既に知っているものでも、俯瞰して見るとその恐ろしさがはっきりとわかります。今その芽を摘まなければ。
公共サービスで利益が出れば、より手厚いサービスの補強へと回されるけれども、民間企業では利益は株主への配当に回されます。保育事業の民間企業参入で、創業者には一億円以上の配当金?!  保育士の労働環境は悪化するばかり…。『#世界』7月号小林美希さん「保育で儲ける企業」。必読です。
『世界』という雑誌名、エゴサでの見つけにくさが尋常ではない。創刊時にはインターネットなど存在せず、GoogleもTwitterもなかったわけなので……。#世界 #岩波世界
安倍元首相の「国葬」の問題について考えるためのオンライン・シンポジウムが、19日14時~に開催されます。 パネリスト 石川健治(東京大学) 片山杜秀(慶應大学) 國分功一郎(東京大学) 白井聡(京都精華大学) 三牧聖子(同志社大) 山口広(弁護士) 詳細・申込みは↓ sites.google.com/g.ecc.u-tokyo.…
本日の国葬で自衛隊音楽隊が演奏するとされる「国の鎮め」「悠遠なる皇御国(すめらみくに)」…。国家神道の亡霊が蘇ったかのような状況に戦慄した人も多いのでは。『#世界』10月号島薗進さん寺島実郎さん対談「宗教が政治を支えるとき」では、一体化する国家権力と宗教の問題を改めて問うています。
『世界』12月号は明日8日発売です。特集は「カルト・宗教・政治」と「分断された国際秩序」の二つ。日本の政界を揺るがしてる大問題にメスを入れるとともに、戦争の時代に突入したかのような世界情勢と向き合う――その他にも、円安、安楽死、オリンピック、注目の判決……と、力強い論稿が満載です。
「まだまだオリンピックは終わらない」と語る論稿が、もうひとつ。森まゆみ「神宮外苑は「創建の趣旨」に立ち返れーー神苑を壊すオリンピック後の再開発計画」です。樹木を多量伐採する開発計画に対して、様々な異論が出ている理由とその背景を詳しく解説しています。#世界 #岩波世界
「反撃能力」という「戦力」を容認する国家安全保障戦略の改定によって、自衛隊と米軍との関係は大きく変わり、憲法九条第二項は死文と化し、その規範性は失われると説く阪田雅裕「憲法九条の死」。立憲主義を否定する政治の動きから目を逸らしてはならない。#岩波世界 #世界
「冷笑」と批判されながらも他方で熱烈に支持される理由とは? その思考の特徴=「情報強者」として斜め下から権威を批判する「プログラミング思考」の内実と問題点、そしてリベラルの課題を内在的に検証。 伊藤昌亮「ひろゆき論ーーなぜ支持されるのか、なぜ支持されるべきではないのか」#岩波世界
〈特別公開〉ひろゆき論――なぜ支持されるのか、なぜ支持されるべきではないのか | WEB世界 話題を呼んだ伊藤昌亮「ひろゆき論」を、増補改訂のうえwebで特別公開しました。『世界』誌面で読まれた方も、『世界』って何? という方も、ぜひご覧ください。#岩波世界 websekai.iwanami.co.jp/posts/7067 twitter.com/WEB_SEKAI/stat…
大江健三郎さんは『世界』誌上にも数多くの文章を寄せられました。岩波新書@Iwanami_Shinshoとして刊行されている『ヒロシマ・ノート』(iwnm.jp/415027)『沖縄ノート』(iwnm.jp/415028)も、『世界』での連載をもとに書籍化したものです。謹んでお悔やみ申し上げます。 twitter.com/Iwanamishoten/…