「死者のほとんどはコロナが死因ではない」というデマが流れているので、あらためて。昨日2/17に都が発表した死者24人の年代・感染経路・陽性判明から死亡までの経過・基礎疾患・ワクチン接種歴など詳細です。コロナが死因ではない(原疾患、外因、搬送・検死での陽性判明)のは24人のうち5人でした。
政府は第7波でも、緊急事態宣言やまん防など強い行動制限は出さないと思います。ただし、同様の対策で過去最多の感染者・死者を出したのが第6波であり、決して「注意せずとも良くなった」わけではありません。特に高齢者・基礎疾患保有者・ワクチン未接種者のリスクが高いことは強く認識してください。
都のファイザーワクチンを区市町村に追加供給することになりました。まずは340箱=約20万人分、50代の未接種者向けに配布します。その後さらに818箱=約48万人分を配布予定。都の大規模接種用に確保していたものですが、区市町村では接種が滞っているアンバランスもあり、解放するよう求めていました。
ちなみにこれは秘密なのですが、小池さんはリプライや引用リツイートもすべて見ているし、いいねも自分でしています。私のツイートもつぶさにチェックしており、直接「ご指導」いただくこともあります。コロナ禍となってからは知事としての情報発信に徹していますが、もともと生粋のツイッタラーです。
今「オリンピックだってやっているんだから」と言って飲んだり遊んだりしているような人たちは、半年前には「政治家だって銀座で飲み歩いているんだから」と言っていたし、1年前には「Go Toだってやっているんだから」と言っていたのではないか。誰かのせい・何かのせいにすれば、楽にはなりますよね。
感染対策を否定しようとする「専門家」に限って、データの読み方やエビデンスの解釈が滅茶苦茶なのは何故なのか。願望が強すぎるとフィルターがかかってしまうのか。思い込みが激しすぎると事実も捻じ曲げてしまうのか。そんなのだから誰も耳を貸さないのではないか。もしかしてわざとやっているのか。
もはや今さらですが、新規感染者のうち海外渡航歴あり=空港検疫からのすり抜け例が多すぎます。昨日は13例、ここまで多いのは見たことがありません。強化どころかむしろ緩和したのではないかと思うくらいガバガバ、こんな水際対策でオミクロン株を防げたわけがないよなと思っています。今さらですが。
colaboの件、粛々と事実を確認、報告するつもりでしたが、新たな火を起こすことになってしまい、関係者にもご迷惑をおかけしたため、いくつかのツイートを削除しました。申し訳ございません。いずれにせよ都の監査、国の会計検査ではっきりするところもありますので、まずはその結果をお待ちください。
医療機関・調剤薬局は11(木)から短くても14(日)、長ければ16(火)までお盆休みに入るところもあると思います。休日診療は確実にパンク、救急もお盆明けまでひっ迫する可能性が高いです。今のうちに備えておきましょう。かかりつけに行くなら週明けの早い段階で。薬のストックも確認しておいてください。
都立高では来年度から、いわゆる「ブラック校則」とされる校則を廃止します。 ①髪の黒染め ②ツーブロックの禁止 ③自宅謹慎 ④下着の色指定 ⑤「高校生らしい」など曖昧な表現による指導 学校生活にある程度のルールは必要と考えますが、時代に合わせた見直しが必要です。都立高はガラパゴスすぎた。
都内でオミクロン株亜種・BA.2が新たに29例確認され、計30例となりました。うち25例は海外渡航歴なし・感染経路不明で市中感染とみられます。発表されたのは1月分、2月分のゲノム解析結果はこれから。今はまだ全体の0.4%ですが、感染力が強いことから置き換わりが進む可能性もあり、警戒してください。
都基準の重症者=人工呼吸器またはECMOを装着している患者は、昨日時点で80人。いわゆる瀕死の状態ですが、加えて、間もなくそうなる可能性の高い患者(ネーザルハイフローによる呼吸管理を受けている111人など)も260人。国基準では773人となります。約8割は60代以下、10歳未満の子どもも含まれます。
大阪の病床使用率が50.5%に、東京では緊急事態宣言の要請を検討する基準に達しました。重症者は37人、40〜90代の男女10人の死亡も発表されています。新規感染者数は本日も過去最多を更新、ピークは未だ見えていません。東京とは1週間ほどタイムラグがありますが、決して「対岸の火事」ではありません。
木下ふみこ都議について、都民ファーストの会は本日付での「除名処分」を決定しました。言うまでもなく無免許状態での運転は明確な法律違反であり、公人としてあるまじき行為です。なお、党への報告も本日、報道が出てからだったようです。取り急ぎ報告させていただきます。申し訳ございませんでした。
まあ、そうでしょうね。コスプレを見たい人と見せたい人が集まっているので、一箇所に長く留まることもないし。実際、センター街の売り上げは普段より大きく下がるそうです。一方で、警備・清掃だけで莫大な税金が使われる。やはり「路上型」ではなく「会場型」にすべきかと。 itmedia.co.jp/business/spv/2…
鼻出しマスクで辞職勧告されたノーマスク・反ワクチンの市議会議員が中学校周辺で配っていたチラシの実物がこれなのですが。「私たちの未来を奪わないでください」などと勝手に代弁しているのも悪質すぎる。子どもたちの打つ権利・健康でいる権利を大人の勝手な都合で奪っている自覚はないのだろうか。
本日の都内新規感染者は21,576人。過去最多を更新、2万人を超えました。今週にはピークアウトするという予想も出されたことで楽観ムードが広がりつつありましたが、事態はむしろ悪化しています。重症者は30人に、6人が亡くなりました。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/shutoken-news/…
丸川大臣は「五輪中止した場合、国の財政リスクはない。資金不足なら東京都が補填」と押しつけてきましたが、そんなこと言ってる場合かというのが率直なところ。国の予算だろうと都の予算だろうともともとは国民の税金。1円でもムダにしないよう、国と東京都で協力してIOCとの交渉に全力を尽くすべき。
この後の懸念は「人工呼吸器の不足」です。第3波では主に高齢者が重症化していましたが、体力的に挿管が適応しないこともあり、そのままDNARで亡くなる患者が多かったですが、第5波は30〜50代が主なので。ただし、医療機器も医療従事者も有限。繰り返しますが、医療提供体制の拡充には限界があります。
「検査数が減る一方で、陽性率が上がり続ける」という現象が起きています。昨日時点でも41.2%。第5波までを見ても、このような傾向はなく。検査需要は減ったが市中感染は収まっていないこと、さほど検査が飽和していることの現れです。陽性率が下がってくるまでは、新規感染者数も高止まりしそうです。
先週は30代男性が3人亡くなりましたが、1人は8/5に陽性判明して入院、8/6に死亡。2人は自宅で亡くなっているのを発見され、検視で陽性判明しました。いずれもワクチン接種歴なし、1人は基礎疾患もありませんでした。30〜50代は陽性判明から急変、亡くなるまでが早く、重症化を経ないケースも多いです。
コロナ患者の急増で医療提供体制がひっ迫したことにより、東京ルールの適用件数=搬送困難事案が急増、未だに250件/日を超えていますが、消防庁によると、それによる死者数はカウントしていない、厳密には出来ないそうです。このコロナ「以外」の間接的死者についても、重く受け止める必要があります。
緊急事態宣言は今月いっぱいまで延長、5/31までとなりそうです。先ほど一都三県のテレビ会議で確認、この後は政府に要請します。期限だった5/11までに感染状況が改善する見込みもなく、20日で足りるのかという懸念もありますが。やはり「ここを下回らなければ解除しない」という数値目標を設定すべき。
自宅療養中の30代女性が亡くなりました。8/17に陽性判明、発熱・咳の症状があったが入院調整にはかからず。一人暮らし、保健所の健康観察では異常なかったが8/21に急変、本人自ら救急要請するもそのまま死亡。基礎疾患なし、ワクチン接種歴なし。第5波・8月以降の累計で38人目。ご冥福をお祈りします。
本日からマスク着用が任意になりました。着けるも外すも自己判断ですが、反マスクの皆さんも、ここぞとばかりに息巻いているようです。逆にくれぐれも「同調圧力」をかけませんよう、着ける自由を侵害されませんよう。世の中、事情があってマスクが外せない人もいます。ちなみに私は重度の花粉症です。