51
前にも書いたのですが
多数の
「やらなきゃ」
に囲まれている生活をしていると、出口が見えなくなってきて生命力が弱ってくる。
どこかで「ま、コツコツやってれば終わるだろ」という気持ちも大事になってくる。
そういう時に15分でも時間をとって小さな幸せの時間を持つのは大事だと思う。
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「このまま頑張り続けるのは難しいな」
と思うところまで頑張ったら。
その頑張りを緩めるためには
「頑張るのを抑えよう」
ではなくて
「嫌われるなら嫌われてもしょうがないな」
と考えることかも知れないのです。
嫌われる勇気とはすごい言葉で、興味がないことから自分を守ることも必要。
53
仕事をし過ぎたり、自分を犠牲にして「褒められようとする」を続けると、自分の中に「恨みの力」が溜まっていくことがあります。
「恨み」はどこかで成仏させないと、思わぬところで体を壊したりトラブルを招いたりする。
「100点じゃない日があっても良い」は、長期的には自分のためになるのかも。
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悩みから抜け出せなくなっている時の大きな要因の一つに
「こんな扱いされて許せない」
という気持ちがあったりします。
もちろん、不当に扱われたら傷つくのは当たり前なんですけど、暗闇を抜ける際、
「ちょっと恨みは脇に置いて、自分が見る空を明るくする選択をしていこう」
は有効です。
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自分が誰かの攻撃の対象にされたら
「あー、こういうことですごく気にしちゃうなんて、自分は過敏なんだなぁ」
と自分の性質を一回一回気づくだけで良いです。
そしたら自分の課題になってそれをどうしていくか具体的に決めやすくなっていくから。
「なんであの人は」を追求するとドツボ。
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あくまで個人的な意見なのですけど、運が止まってる時は
・過去の時間に生きてしまっている
か
・やさぐれている雰囲気
を強く持っている感じを受けます。
やさぐれている時は「しょうがないじゃん。悲しいんだから」と逆ギレして「このままでは終わらないけどな😃」と、できれば最後笑顔で。
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問題が起こらないこと=運の良さじゃないと思うのです。運が良い人には、意外と色々な問題が起きていたりする。
人生の棚卸しみたいな感じで、先に進むために「ここで起きなきゃいけない問題」というのもあったりします。嫌だけど、その問題に向き合うと意外と次のステージに行けたりする。
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成果を出すコツで
「ちょっといい加減」
であることも大事になります。
真面目な人ほど
私は何もしてない→自分を変えなきゃ
と、自分を罰したいとも思ってしまう。
動けないことも、動き。
悩むって、前に進もうとしていることだから、ちょっといい加減に、時を待つことも重要になるのです。
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行き詰まりを感じた時は何か大きな決断をしたり、「自分を変えよう」とさらに追い込むことをあんまりお勧めしません。
行き詰まり時は引き算が大切で、特に「やっていてモヤモヤしてしまう何かの習慣」を3日間辞めてみることが大事になります。
毒に近づき過ぎているとモヤモヤが重荷になっていく。
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実は体が不調の時ほど「これもいける!」と妙なテンションの高さが出てきたりする。
「いつもの体と違った状態」にある時、胃が張ってたり、肩凝りが長引いてたりは、疲弊の兆候。
「あと少し頑張ればできること」を手放して、休息を取るのが仕事。
自分のテンションは時に、信用しちゃいけない。
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蠍座と牡牛座が信用する人って、結構「大きくなる人の目安」になります。
なぜかと言うと、蠍座と牡牛座って「言い訳する人」とか「自分に都合の良いことだけを言う人」を見抜くからです。
厳しい言い方だけど、この両者は「向き合う価値もない」と思った人を斬ったりはしません。斬るのも愛だから。
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期待しないより、期待した方が良い。
どんなに大人になっても期待した方が良い。
何に期待するかというと、この出会いによって変わっていく自分に。
相手はそれを与えてくれる大事なきっかけ。
自分にきっかけを与えてくれた人って、生涯大切にして良い人だから。
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人間ってすごいなと思うのが、
「あ、こいつ私のこと信用してないな」
という空気は一発で先方に伝わってますよね。
逆に、信用は空気を温かくする。
ウサギが、悪意あふれる来客者に耳をそばだてるように、「信用の無さ」ってバレる。
実績とか能力とかは別の、もっと生存に近い感覚。
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「自分にしかできないこと」って実はその人が100%自力でたどり着いたものではない。
誰かと出会ったからとか、誰かにプレゼントされたものが「自分にしかできないこと」の正体でもある。
「自分がやっていることは誰かから贈られたものである」
という原点を持つ人は強いです。
65
割と悩んでいる時って「他人のことをどうにかしたい」って思っていることが多いです。
でも「他人はどうにもならない」という原点に立ち返ると、案外と早く難問を切り抜けてしまうことがあります。
すごく不思議で、他人は自分を変えようとしたり、支配しようとしてくる人の気配を敏感に感じ取る。
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負けを認められる人ってすごいです。
たとえば、自分がすごく頑張ってきた仕事の分野があって、でも最近入ってきた年下の新人がすごく良いアイデアを出した。
その時「あ、負けた。こいつすげー」と思える人ってすごいのです。
負けを感じられたら、その人はまだ第一線の世界にいます。
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過敏体質で、色々なことに気づきやすい人が幸せに暮らしていくためには「干渉しない・干渉されない逃げ場所」を作るというのも大切だけど
「こうしてくれたら嬉しい」
「ごめん、ちょっとその日はキツイ」
とか
「小さなお願いをする自分」
に慣れることだと思います。はじめは慣れないけど。
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どうしても負けたくない時は「この人だけは裏切りたくない」を持っていると踏ん張れます。
会ったことがない人でも「このやり方をしてしまうと、憧れのあの人は私に興味なくすだろうな」とか。
「この人は裏切れない」
その想いは自分の基準を作ってくれる。
具体的な顔が見えてる人は強いのです。
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「そんなことしてて楽しいの?もっとやることないの?」と周りの人に全然理解を得られない非生産的で無駄な時間が、実はその人の生産性の命綱であったりする。
周りの評価や理解に沿った行動で全部の自分を埋めていってしまうと段々と息苦しくなってしまう。
なぜなら、そこにはもう遊びがないから。
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不安や心配が強い人は今自分が持っているものをひとりで完成させていかなければいけないというプレッシャーを背負い過ぎています。
ひとりで完成させるのではなくて、続けていく。
「ただ続いていく」
とつぶやくと、独りよがりな想いは消えて、自分のやるべきことに取り組んでいけるようになる。
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なんかこう、たまに目標を全部忘れたことにして、「生きてるだけでいいじゃん」って、そういう時間をどれだけ取れるかって結構大事だと思うのです。
目標に取り組まなきゃいけないのはもちろん100も承知で。
でも、生活すべてを目標に搾り取られてる感覚がしたら、忘れる時間も持たなきゃいけない。
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自分が頑張ったことに対して、表に出てくる結果と、その時は残念ながら表に出てきてくれない結果があります。
「表に出てきてくれない結果」の時間が続くと泣きそうになります。つらくなります。
でも、結果に左右されず、自分だけは「悩みを重ねてきた私」をきちんとねぎらうべきだと思います。
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自分の限界を知るのって、基本的には自分しかいないです。
他人はその限界を大抵見誤ります。
自分の痛みではないから「もっと頑張れ」って常に言える。「俺が若い頃はもっと苦労した」と押し付けたりもしてくる。
強くなろうとした分だけ「よく頑張ってる」と自分だけは自分に確認してあげて。
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人の気持ちをえぐる鋭い一言を言える才能の持ち主の方はいます。
そういう人の発言で注意しなければいけないのが
「7割はすごく当たっているように見えるけど、残りの3割は完全なその人の主観」
です。「7割は正しいかも知れないけど、残りの3割はあなたの個人的な主観ですよね」と思って線引きして