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ゆきです。父に顎をちょいちょいされて気持ちよくなってたら悟りを開いたみたいな顔になりました。せっかくの悟り顔なので本当に悟ってみようと思い煩悩を消して付いてる目クソの事も気にせず無の境地に辿りつこうとしましたがまず父のちょいちょいで気持ちよくなってる時点で煩悩全開だなと思いました
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こぎんです。今日はお昼に屋上に出て妹のあんずと日向ぼっこしてたら僕達の頭上をトンボという虫が旋回し始めた。正直びっくりしたし変な動きをするから軽く怖かったがあんずが見てる前で怯える訳にはいかないので全力で威嚇したら変な声が出た。壊れたおもちゃみたいな感じになった。恥ずかしい。
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のあです。左手を全力でペロペロしていたらなぜか口元が赤くなりました。私は左手に全力を注いでいたので左手が赤くなるのなら分かりますがなぜか口元側がレスポンスを返してきたのでとてもびっくりしています。しかしほのかに赤く染まった口元はこれはこれでオシャレなので結果オーライです。
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のあです。ソファにかかっている布の中で落ち着き払っていたら父が布をペラっとめくりました。せっかくの秘密基地が見つかった時のようなやるせない感覚になりました。よく分かりませんが大人のエゴを当てられたような気分にもなりました。ここはもう見つかったので次なる安息の地を探そうと思います。
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ゆきです。のあと追いかけっこをしていたら捕まりそうになったのでつい本気を出してしまいました。捕まりたくないあまりに本気の跳躍をしてしまいました。約8メートルくらい跳躍したと思います。芸術的な放物線を描いてしまいました。この追いかけっこは私の勝ちです。
#放物線は栄光への架け橋
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こぎんです。妹のあんずが骨折してからというもの付きっきりであんずの事を見守っていたが油断した。ちょっと目を離した隙にあんずが消えた。と思ったらかすかに尻尾が隣の部屋に入って行くのが見えたので本気出した。今年一本気で走った。恐らくメロスよりも走ったかもしれない。走れこぎんである。
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ゆきです。とても気持ちの良い掛け布団がきました。非常にふわふわしているのに体にもフィットしてくる無敵な掛け布団です。あまりの気持ち良さについつい大あくびが出ちゃうほどです。今日から寝る時は必ずこのふわふわ掛け布団を掛けて寝ようと思います。
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こぎんです。僕が空けたこのソファの穴を見たときのとても嬉しそうな母の顔を僕は忘れない。
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こぎんです。妹のあんずがテクニカルなマッサージ機の使い方をしている。いつもは母が使っている上で寝ながらプルプルしているあんずだが今日は普通にたってプルプルしている。生まれたての子鹿みたいになっている。あきらかに間違った使い方だがあんずが楽しくプルプル出来るならそれでいいと思う。
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のあです。自ら箱に入り自ら蓋を閉め誰か来たらいきなり出て驚かすオートドッキリ箱スタイルで待っていたら母の気配がしたので勢いよく飛び出しましたがピクリとも驚いていなくて恥ずかしい気持ちになりました。すごい恥ずかしいのですぐ箱の中に戻りました。当分の間箱から出る気分にはなれません。
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のあです。双子のゆきが布にめり込んでたので大変チャンスだと思いマウントを取りゆきの裏側を舐めまくる攻撃を繰り出しました。特に左手肉球をまるで自分の手かのように集中的に舐めくり回して見ました。布にめり込んでいたゆきもさすがにこの集中攻撃には耐えきれず逃げて行きました。私の勝利です。
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ゆきです。父がこの世の物とは思えないくらい意味不明な物体で私を釣ろうとしてきました。実に浅はかです。こんな謎な物体で私の事を釣ろうとするなんて笑止千万。片腹痛しです。しかし父が一生懸命私に向かってぷるぷるしてくるのでしょうがないから少しじゃれてあげました。父の相手も大変です。
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ゆきです。のあが上に乗ってきてすごい舐めてきます。舐めるのはいいのですが突然舐めるのをやめられると何が起こったのか分からなくなり困ります。突然の終止符に戸惑ってしまいます。なんだかホラー的な目の開き方になってしまいます。今後舐めるのをやめる時はやめるよと一声かけてほしいです。
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こぎんです。妹のあんずに向かっていくと見せかけて爪を研いだ。猛烈な急カーブ。ハイレベルなフェイントである。この世界レベルのフェイントにあんずは呆然としている。もはや何が起こったのかも分からないといった表情である。なぜ今このフェイントをしたのかというと特に意味はない。
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のあです。いつもの場所でくねくねしてます。このくねくねをする事によってすごい楽しい気持ちになるのでついついくねくねしすぎてしまいます。あまりにもくねくねしすぎた結果落ちそうになってしまいました。ギリギリ持ち直しましたがくねくねのしすぎも気を付けないといけないなと思いました。
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ゆきです。二本足になりました。まさか二本足になるとは思いませんでしたがどこからどう見ても二本足です。完全に直立不動です。胴が短くて足が非常に長いのでモデルとかになれそうなスタイルになりました。しかし何か足りないと思ったら手が無い事に気が付きました。そこだけは非常に不便です。
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こぎんです。妹のあんずとダラダラしているのだが少し思う所がある。あんずがデカい。サイズ的に僕とさほど変わらない気がする。腹回りに関しては僕よりもボリューミーだ。これはこれで可愛いがこれ以上わがままボディに磨きをかけると健康に悪い気がするからあんずにはダイエットを推奨しようと思う。
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のあです。非常に美味しそうな魚介類的食べ物が出現したので食べようとしたら身がなかなか出てきません。私のフルドルフィンキックでも身が出てきません。このチョキの形を噛んでも身が出ません。ただ身を食べたいだけなのにこんなに苦労するとは思いませんでした。諦めてカリカリを食べます。
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こぎんです。妹のあんずがお魚をくわえて右往左往している。完全にお魚に遊ばれている。本来あんずがお魚を遊ぶ側だが今回はお魚側に遊ばれている。おそらくあんずは遊ばれている事に気付いていない。凛々しい顔で右往左往している。面白いから遊ばれてるあんずをしばらく見てようと思う。