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平八郎のデレも唐突なようで、大高城から逃げ出した信康を追いかけることができるのも介錯してやんよできるのも、結局一瞬も目を離してないからでそこに「主君」という夢があったことの基礎にしている。皆の為に首を、という部分に怒りと感動と悔しさが混じるから出る訳で。 #どうする家康
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見た目の派手さはあるんだけど、細かいところがきちんと繋げているんですよね。例えば信長は「鍛えてやった」と思ってるし腕っ節正義な家に作っている分、逆に素早く寝返らず駿府に逃げるでもなく岡崎という領国に帰る竹千代に「わしは虎なのだ」と叫ぶ子供の成長を見ている。 #どうする家康
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明らかに「とても大事にしてやったし色々教えた可愛い白うさぎ」と思ってる奴ですね信長… #どうする家康
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人質生活織田から今川、という話に何にも思ってなかったんだけど、凡愚に育って参りました全くの弱虫でござるという皮を被らないと、織田家で鍛えられて送り込まれたスパイ疑惑も受けるんだな…という難しさは、言われてみればあるんだね。 #どうする家康
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そう言えば、紅白の鎌倉殿企画んとこ「主演の小栗旬さんです!」と呼び込みコールしたときから「佐殿!」と呼ばれた瞬間に「佐殿の声音」に変わる大泉さんの変化の速さですよね……という話をしようと思って多分忘れてたので今更だけど書いとく。
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あんまりでき過ぎている話ですが、そういうものだろうなあと思わせる所があって。それはもう引いた当人は怯えて泣きだすやら(それで悪戯が発覚した)、大変だったらしく。随分昔のことですが、やっぱり記憶に刻まれますねえ。
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初詣期間は大凶を入れない方針だった神社で、バイトの子が悪戯で1枚だけ混ぜたんだそうですね。大凶。初詣期間済んでバイトの最終日、皆最後におみくじ引いていきな、というご厚意で皆喜んで引いて。その子の手元に返ってきたそうですよ、大凶。そういう悪戯はするもんじゃないんだ、と全員震えたと。
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初詣の期間になると、昔従妹から聞いたバイトの話を思い出しますね…。おみくじの…。
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あ、やっと腑に落ちた。のえさん、愛されたいけど自分からは意外と愛さない人なんだ。愛されたいから観察もする、猫も被る、けどある意味空気読みすぎて自分から仕掛けることができない。小四郎とは一見似ているようで、無茶苦茶相性の悪いタイプじゃないか。
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運慶さんの、像そのものの異形は勿論だけど納品し哄笑する運慶さん自身が若干狂気をにじませるのも、ああ時間をかけて狂い切らないようじりじり作っていった本気の仕事で、皮肉やあてこすりじゃなく「これ以外に解がない」んだなって感じで好きなんですよ。
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りくさんの、懐かしい北条の人にまず自分が相変わらずゴージャスレディをやっている所を見せてからの「しぃ様はお元気?」がなあ。好きで。……一応配流先である伊豆と都とで何か一つでもやりとりがあれば、しぃ様の命に関わることを重々知っていて一度も消息なしを通し切ったんだよな。
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政子の行動が復讐や慈悲であるというより、ただ責任の為に人を殺し続けてきた小四郎を死なせる責任は自分に移ったという責任の引継ぎだったと思います。私心なく、あるとすれば畏れであり、政子自身は殺し続けなくていいポジションと寿命であることが小四郎も安堵させる。そういう崩壊。 #鎌倉殿の13人
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だめよ?うそは。という瞬間の、見た筈のない童女の頃の政子が現れるのやっぱり何か壊れた感じだったし、太郎の未来の為に供物を積まねばならん主張になっている小四郎が運慶の像のように人ではない何かになりつつあるの、ほんと怖くってね…。 #鎌倉殿の13人
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太郎の前から時房の前へ徳利を移す初、初の離席を見計らって静かに太郎に酒を勧める時房、そっと初が本当に後ろにいないか確認してからえへ…と盃を受ける太郎。あのシーンはやっぱりこう、よかったじゃないですか…。取り上げるんじゃなく、時房にペースを預けるのが初なんですね…。 #鎌倉殿の13人
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それで愛嬌だけで実力がないのえの描写の何が厳しいかって、結局実力がないので身の上に掛かる不運が「誰かの悪意」としか受け取ることができず、その愛嬌さえ失っていく様がかなり明確な描写だったからですよ…。 #鎌倉殿の13人
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愛嬌はある、しかし愛なく野望はあるのなら、もっと賢く狡く家中に愛されなければならなかった。トキューサや頼朝の愛嬌が結局実力あって初めて生きるのと裏腹な、実力がなく野望が見え透いて愛されない愛嬌。この難役を思うとああー菊地凛子ーと演じる人の賢さを実感するのえさんだと思う。
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のえさんの描写で容赦ないなあ、というのは彼女は決して悪女じゃないのだけど、何が起きているのかの判断を自分でしようとも思っていないし、できない。その結果多分致命的な判断ミスを普通にやる人に描けている。むしろ元々愛嬌はあった人だ、愛嬌だけでは愛されない証明、のえ。 #鎌倉殿の13人
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ここで政子が正面になることで義時が最後列、小四郎だった位置に戻るの好きだなって… #鎌倉殿の13人
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ああ、三浦を特に大事にした訳ではない段階でこっちと決めたな…というのが丸わかりの平六が平六でいとしいな…。 #鎌倉殿の13人
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知らない人が、どういう人間関係を持っていたか知らないでくさすのは、本当ーに命取りなんだよな。太郎に信任があるということは母親である八重さんが気に入られていた証拠なのよな。 #鎌倉殿の13人
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実は伊東の血筋をdisるのは伊東家娘を母に持つ政子義時実衣と北条家全体のdisに繋がることに気づいてない、この辺流石ののえさん…。 #鎌倉殿の13人
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義時がいかにも横暴を極めているようで、「どうせ皆おれを嫌いだし勝手だ」以外の見えようがないんだよね。結構、この辺実衣と兄妹だなっていうか… #鎌倉殿の13人
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善児について恐らくそんなしっかり設定立てていないからこそ発生する、一幡が長時間滞在をぐずらない程度のお料理スキルがあり、おもちゃを作ってやる木工スキルがあり、トウがイレギュラーながら割とまともなハートを持ち続けている教育スキルを考えるとジワジワくる。 #鎌倉殿の13人
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平六の心と襟、考えれば考えるほど「おなごは皆きのこが好き」「問題ない、あの人(=八重さん)は私を頼りにしている」の類を繰り返している小四郎の判定基準を、なぜおれは信じた……?て思うのですが。 #鎌倉殿の13人
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自分を好きでいて欲しかった相手が全員自分を見捨てるように、別れの支度を始めたなと思うんですよ… #鎌倉殿の13人