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ゆきです。とても気持ちの良い掛け布団がきました。非常にふわふわしているのに体にもフィットしてくる無敵な掛け布団です。あまりの気持ち良さについつい大あくびが出ちゃうほどです。今日から寝る時は必ずこのふわふわ掛け布団を掛けて寝ようと思います。
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のあです。私は双子のゆきが毎回白目を剥いて寝ている事を心のどこかで面白がっていましたがもうそんな事は思いません。なぜなら私自身が目ん玉を引っ繰り返らせながら寝ていたからです。父にちょいちょいされても微動だにせず寝ている私の危機管理能力の無さに白目を剥きそうです。 #寝顔ホラー
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のあです。我が家に青々しく生茂る草が来ました。自然の匂いがしてすごく美味しそうだったので食べてみたら驚異的に美味しかったです。ついつい我を忘れて草をひっくり返すくらい夢中になって荒々しく食べてしまいました。土が床にこぼれましたが気にせず掃除は父に任せて食べ続けようと思います。
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のあです。父がベッドで怠惰してたのでお腹の上に乗り食い気味で甘えてみました。父は困惑してました。
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こぎんです。いつも爪をガリガリしている道具を抱き枕に絵に描いたようなごろ寝をする事にした。いつも忙しくしている僕だがたまにはこんな1人の時間があってもバチは当たらないとか考えていたら小さい虫が飛んでいるのを発見した。寝ている場合では無くなった。ただちに捕獲しなければならない。
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ゆきです。父の手を枕にして寝てます。非常に寝心地の良い枕として使ってますが突如父が手をカタカタして私の脳を震わせてきました。これは私に対しての嫌がらせなのでしょうか。しかし嫌がらせにしてはこのカタカタはただただ気持ち良いです。後小一時間はカタカタしててほしいです。
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ゆきです。父に顎をちょいちょいされて気持ちよくなってたら悟りを開いたみたいな顔になりました。せっかくの悟り顔なので本当に悟ってみようと思い煩悩を消して付いてる目クソの事も気にせず無の境地に辿りつこうとしましたがまず父のちょいちょいで気持ちよくなってる時点で煩悩全開だなと思いました
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のあです。父が撫でてくれてますが撫で方の癖が強いです。いつもは手のひら全体を使って撫でてくれますが今日は指の先を脳天に突き刺すような形で撫でてきます。別に気持ち良いので問題はないのですがやはり脳天直下型というのが気になります。もし父の手がナイフだったら今頃私は真っ二つでした。
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のあです。父がソファで寝始めたので私は父よりも高い位置で寝ます。完全に見下ろせる位置を長い体を最大限活かして陣取ります。この位置にいるとなぜか父よりも優位に立っているような気持ちになりますし万が一下に落ちた時も父が下敷きになってくれます。やはり寝る時は父よりも高い位置に限ります。
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ゆきです。寝起きで顔を洗っています。耳の後ろから念入りにゴシゴシします。これが非常に気持ちいいのですがあまりにも耳の後ろから毛を持ってきすぎていたので眉間がモコってなってしまいました。これを見た父は私にゆきもこ丸という変なあだ名をつけてきました。恥ずかしいです。 #アオブダイ
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こぎんです。手を伸ばして気持ちよく寝ていたら兄の手が攻めてきた。僕の手をちょっとだけ触りながらどんどん侵攻してきた。せっかく気持ちよく寝ていたのに僕のやすらぎをまるで考えない兄の手をもう拳が握れないようにしようとしたがスレスレで逃げられてしまう。悔しい。
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のあです。せっかくカゴの中でのんびりしていたのに私の上でゆきが戦っています。すごく気が散ります。私の至福の時を邪魔しないでほしいです。戦うのは良いのですがなぜ私の頭上なのか不思議でなりません。こうなったらもうゆきを応援しながらこの戦いを最後まで見届けようと思います。
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のあです。今まさに父が食べようとしていた岩塚製菓のぬれおかき(65g)を枕にして寝る事に成功しました。私が起きるまで父はこのぬれおかきを食べる事が出来ない状態を作り上げました。これめちゃくちゃ美味いから食べたかったのにと言いながらワナワナしている父を尻目に私は深い眠りに落ちます。
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こぎんです。妹のあんずが隅に落ちた。と思ったらゴミをくわえて戻ってきた。と思ったら足にもゴミをつけてきた。これにはあんずもびっくりしてわちゃわちゃなっている。何が起きたのか分からなかったのだろう。足を振り回してゴミを払った後のあんずの顔は呆然そのものだった。実に微笑ましい。
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のあです。双子のゆきがあまりにも気持ち良さそうに寝てたので私もゆきを枕に寝たら顔の半分くらい埋まりました。不思議なくらい気持ちいいです。ゆきの太ももは猫をダメにする太ももかもしれません。
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こぎんです。今日も妹のあんずがプルプルしている。最近あんずはここがお気に入りだ。こんな幸せそうなプルプルはかつて見たことが無い。僕も出来ればプルプルしたいがあんずのお気に入りを奪う事はポリシーに反する。あんずが満足したら密かにプルプルしようと思う。
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こぎんです。父が横になってたから僕もゆったりする事にした。父の上で。やはりここは良い。ちょうど僕の体にフィットする。実は父の体は僕に乗られるために構築されてるのではないかと思えるほどちょうどいい乗り心地だ。たまにちょっかいは出されるがそれ以外はパーフェクト。僕の特等席である。
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こぎんです。兄が指を出してきたので噛もうと近寄ったら爪ガリガリを見つけた。もう興味は爪ガリガリである。兄の指よりも自分の爪を優先してガリガリしてたら尻丸出し君になった。しかもご丁寧に尻尾フルオープンで尻を見せつけてしまった。恥ずかしいので可愛い声を出してごまかす作戦にでる。
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のあです。ソファにかかっている布の中で落ち着き払っていたら父が布をペラっとめくりました。せっかくの秘密基地が見つかった時のようなやるせない感覚になりました。よく分かりませんが大人のエゴを当てられたような気分にもなりました。ここはもう見つかったので次なる安息の地を探そうと思います。
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ゆきです。父による至福のマッサージタイムです。このマッサージが始まれば私は触られ続けるだけです。なぜならそれが一番気持ちいいからです。もし父が今マッサージをやめようものなら私は激怒します。なぜなら私の至福の時を奪ったからです。父には後小一時間はマッサージしてもらおうと思います。
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のあです。私達を見た父が焦りだしました。どうやら事件だと勘違いしたみたいです。カメラを回しながら現場には仏さんが2体ですとか独り言をいいながら検証を始めました。私が少し動いたらまだ息があるみたいだとか演技しながら言っていて聞いている私はすごい恥ずかしくなりました。 #現場検証
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こぎんです。妹のあんずがとても快適な環境に身を置いている。ちょうどいい狭さとちょうどいい暗さで実にあんずにフィットしている。羨ましい。僕も入りたい。僕もその環境に適応したい。しかし兄としてあんずの邪魔は出来ない。おとなしくあんずが出るのを待っていようと思う。