夫に、ふと「カメのセックス、カメックス」と言ってみたら「すごい、愛を感じた。『カメのセックス、カメックス』なんて、本当に心から信頼して気を許した相手にしか言えないよ」と勝手に喜び始めて、私レベルになると「カメのセックス、カメックス」と言っただけで配偶者を喜ばせることができる。
体罰の有効性語る人って、常に自分が罰する側の想定で語ってる。「体罰は有効だから、会社で失敗した時は私も上司にビンタされたい」とか言ってる人は見たことない。セコいよな。自分も有効な処置をちゃんと受けろよ。
「男性にはわかりにくいと思うが、夏は胸の間や下に汗が溜まって気持ち悪い」という話をすると「俺に胸はないが、その気持ち悪さはとてもわかる」と謎の熱烈な共感を寄せてくれたので、多分男性にも垂れ下がっていて夏に蒸れる体の部分があるっぽいですね。
昔、新幹線の三人掛けの席で、私が真ん中で二人連れが私の左右に座ってて、「席交換してくれませんか?」と聞かれた。私は「窓側を譲ってくださるなら、いいですよ」って言ったの。そしたら相手が、えっ…図々しい…みたいな反応で、私も、えー…と思ったよ。交渉持ちかけるならちゃんと交渉しようや。
なーにが「文化に触れられるのは都会だけ」だ、美術館でガラスケースに入れて横にキャプション付けてもらわないと文化だとわからないのか?
独身だと狂うのかもしれないけど、結婚して子供を作って好き好んで乳幼児と暮らすのだってかなり正気の沙汰じゃないよ。人はみんなそれぞれの性質に従って狂い、同じ狂気を共有していない人を指して「あいつは狂っている」と言い続けているだけなんです。
私はトマト好きだけど、「私はトマトが嫌いだから好きな人の考えがよくわからない、どういうところが好きなの?」は普通に会話のフックだと思うし(「トマト好きは馬鹿」みたいな罵倒が乗ってくると不快だけど)、同調だけを正解のコミュケーションとするのも単にそういう種類のコミュ障じゃない?
昔の彼氏に「避妊失敗してもピル飲めばいいじゃん」と言われて、何て返そうかな? と考えてたら、まだ何も言ってないのに「俺の心を死ぬほど傷つける直前の顔してる! ちょっと待って!」と叫んで、スマホで何か調べて「簡単に言ってすいません」と敬語で謝ってきた。何も言わず解決できて良かった。
フィクションに出てくる薬も女も売らない一般人から恐喝もしない正義のヤクザ、何で食ってるんだろうね。やっぱ自分たちが組織的に体売ってるのかな。興奮してきた。
痔なんですけど、医師に「肛門は加齢によって柔軟性を失う」という話を聞き、「精神と一緒ですね」とコメントすると、完全に無視されました。
九州出身の男性の同僚が何人かいるが、みんな人を性別で別け隔てすることなく誰にでも優しく、お酒も私より飲めないくらいで、いわゆる「九州男児」のイメージにはそぐわない人々だ。本人らは「僕たちのような男は九州に馴染めなくて出ていくので、九州では男児が濃縮されている」と冗談で言っていた。
ちょっと前まで「アメリカでは太った人間は昇進もできないし自己管理できていないとみなされる、デブが『きちんと』差別されているアメリカは素晴らしい」と言ってた人が同じ口でボディポジティブなんて言い出して、まあ、正しい思想に目覚められたのは結構なことです
アクセサリーをもらった時「好みのデザインだった?」と聞かれて「60%ほど私の好みに合っている。これは充分な数字で、贈り物が私の好みに100%合っている必要はない、100%好きな物は私が自分で買う。贈り物はあなたの思考が入っていることに意味がある」と説明したら「相変わらず話長いね」と喜ばれた
私がカルトに誘われた時は「信じなくていい」って言われたんですよね。「きょうび、子供置いて出かけたいから隣の家の人に預けて…って訳にいかないでしょ? その点、この宗教の人は身元は確かだから、そういう時に助け合えるんだ。子育てに利用すると思って入って」と。上手いな〜と感心しました。
友達はいないけど理解のある彼くんは生えてくる人生、正直すごくわかる。友人との当たり障りない会話を学習するのは不可能に近いけど、会話で下手打ってギスったら相手の太ももをさすったり手首の内側をくすぐったりするのは学習できる。それで機嫌よくなってくれる相手としか親しくなれない。
小学生に死ねって言われた時、ウケるかと思って水道で溺れ死ぬ真似したらガチで泣かれて、焦って「今のは冗談だけど、冗談でも怖かったね? 私もきみに死ねって言われた時同じように怖かったよ。もうこれから死ねとか死ぬとかは、お互い、冗談でもやめような」って無理やり教育っぽく纏めたことある
自分よりかなり若い相手への性欲系の気持ちを「セックスしたいとかじゃなくて、親みたいな気持ち」とカモフラージュする人ときどきいるけど、セックスしたがるより突然親気分になられる方が嫌だな。セックスは対等だけど親子は親が上の立場だからさ。何急に私の上に立とうとしてるんだ舐めてんのか。
腹が減ってものを食べる時に「自分は胃腸に支配され、操られている」なんて言い出す奴はそうそういないけど、これが性欲になると途端に下半身に支配されただの、遺伝子の乗り物だの言い出す。自己は性欲を抱く主体たり得ないのか。
私の親戚、大概イカれたメンバーだけど、一番イカれてるおばさんは新興宗教クビになってた。寄付は任意と言われたのをタテにして金ほとんど払わずに、会館的な所で延々自分語りとか喧嘩とかしてたら追い出されたとか。おばさんが宗教にハマってる間は平和だったのに。死ぬまで面倒見て欲しかった
いつも「××党に投票して」って言いにくる知人がいるので、「暑い中大変でしょ、お茶でも飲んで行って! いつも頑張ってるねえ、絶対××党に投票するからね!」って歓待しといて、別のところに投票する。信頼を裏切るの気持ちいい〜! というのが投票のモチベーションの大部分を占めている。
「楽しいことがあるとメンタルが快復するはず」というのはある程度精神が健康な人の発想で、マジで精神ガタガタになると嬉しいことも刺激だよね。開いた傷口は叩かれようが撫でられようが痛いの。一旦、生活をルーチン化して平坦にする必要がある。精神科入院の一番のメリットって個人的にそこだった。
会社で「三条大橋の下で二人組の男性が尺八の練習をしていて、それがとても上手くてびっくりした。いや、本当のところ、尺八の上手い下手なんて私にはわからないけど、とにかく上手いと感じた」という話をして、私は当然楽器の話をしているんだけど、同僚がフェラチオの話と勘違いしてビビっていた。
仕事で、人の業務の不出来な点を指摘する時は、威圧的にならないようにことさらニコニコするよう心がけていたんだけど、相手からは「人の欠点を指摘する時に一番嬉しそうな顔をする性格の悪い人」と認識されていたっぽい事が発覚し、そう捉えられたか〜と面白かった。
男の人と同居する時、まず「洗濯した私のパンツは内側に干して」ということを言うんだけど、一定の確率で「パンツを隠そうなんて考えたこともなかったけど、よく考えてみたら、俺もパンツを近所の人に見られるのは恥ずかしい」という人が発生する。知恵の実を食べさせてしまったなと思います。
サイゼで喜ぶ彼女じゃないが、私も、出汁を取れだの生ワサビをおろせだの小うるさい男より、唐揚げ大盛りにしといたら「今日は唐揚げ〜?」って目がハートマークになってる男性の方が好きだな