もうすぐ #麒麟がくる そうですが、日本に初めてキリンがやってきたのは1907年3月のこと。横浜港に入港した後、船で日本橋まで輸送し、上野まで大八車で運んだそう。初上陸地は日本橋麒麟像のすぐそばです(偶然) こちらも全くの偶然ですが、同年2月、麒麟麦酒株式会社が設立しています。#キリン雑学
ちょっと過ぎてしまいましたが、1/7はサンタバーバラ動物園で飼育されていた"首折れキリン"、ジェミナの命日でした。この状態で21才まで生きたの本当にすごい。ほぼ同じ症例が1902年に報告されているのもすごい。 ジェミナ、安らかに。 (ジェミナの写真はサンタバーバラ動物園HPより)
私はおそらく日本で一番キリンの解剖をしている人間なので、キリンの首の大きさはよく知っていますが、白鵬関にはお会いしたことがないので、「キリンの首くらいの大きさの人なんだな」と思っています。 宣伝:1/20(月)22:50〜Eテレの「ろんぶ〜ん」という番組に出演します!www4.nhk.or.jp/ron-bun/x/2020…
キリンの首=長さ約200cm、重さ約150kg 横綱・白鵬関=身長192cm、体重155kg これを踏まえた上でキリンの闘いをみると、「絶対に勝てない・・・」と思いますね。白鵬が吹っ飛んでくるようなもんだってことだもんね。 (youtube.com/watch?v=KQLPL1…
これらは7年前に池袋サンシャイン水族館で撮影したものです。年末年始にパソコンのファイルを整理してたら発掘されました。 アルマジロ♀が落ちたのをみたワオキツネザルが、ひゃー!って感じに尻尾をかかえるところが特に可愛い。
池に落ちるアルマジロと心配するワオキツネザル。 アルマジロ♀、散々な目にあっている…
アルマジロの交尾を邪魔する好奇心旺盛なワオキツネザル
11年前の今日この時間に、初めて「突然ですが、キリンが亡くなりました。解剖しに来ますか?」という連絡を受けました。あの時は、その後11年にも渡って計30頭以上ものキリンを解剖することも、キリン研究で博士号を取ることも、その活動を記した本を書くことも、想像だにしてなかった。#キリン解剖記
多摩動物公園のキリン・アオイが出産! アオイは、拙著 #キリン解剖記 に出てくる唯一の生きているキリン(多分)。かつて、残念ながら亡くなってしまったアオイのこどものおかげで、「第8の"首の骨"」を見つけることができました。ジョナ、姉キリンの分まで元気に長生きしてね!アオイおめでとう! twitter.com/TokyoZooNet_PR…
昨晩見かけた非常勤講師の公募。「妖怪と怪異の民俗学」という講義(全14回)を担当できる人、日本に一体何人いるのだろうか…? jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDe…
東京ズーネットさんの「アフリカゾウのウンコを洗ってみた」という記事が大変に面白い。写真はゾウのウンチからスイカが芽吹く様子。 tokyo-zoo.net/topic/topics_d…
アフリカの国立公園のストリートビュー対応に関する日本語解説記事はこちら →tabi-labo.com/187813/streetv…l-s.co.jp/indoorview/blo… 試みのきっかけになったSave the elephantのHPはこちら→savetheelephants.org
動物を見つけたところにピンをたててラベルを付けていくと、Googleマップがお手製動物図鑑になっていきます。
Googleストリートビューはアフリカの国立公園にも対応しているのですが、これは象の保護プロジェクトの一環として「世界中の人々に野生の象の姿を知ってもらうことが、保護活動の上でとても大事」という理念の下で始まったそうです。象に限らず沢山の野生動物を見られて感動するので、お暇な方は是非!
今更ですが、コロンビアの野良カバ問題についてのソースです。 APFBB(日本語記事)→ afpbb.com/articles/-/309… BBC→ bbc.com/news/magazine-…
@hirousu47 私有地に私設動物園を作って、色んな動物を飼育していたそうです。彼の死後、多くの動物は他の動物園に引き取られたそうですが、大きなカバだけは引き取り手や輸送手段が見つからず、放置され、今に至るらしいです。 将来本来の生息地に戻すかどうかは、かなり慎重な議論が必要になると思います。
コロンビアで野生化して数を増やしているカバ。 何頭か捕獲して去勢手術をしたこともあるそうだけど、コストがかかるのと、雌雄の判別が難しい(カバは睾丸が体内にあるので、ぱっと見でオスを見分けるのが難しい)のであまり進んでいないらしい。なるほどなー。
エスコバルが亡くなった1993年には4頭だったカバが、2009年には22頭、2016年には35頭、2018年には推定40〜60頭ほどって、まじで順調に増えてるな…
コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルが自国の私有地で飼ってた4頭のカバが、彼の死後に野生化して、今では40頭ほどの群れになっているらしい。もちろんこれは本来の生息地であるアフリカ以外で最大の野生個体群。 絶滅危惧種のカバが、コロンビアで野生化して増えて問題になってるって、すごい話だ…
キリンをモチーフにした服はたくさんあるけど、一番攻めてるのは、ポールスミスのこのニットだと思う。
地球最大の動物であるシロナガスクジラ。 「全身黒っぽいのにどうして ”シロ” ナガスクジラなんですか?」と鯨類研究者の先生に尋ねたら、「海にいると白く見えるんだよ」という回答をいただいた。なんかおしゃれ。 (画像はそれぞれNational Geographic、Smithsonian Magazineより)
キリンはウシと同じ「反芻類」なので、反芻(一度飲み込んだ食べ物を吐き戻し、再び咀嚼すること)をします。 食べ物が行ったり来たりする様子は、外から見ていてもわかるので面白い。 ちなみに、一度胃に入った食べ物を口に向かって押し戻す役割を果たしているのが「第二胃」。いわゆるハチノスです。
解剖学的には、首を横に振る否定の動作は、ロール軸の動き。背骨を軸にとると、頷きがピッチ、否定がロール、かしげる動作がヨー。ヒューマノイドロボットな方々とは軸の取り方が違うので、工学系の学会で講演すると高確率で「あ、そっちがヨーなんだ、へぇ〜」という反応をいただきます。異分野交流! twitter.com/kumarobo/statu…
「1.5MBにできました!」 「よし、アップロードだ!」 ↓ オンラインで書類をアップ、PDF化 ↓ 「なぜか図が消えました!」 「なぜだ!!!!」 みたいなことを繰り返している…
様々な分野から優秀な研究者を集めたドリームチームのような研究グループで、総力を上げて「科研費の申請書類のサイズを3MB以下に抑える」ことに取り組んでいる、なう (3MB以上だとオンラインシステム上ではねられて申請できない) いま日本各地で多くの研究者が同じことしてるのかなと思うと涙が…