#世界』8月号掲載「何が問題なのかわからない白人の友人たちへ」。「私たちフランス人は人種差別主義者ではないが…」(ヴィルジニー・デパント)冒頭で畳みかけられるリフレインに、既視感を感じる人は多いかもしれません。谷口亜沙子さんの解説と共にぜひお読みください。twitter.com/WEB_SEKAI/stat…
内橋克人さんが、特に懸念を示していたのが労働の規制緩和の問題。それは「働かせ方の自由であり、働き方の自由ではない、働く人々が企業にとって都合の良い調整弁となっていると警鐘を鳴らし続けた」(『#世界』11月号 国谷裕子さん「内橋克人さんが伝えてきた言葉」より)
「冷笑」と批判されながらも他方で熱烈に支持される理由とは? その思考の特徴=「情報強者」として斜め下から権威を批判する「プログラミング思考」の内実と問題点、そしてリベラルの課題を内在的に検証。 伊藤昌亮「ひろゆき論ーーなぜ支持されるのか、なぜ支持されるべきではないのか」#岩波世界
無期限の長期収容など悪名高き日本の入管制度の下で多くの外国人が人権侵害を受けています。この秋成立の恐れがある入管法改定案には、送還に応じないものを「犯罪者」として罰する「送還忌避罪」までもが…。『#世界』8月号、指宿昭一さん「人権無視の恐るべき入管法改定案」、ぜひお読みください。
「「コロナはもう終わった」かのような世間と、ひっ迫した医療・介護現場の大きなギャップ。……浮き彫りになったのは、「無かったこと」のように切り捨てられていく高齢者や社会的弱者の姿だった。」 和田秀子「死者最多のコロナ第八波ーー切り捨てられた高齢者」#岩波世界
#世界』11月号、第二特集は「入管よ、変われ」。「ウシュマさんの生の軌跡、死の真相」安田菜津紀さん「入管施設とその戦後史を歩く」安田浩一さん「入管改革への課題」水上洋一郎さん、ほか「未来入管フォーラム」の木下洋一さんインタビューほか。私たちが目をそらしてはいけない問題です。ぜひ。
9月8日発売の『#世界』10月号の特集は「攻撃する自衛隊」。専守防衛の原則のもとこれまで封印されてきた「敵基地攻撃能力」を政府は検討し始めました。「敵」に認定する前に東アジアを安定した地域にするかを議論するべきでは? 平和主義を食い破る〈軍事合理性〉という妖怪に対峙する緊急特集です。
昨年8月の京都の在日朝鮮人集落、ウトロ地区への放火事件で、12月に20代の男性が逮捕・起訴。民族など特定の集団に危害を加えるヘイトクライムは、日本社会の差別に対する無関心によって支えられている、と中村一成さん。『#世界』2月号「京都・ウトロ地区放火事件—問われる『ヘイト犯罪』への対応」。
『世界』6月号が明日5月8日に発売となります。特集は「現代日本のSNS空間」と「もうひとつの資本主義へーー宇沢弘文という問い」。そのほかも注目論考が目白押し。詳細な目次は次ツイートで紹介します。#岩波世界
安倍元首相の「国葬」の問題について考えるためのオンライン・シンポジウムが、19日14時~に開催されます。 パネリスト 石川健治(東京大学) 片山杜秀(慶應大学) 國分功一郎(東京大学) 白井聡(京都精華大学) 三牧聖子(同志社大) 山口広(弁護士) 詳細・申込みは↓ sites.google.com/g.ecc.u-tokyo.…
定期購読者には既にお手元に届いているかと思いますが、『#世界』3月号の発売日は明日2月8日です。今月号の特集は「経済安保の裏側」、そして「維新の政治—『改革』の幻惑」です。また、安田菜津紀さん「ルーツを巡る旅、ヘイトに抗う道」、工藤律子さん「フェミサイド」と新連載もスタート!
この9月、国連の恣意的拘禁作業部会は日本の入管における収容は「自由権規約等に違反」と見解を発表。この問題について『#世界』では繰り返し伝えてきましたが、12月号掲載「日本の入管政策は国際法違反! 国際人権基準から考える」。駒井知会さん、申惠丰さん、安田菜津紀さんの鼎談は、必読です。
#世界』3月号は2月8日発売です。第一特集「経済安保の裏側」はナショナリズムの論理を経済分野にまで及ぼそうとする動きの裏にあるものは何なのかを特集します。第二特集は「維新の政治—『改革』の幻惑」。維新の「身を切る改革」とは何か。切られる側が維新を勝たせてしまう心理と論理とは?
近代日本の公娼制度のもった加害性、および、日本軍慰安婦への軍の積極的関与を否定したラムザイヤー論文に対し、日本の研究者による緊急声明が出されました。 「私たちは、この論文が専門家の査読をすり抜けて学術誌に掲載されたことに、驚きを禁じ得ません」。 fightforjustice.info/?p=5103
#世界』7月号、青木理さん「警察国家に向かわぬために」。この10年ほどで急激に連動が進んだ政権と警察の権力は、もはや保つべき一線をとうに超えています。本記事に記述される事項それぞれは既に知っているものでも、俯瞰して見るとその恐ろしさがはっきりとわかります。今その芽を摘まなければ。
#世界』臨時増刊 「ウクライナ侵略戦争」にご寄稿いただいた平和構想研究会のみなさんが「憲法の原則を逸脱し戦争への危険を高める自民党「安保提言」に抗議する」緊急声明を発表。緊急声明への賛同者も広く募っています。詳細はリンク先を。facebook.com/heiwakosoken/p…
#世界』11月号は10月8日発売です。第一特集は「反平等」。今、世界では、破壊と格差増大の新自由主義から、新たな社会と経済のあり方を模索する流れが生まれています。一方日本では、未だ自己責任論による格差と差別が未だ正当化され…。特集では、新自由主義の病理としての「反平等」を考察します。
ラムザイヤー論文については、研究者達がその典拠を一つ一つ洗い直した結果、不適切な引用や基本的な事実誤認といった内容以前の問題が多く指摘されており、すでに掲載延期が決定しています。 今後何かの主張の根拠として、この論文を使うことはできません。 apjjf.org/2021/5/Concern…
コロナパンデミックは、世界に存在する格差や不公正を改めて可視化しました。多額の公的資金を得、莫大な利益を得てなお生産量や配分先などの契約決定権も独占する米国製薬企業は各国の政策にも大きく影響を与えています。『#世界』9月号、内田聖子さん「パンデミックが映す命の格差」。必読です。
「搾取と廃棄」ではなく「ケアと修復」の論理を! 『#世界』9月号、ナオミ・クラインとアルンダティ・ロイ、二人の女性作家が、コロナと気候変動で浮き彫りになったこの世界の構造的不平等を語り、あるべき未来を指し示します。本質的で瑞々しい言葉の力に圧倒。エンパワメントされます! ぜひ!
日本軍「慰安婦」や朝鮮人強制連行をめぐって、歴史教科書に用いる単語に政治が介入しようとしています。近現代の歴史認識にかかわる「言葉の使い方」を政治が決定することを認めてよいのでしょうか。『#世界』8月号、「教科書への新たな介入」石山久男さんの報告です。
工事現場で茶碗のかけらが出れば文化財保護法によって工事が止まるのに、戦没者の遺骨が出ても工事は止まらない。「戦没者の遺骨は茶碗のかけら以下というのが、沖縄の実情なのです」。『#世界』6月号「戦没者のの尊厳は守られなければならない」具志堅隆松氏。
SNSで拡散された虚偽情報はネット上で消費されるだけでなく、現実にも大きな影響を及ぼす。私たちが日常的に接する言論空間をより良いものにしていくために、直視せねばならない問題とは。 小川たまか、安田浩一「対談 「Colaboバッシング」とは何なのかーーSNSから溢れ出すデマと陰謀論」#岩波世界
「まだまだオリンピックは終わらない」と語る論稿が、もうひとつ。森まゆみ「神宮外苑は「創建の趣旨」に立ち返れーー神苑を壊すオリンピック後の再開発計画」です。樹木を多量伐採する開発計画に対して、様々な異論が出ている理由とその背景を詳しく解説しています。#世界 #岩波世界
本日12/15、森友公文書改ざんをめぐる訴訟で、国は赤木雅子さんの請求を認め幕引き。真相究明に対しフタをしました! 誰が命じ誰がどのように改ざんしたか。『#世界』1月号、金平茂紀さん「赤木ファイルを読む」では、その悪の構造を確実な証拠と共に示しました。なかったことには絶対にできません。