5/1(土)、5/2(日)の2日間「ノーマスクピクニック」なるイベントが予告されています。全国で同時多発的に開催されるようですが、少なくとも都立公園では利用ルールとしてマスク着用が明記されています。何らかのトラブルになる可能性も高く、これから公園事務所・警視庁とも相談し対応を検討します。
インドで猛威を振るっている「二重変異株」が日本に上陸しました。2つの変異(E484Q+L452R)を併せ持ち、感染力増強と免疫回避の両方が備わっています。つまり感染力が強く、かつワクチンも効かないということ。重症化・死亡リスクも高いとされ、日本国内で流行すれば確実に悲惨なことになります。
なお、このうち「L452R」変異は日本人の6割が持つ白血球「HLA-A24」が認識できず、細胞性免疫がウイルスを排除する仕組みが働かないとのこと。つまり、今まで効いていた免疫が効かない可能性が高いです。今までは世界でも何故か日本だけ重症者・死者が少なかったのが、そうでなくなるかも知れません。
率先垂範という言葉があるけど、民間企業にテレワークをお願いするなら先ず、都庁を完全リモートにすべき。必要な窓口業務以外はすべてリモート。都議会もリモート。以前に提案したところ「現実的に難しい」と言われたが、役所でそんな言い訳を通用させておいて民間企業が付いてくるはずがないだろう。
インドの二重変異株「B1617」感染者が都内でも初めて確認されました。スクリーニング検査ではN501Yしか検出できず、国立感染症研究所で行われたゲノム解析で判明したもの。海外渡航歴がなく感染経路も不明ということで、すでに市中に拡がっている可能性もあります。政府の水際対策はまた失敗しました。 twitter.com/ojimakohei/sta…
飲食店の営業について、酒類は提供だけでなく「持ち込み」もNGです。抜け道を探そうとする気持ちもわからなくはないですが、グレーゾーンはありません。協力金の支給対象になりませんのでご注意ください。堂々と宣伝しているお店もあるようなので、東京都からもあらためてアナウンスするようにします。
「看護師500人をボランティアで派遣してください」というのは500人も派遣する余裕が医療現場に出来るくらいまで感染収束させてから言うべきで、順番が逆。確かにオリパラにも医療スタッフは必須だが、コロナ対応から引き抜くようでは本末転倒。そもそもその余裕がない状態で開催すべきではありません。
今年のGWは昨年と違い、観光地のホテル・旅館は予約でいっぱいとのこと。昨年の夏はGo Toが行われていたこともあり、多くの人が旅行に出かけた結果、第2波が全国に拡大、医療体制が脆弱な地方では悲惨なことになりました。そして、東京の新規感染者数はGWがピークとなる見込み。嫌な予感しかしません。
小池知事のキャンプ自粛要請、その心は「店で飲むのは怖いけど、屋外なら大丈夫だろう」とキャンプやバーベキューに出かけての感染事例が実際に増えているから。その意味で、路上飲みや公園飲みと同じくやめてくださいということかと思います。趣味のソロキャンプなどは楽しんでいただいて良いのでは。
本日の都内新規感染者は1,027人。3ヶ月ぶりの4ケタとなりました。ここまでは想定通りですが、ここからどこまで増えるか。変異株の感染力を考慮するとGWで収まる可能性は低いです。少なくとも2週間程度の宣言延長は覚悟すべきでしょう。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
何度でも言うけど、政府の水際対策がガバガバすぎる。5/1からインドも流行国指定するようだが、国内に入れてしまってから手を打つのは「水際対策」とは言えないし、原則禁止とか言っておきながら今でも毎日2千人ほど入国させているし。その結果、各国の変異株がバラエティ豊かに集結しているのが日本。
医療崩壊という言葉にピンとこない人も多そうなのでわかりやすく言うと「急病や事故で救急車を呼んでも受け入れ先の病院が見つからず、そのまま亡くなる」人が出るような状況です。現に大阪ではそうなりつつあります。解決するには通常医療を圧迫しないこと、つまり新規感染者を減らすしかありません。
鉄道の減便要請は、GWの休業やテレワークに民間企業が協力してくれていることが前提。その前提が整っていないのに減便しても逆に大混雑するに決まっています。次の平日は5/6(木)、5/7(金)だが「この間は減便で混んでいたから通勤はしないでおこう」となるわけもないので、やめた方が良いのではないか。
GWに旅行や帰省をしたい人が民間PCRセンターに殺到しているようなので、あらためて言います。「PCR検査で陰性=安全ではありません」。検査時には陰性でも、その後に感染する可能性は十分にあります。陰性証明など意味がないと思ってください。大切な家族や友人のためにも、今年はやめておきましょう。
私が認識する限り、コロナ禍において一部の専門家が主張してきた「楽観論」はすべて外れました。しかしそれが人々の行動に影響を与え、さらに事態を悪化させた側面があります。言論には自由だけでなく責任も伴います。政治家はもちろんですが、専門家やメディアの責任もそろそろ総括すべきと思います。
東京は意外と感染爆発しないなと感じている人もいると思いますがそれもそのはず、波形だとまだ「序盤」です。このレベルで収まれば御の字ですが、セオリーで言えばその可能性は低いです。最悪3,000人/日もあり得るという悲観的予測をもって備えましょう。緊急事態宣言の効果が出てくるのはまだ先です。
佐藤正久さんは政府の水際対策に関して前々から正しい批判をしているんだけど、何が悲しいって、この人も自民党所属の国会議員なんだよな。何とか出来る立場なんだから何とかしてくれよというのが率直なところ。こうやって声を上げているだけでも他の国会議員よりマシですが。 zakzak.co.jp/soc/news/21050…
私もインドでバックパッカーをしたことがありますが、最も暑いのは4〜5月。40℃超えが日常で、暑さに弱い日本人は一時帰国したりします。実際に都内では3月頃からインドからの入国者が検疫をすり抜けて陽性となったケースが散見されます。つまり、インド株の水際対策はすでに失敗しているということ。
最近、小池さんが記者会見などで感情をあらわにすることがあります。10年以上支えてきた私ですらあまり見たことがなかったので、かなり珍しいことだと思います。東京は決して良い状況ではなく、バッシングを受けるのも仕方ないことですが、必死でやっているということはご理解をいただけると幸いです。
政府が強化したはずの水際対策、3月に「人道上の配慮が必要な場合などの特段の事情」で入国した外国人は2千人。再入国者・帰国者を合わせると5.8万人。このような状況で、入管の位置確認は1日300人が無視。オリパラ関係者のGPS追跡も「人権上の問題」で見送り。日本人の人権は守らなくて良いんですか。
IOCバッハ会長の来日は2週間後、5/17〜18とのこと。緊急事態宣言は5/11までの予定となっており、この日程に合わせたのではないかとの憶測も呼んでいますが。少なくとも今の感染状況では延長は避けられないし、よもや政治的思惑で解除することなど絶対にあってはならない。早めにリスケをお願いすべき。
本日も「40代男性が友人9人とキャンプに行き、少なくとも3人が感染」という事例がありました。緊急事態宣言発令後です。まずはお見舞い申し上げますが、複雑な思いです。GWも関東近郊のキャンプ場・バーベキュー場は盛況だったようで、同じようなケースは増えてくるでしょう。正直勘弁してほしいです。
申し訳ないですが、緊急事態宣言の延長は当たり前です。良くなっている要素が一つもありません。まず5/11までの2週間というのがあり得ません。2週間延長で1ヶ月、ここが最低ライン。そもそも日にちで区切ったのも間違いです。あらためて「ここを下回るまでは解除しない」という数値目標を設定すべき。
緊急事態宣言は今月いっぱいまで延長、5/31までとなりそうです。先ほど一都三県のテレビ会議で確認、この後は政府に要請します。期限だった5/11までに感染状況が改善する見込みもなく、20日で足りるのかという懸念もありますが。やはり「ここを下回らなければ解除しない」という数値目標を設定すべき。
9割の人の努力も1割の人の身勝手で水泡に帰すのがコロナであり、日本の法制度ではその1割に強制力を働かせられないのであり、中途半端な対策しか打てないから中途半端な結果になるのであり、そういう中で9割の人も努力するのが馬鹿らしくなってきたのであり。ことの本質と向き合わないのは政治の怠慢。