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昔、コンビニで他のバイトの子が「お箸要りますかやと!? 手で食うと思うんか!?」とおじさんに因縁つけられてて「手では食わんやろうけど、家近かったら家で食うかもと思いまして…」と返してて、おじさんは「確かに色んなパターンあるわな！」と帰っていって、納得するパターンあるんだ…と思った
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三歳児が「最近気づいたが、ご飯を食べさせて貰うと、楽だけど今じゃないというタイミングで口元に来ることもある。自分で食べると、大変だけど自由」ということを少ない語彙で一生懸命説明してくれて、それは人生の真実の一つだなと思った。人任せで生きるか、自分の力で生きるか…
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この前たまたま送り火を見て、子供に「あれは送り火だよ。死んだ人にバイバイしてるんだよ。綺麗だね」と話した。子供は意味がよくわかってなかったようで「先生と火事を見た。人が死んでバイバイだよ。先生は綺麗だねって写真撮ってた」と最悪の要約を園で触れ回ってて私の社会的立場がやばかった
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「あなたって友達少ないよね」と言われたので「君子の交わりは淡きこと水の若しと言うからね」と言ったら「すごいな、今の一言だけで友達少ない理由全部わかったわ」と言われて嫌だった
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子供の頃から、祖母に「買ってきたお惣菜等をパックのまま食卓に出してはいけない」と言いつけられていたが、高校生くらいで「そろそろ食べ物をパックのまま食卓に出してはいけないとわかっただろうから、今日からパックのまま食卓に出しても良い事にする」と解禁された。禅問答めいている
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我が家は「家事は気づいた方がやる」方式だとなぜか家の中が荒れ果てていくので「家事は気づいた方が気づいてない方に指示してやらせる」方式にしたら二人ともめちゃくちゃよく気がつく性格になった。
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会社で「後輩にも敬語使うのはなんで？」と聞かれて「効率を上げるためです。話し始める時の判断を一つでも減らしたいんですよ。全員に敬語で話していたら、相手が先輩か後輩か考えなくて良いので効率的です」と言うと「キャラが立ちすぎだろ、ちゃんとメガネもかけてくれ」と褒められた
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「化粧くらいしろ」と言われたので「してます。薄化粧なだけ。目の上を真っ青にしないとわからないの？ しない人にはわからないか。私の高校の生徒指導の先生は、ファンデ塗ってる子をスルーして元々睫毛が長い子をまじまじ見てた」ってグダグダ話して煙に巻いた。化粧はしてません
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かかりつけの歯科医「妊娠出産は歯に良くないので、そういう状態は実はあまり好きではありません。無事に出産して子供が無事に大人になれば歯がこの世に30本前後増えるので、妊婦さんは歯と同じくらい体を大切にしてください」と、人間の全てを歯に還元する狂人なので信頼している
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「10万円は3月分。4月分と5月分の10万円がこれから来る。それが終わったらもちろん、6月分の10万円が来る」っていう嘘を流しまくったらみんなが信じて収集つかなくなって本当にそういう感じにならねえかな
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知り合いの機械が、人間と仲良くなった機械が感動した時に目からオイルを流すみたいなのって本当に人間中心主義だよね。人間の方が動揺した時に赤と緑にビカビカ光れよ。って言ってた
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祖母は「惣菜を買ってきたトレーのまま出すのは下品なことだ。皿に移しなさい」と私たちに教えて来たんだけど、ある日「そろそろあんたたちも惣菜をトレーで出してはいけないとわかっただろうから、今日からはトレーで出しても良いことにする」と言い出して、禅だった
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私は24時間テレビが好きで、いつか採用してもらいたい企画があるんですよ。親と子を向かい合わせに座らせて、親にスイッチを持たせるんです。押してる間は子に電流が流れ、離すと親に電流が流れる。少しずつ電流を大きくして、親が子のためにどれだけ頑張れるか観賞するんです。絶対感動しますよね
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外はカリッと、中はふわふわみたいな食感の食べ物を食べるたび「人間がこういう食品をおいしいと感じるのは昆虫を好んで食べていた頃の名残だという説がある」という話をするのをやめられない
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会社に尿漏れパッドを付けていって、怒られた時にちょっと漏らすようにすると「お前は偉そうに怒ってるけど、私は今尿を漏らしているぞ」と心の余裕が持てる。という話を知り合いにするといたく気に入られて、会うたびに「会社で尿を漏らすと心の余裕が持てる話をしてくれ」と要求されて参っている
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昔、一人で温泉宿に泊まった時、従業員に妙に詮索されたので「趣味で小説を書くので、一人で集中して書きたくて」と言うと何か納得された。小説なんか全然書かないけど。「小説を書きます」と言うことで、行動意図不明の犯罪者予備軍枠から無害な変人枠に潜り込む小手先のテクニックは結構よく使う。
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就職してからオタク的な趣味への興味が本当になくなって、私も大人になったのかしらと思ったんですけど、転職して時間と精神に余裕できたら興味めちゃくちゃ復活したから、単に精神状態がやばかったんだな。あるいは、精神状態がやばくなることを大人になると呼ぶのか
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大豪邸に住んでいるお嬢さんが、私のワンルームに来て「どこに座ったらいいの？」と困っていたので「どこにでも座れるでしょ、そんなに小さいお尻なんだから」と皮肉を言った。それがいたく気に入ったらしく、私の前で座るたびに「好きなとこに座れる、お尻が小さいから」と言ってくる。
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「親の英才教育でオタクになった」も「オタク的なものから遠ざけられた反動でオタクになった」も「おそらく平均的な家庭環境だったけどオタクになった」も結構聞く話だから、多分すべての道はオタクに通じているんですよ
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「店員にオラつく男が好きな女って、意味不明だよね」みたいな話はよく聞きます。私も個人的にはそういう振る舞いが格好いいとは思いません。しかし彼氏が店員にオラつくと喜ぶタイプの女性はいて、大体、その女性のお父さんも店員にオラつくタイプなんですよね。これは結構根深くて悲しい話なんです
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暴力的なゲームをしても人は暴力的にならないか操作性の悪いゲームをすると人は暴力的になるっていう研究好き。操作性の悪いゲームの法規制なら賛成したい
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祖母は全ての偏見を無批判に受け入れるので「オタクみたいな人は怖いねえ。スポーツしてる人も怖いし。アイドルみたいに顔のいい人はみんな性犯罪してるんだよ。貧乏人はものを盗むね。金持ちはものを盗んで金持ちになったんだ」と、逆にある意味平等な人みたいになっている
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何人かで京都歩いてたら、中の下品な一人が「ここら辺、部落やで」ってにやっとしたんですよね。その時に別の人が「色んなことをよう知ってるなあ、羨ましいわ。ご両親に教わったん？」つったのはちょっと京都人っぽいと思った
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私がピアスを開けているのは、高校の時、好きな女の子にピアスを開けてもらうのが流行ったからです。本当は1人に2つ開けてもらうものなんだけど、私は好きな女の子が3人いたので、3人にひとつずつ、合計3つ開けてもらった。3人とも「死ね」「ほんとにクズ」「一人選べよ」と快く開けてくれました。
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出会ったばかりの頃の旦那に「あんた、怒ったことある？」と聞いたら「ここ10年はないな」と言われて、その場はそれで会話が終わった。夜になって「ごめん、よく考えてみると6年前に仕事で一度怒った」と電話がかかってきた。こいつも夜に会話の反省会をする人間かとわかって好感度が爆上がりした
フィクションです