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生き物界隈は「レッドリストぐらい知っとけや」と言う人多いだろうしぶっちゃけ私もそう思うけど、そうやって「この界隈のこれは世の常識で然るべき」というのは演劇の人が製造業に何か言ってたのに通じるというか分野同士のマウンティングになりかねないと思うので慎重になるべきと思うわ。
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科学をやってると「アイツのことは嫌いだが言ってることは正しい」とか「良い人だが彼の説はカス」とか「学説としては賛成できないが取り立てて否定する根拠もないので受け入れる」というシーンがかなりよくある。
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1.最寄りの水族館等に連絡
2.生きているなら尻尾や口には近づかない
3.感染症の恐れがあるので噴気や血を浴びない
4.表面が乾いてしまっていたら濡れたタオルなどを鼻は塞がずにかける
5.陸に上がった状態なら転がさずに担架で運ぶ
とかかな
残念ながらスジイルカの救護成功率は非常に低いけれども t.co/U4fHMPhahn
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系統分類学としてはアウトな説明。
クジラは今でいう鹿や牛やカバと祖先を共有しているだけで、鹿やその仲間、インドハイアス「から」進化したわけではない。
チンパンジーはいずれ人間に進化するという誤解と同根の誤謬といえるかも。 twitter.com/NazologyInfo/s…
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「生き物を飼う」というのは「その生き物にとって好適な環境を作る」ということなんですけど、そこを忘れた飼い方は悉く不適正飼養ですね。
いわゆるエキゾチックアニマルでは、その種にとって好適な環境と人間にとっての環境との乖離が大きい。犬や猫みたいな感覚では飼えないってのはそういうこと。
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露出補正で太陽が超新星爆発するやつやってみた。
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ちょっと好意的なリプライがあまりに散見されるので割とマジで注意喚起します。
私、このような座礁・漂着した鯨死体の対応を15年ほどやっています。
長くなるので結論から言うと、まともな調査者はこれを絶対にやりません。
理由はシンプルに危険だからです。
安全より優先される調査はありません。 twitter.com/BlueMoon_1107/…
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1. 感染症の危険
鯨が、なぜ死んだのかわからないうちは接近するのは危険です。
この鯨が細菌やウイルスで死亡した場合、それが人間にも感染する可能性はゼロではありません。学術的な調査解剖においては手袋やマスクを装着した上で、できるだけ血液や体液に接触しないように行います。
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死んで膨れた鯨の口のなかというのは、上から血が滴ってくるしその飛沫が充満しています。そのなかに頭を突っ込むというのは感染源のプールに飛び込むようなものです。
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2. 不衛生で危ない
仮に病原体がなかったとしても、鯨自体が腐っているので得体の知れない腐敗菌・雑菌の温床です。それが肌に付いたり目や鼻、傷口から入ってくれば簡単に何かの病気になります。
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また有機物が分解することで有毒なガスが発生します。実際、このぐらいの鯨を解剖すると目も開けていられないぐらいの刺激臭に襲われます(アンモニアかな)。それですぐどうこうなることはないと思いますが、もし一人で、中毒症状でも起こしたら大変危険です。
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人間の鼻は極めて鋭敏な感覚器官ですが、同時にすぐに慣れてしまうものでもあります。
ぶっちゃけると、臭くないわけがないんです。鼻が慣れちゃってるだけです。
例えば帰り、電車にでも乗ろうものなら同じ車両の人はとても迷惑でしょうね。
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3. 重さで危ない
この鯨は仰向けで転がっており、学生さんの上に覆いかぶさっているのが下顎です。多分この大きさだと200~300kgぐらいあると思います。一人二人の力では動きません。
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この様子だと、たまたま下に隙間があってそこに潜りこんだのだと思いますが、何かの拍子で、例えば波で鯨が揺れたり隙間を作っていた岩なんかがずれたりして挟まれたら、骨ぐらい簡単に折られます。
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このような理由で、ちゃんとした調査者ならこういう行動はとりません。
どうしてもこの状態の鯨の口腔を観察したいなら、CCDを使ったり最悪、カメラを持って片手だけ突っ込んだりはします(その場合"どうかしてもいい方の腕"を使いますね)。
少なくとも私が引率する調査でこういう行動はさせません。
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好奇心が旺盛なのは大変すばらしいことです。ここまでやる行動力も卓越しています。
しかしこの「行動」は、褒められるものではありません。
たまたま何もなかっただけで、何かあってからでは遅いです。
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この方は普段は魚を主に探究しているようなので、鯨のことはよくわからなかったのだと思います。私も鯨の調査以外での安全管理なんて何もわかりません。
なお私も昔はこういうことをやっちゃったりしてました。なんともなかったのは、現場の先輩や土木関係者の指揮と技術のおかげと思っています。
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学生とは、知ってる人からすればあくまで学生です。
しかし元ツイのリプライを見ると「専門家の行動」とみている人も少なくありません。
そして厄介なことに、このような鯨の漂着は日本のどこでも起こりえます。その辺を散歩してたら偶然行き当たった、なんて報告がたくさんあります。
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つまりどこかで誰かが真似をしてしまう可能性があるということです。
好奇心に駆られて、学生や研究者がリスクのある行動をとるのは個人の責任かもしれませんが、真似する人が出るかもしれないような投稿には注意喚起が必要と思います。
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「これぞ研究者」というようなリプライもありますが間違いです。
安全より優先される調査や研究活動はありません。
まぁ実際、現場では刃物で縫うほど切ったりする怪我は茶飯事です。だからこそ、危険があるからこそ、それを注意書きもなしにSNSに投稿するのは控えるべきであると考えます。
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口酸っぱく言いますが安全第一です。
かつて、私の注意不足で後輩を入院させたり、あわや8tの鯨体の下敷きにさせかけたこともありました。
だから感染症や重量物を相手にする調査では慎重に慎重を重ねます。
安全があっての知識の探究です。
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最後に、私はこの学生の「行動」は咎めますがその好奇心や行動力には賛嘆しています。
ぜひ今後も安全に気をつけて、海洋生物の神秘に挑んでいただきたいですね。
おわり
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おわりと言っておいてなんですが、二つ追記します。
まず多くの人が「爆発すんじゃないの?」と書かれていますが、今回においてはその心配はないでしょう。
ここで打ちあがっているのはザトウクジラという種類です。鯨は大きくヒゲクジラ類とハクジラ類に分かれます。ザトウクジラは前者です。
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爆発するのはマッコウクジラという、ハクジラの仲間です。マッコウクジラは体を覆う脂肪層が大変頑丈で分厚いです。マッコウクジラが死んで、その体内でガスが発生すると、皮が厚いためガスの逃げ場がなく溜まっていきます。そのうち限界を超えた皮が風船のように弾けます(なので正確には破裂)。
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一方ザトウクジラを含むヒゲクジラは脂肪層が柔らかいので、死んだ後にガスが発生してもどこかから抜けていくようで、風船のように弾けることはありません。
とはいえガスは発生しますし、とくに内臓が入っている胸腹腔を開けるとすさまじい刺激臭がします。