シネマンドレイク(@cinemandrake)さんの人気ツイート(いいね順)

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『スクービー・ドゥー』のヴェルマがついにレズビアンとして描写されたという海外記事。クリエイターたちはこのキャラクターを同性愛者として描写しようと試み続けてきたが、スタジオに妨害されてきた。やっと悲願達成となり、正式にカノンになったことでファンも喜んでいる。 variety.com/2022/film/news…
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『エターナルズ』は歴史SFのジャンルなのにあまりその視点で語る人がいないのがもったいない。別に多様な人種を登場させるのに理由付けはいらないけど、『エターナルズ』に関しては記号的な登場では全くなく、SFとしてかなりロジックが組み込まれている。人種と人類史の変移を描いているのですから。
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「クィア・ベイティング」という言葉の歴史と、その使われ方の変移、そして用語を取り巻く問題点を解説した海外記事。最近は本来の意味を失い、性的指向などをハッキリさせない芸能人を攻撃するときに使われるようになってしまっている…という話。 them.us/story/what-is-…
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反トランスの論者は「猫を自認する人」「オオカミを自認する人」のような事例を取り上げて、ジェンダー・アイデンティティの信憑性を落とそうと狙う手口をよく使います。例えば右翼論者のマット・ウォルシュもそのレトリックでトランスジェンダーを冷笑しています。 cinemandrake.com/transgenderism…
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どうやら日本語版Wikipediaがトランスジェンダー差別主義的に偏向した内容にどんどん書き換えられているようです。もともとLGBTQ関連を学ぶうえで信頼性という点で役に立たないサイトでしたが、もう完全にヘイトスピーチ寄りになると救いようもない…。ちゃんとした書き手がいないんだろうな…
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差別というのは「思い入れ」とか「誇り」とか「伝統」とか「ノスタルジー」とか「愛」とか、そういうものでいとも簡単に正当化されてきた歴史がある。だからこそ「私、単に昔の作品が好きなだけで…」と思ったときこそ、その感情の奥底に無自覚な差別が潜んでいる可能性を自省しないといけない。
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「創作の自由をポリコレだけで語ろうとする人たち」はそういう他の要素を見てみぬふりしているので、労働環境の悪化とか定収入とか軽視されてしまう。結果「ポリコレにさえ縛られなければ良い作品を作れるんだ!」という精神論の労働を押し通すことになり、それってものすごく玉砕の考え方だと思う。
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10月11日は「#国際カミングアウトデー」。でも性的少数者(マイノリティ)だけがカミングアウトするのも不公平なので、マジョリティの人も自分がどんなマジョリティな側面を持つのかカミングアウトするのもいいと思います。
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そもそも「創作の自由」というのはポリコレだけで決定されるわけじゃない。スタジオの資金力とか、助成制度の充実とか、経営者の方針とか、契約とか、著作権とか、労働環境とか、製作過程で差別やハラスメントがないかとか、すごく複合的な要素が絡んでくる。
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差別に反対する記事を書くと、たまに「親の敵のよう」とコメントをもらうことがあるけど、実際に差別のせいで家族や友人を亡くしている人は普通にいるわけで、例えでも何でもなくそれが現実です。まあ、差別の問題に意識がない人はその現実をそもそも認識していないのだろうけど…
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どんな「性別/ジェンダー」にせよ、他者の「身体」や「性」のことをあれこれ言及して問い詰めるのは「セクハラ」だということは、基本として共通認識を持っていてほしいですよね。純粋な疑問だとか、議論したいだけとか、そういう言い訳は通用しない。
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LGBTQ表象をモニタリングする組織「GLAAD」が毎年選定するメディア賞の受賞作が発表されました。順当な受賞結果という感じです。日本で鑑賞できる作品が多いのでぜひこれを機会に視聴してみてください。
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-> 結局のところ「動画配信サービス」というビジネスは儲からないし、作品を作っては捨ててと大量生産&大量消費を助長するだけのビジネス・モデルなのでしょう。動画配信サービス競争時代に突入して数年、脚本家ストも合わせて、すでに潮目が変わってきている。->
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セックスをポジティブに捉える世間の風潮に異議を唱えるアセクシュアル・ライターによる鋭い海外記事。日本でもセックスレスは夫婦関係の警告のように扱われるがち。本当にそれは正しいのか、そもそも性的関係はそこまで必要なものなのか、もっと社会は見つめ直すべきです。 theatlantic.com/family/archive…
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大作の失敗はトキシックなファンによって女性プロデューサーのせいにされやすいと指摘する海外記事。同じ女性プロデューサーが関わっている他の作品が成功しても、その女性プロデューサーが讃えられることはなく、作品が不評のときだけ槍玉にあげられる。 themarysue.com/why-toxic-fans…
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-> これは私の予想だけど「動画配信サービス」という形態はなくならないにせよ、これからはより儲かる作品だけが生き残るという残酷な競争がサービス内で苛烈化するのだと思う。それは人気俳優や知名度の高いタイトルだけが優遇されるということで、作品の多様性を著しく損なわせるんじゃないかな。
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マーベルのVFX労働環境が問題になっていますが、それで思い出すのが2012年の『ライフ・オブ・パイ』のVFX会社が倒産し、VFX業界の悲惨さをドキュメンタリー『Life After Pi』で告発した件。最近のMCUが作品連発しすぎるからというだけでなく、昔から業界の構造的問題だった。 youtube.com/watch?v=9lcB9u…
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4月6日は「International Asexuality Day(国際アセクシュアルの日)」です。 #アセクシュアル であることを表明し、前向きに受け入れ、学び、そして団結するための日。 LGBTQの中でもとくに認知度の低いこのセクシュアリティをもっと知ってください。
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あと、日本のドラマは誰と誰の俳優が今回はカップリングになるのかという「カップリング消費」で売っている面が大きいと思う。無性愛を題材にするならこの「カップリング消費」体質にこそメスを入れないといけない。それが何よりも当事者を苦しめているものなのだから。
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「AセクAロマ部」というウェブサイトを公開してから早くも1週間が経過。今後も継続的にコンテンツを増やしていくので、よろしくお願いします。今週中にはアセクシュアル&アロマンティックの歴史年表をまとめたものを公開する予定。最近登場した流行りとかではないのです! acearobu.com
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2022年2月20日から26日までの1週間は「#AroWeek」*です。#アロマンティック はここにいる。この世界にたくさんいる。恋愛をしない人生でも充実している。恋愛は誰しもにとって特別なものじゃないし、必須でもありません。恋愛伴侶規範はさようなら! *Aromantic Spectrum Awareness Week
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-> まずオリジナル作品であってもライセンス料が生じているということ。視聴者の少ない作品にライセンス料を払っていても損なので、それを配信削除して「減損処理」として償却するととりあえずマイナスを穴埋めできる。ただ、この処理を行った資産(作品)はまた同じ動画配信サービスに戻せない。->
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ブリー・ラーソン フェミニストかつトランスジェンダーの平等を支持し、TERF(トランスジェンダー差別主義者)を非難する声明に署名している。映画でもヒーロー、そして現実でもヒーローの心を忘れない。 出典:glaad.org/tdovletter
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オールジェンダートイレ(ジェンダーレストイレ)をめぐるモラルパニックに対応するための海外の学際的な取り組みの事例として例を挙げるなら「Stalled!」はとても素晴らしいです。日本もこういうサイトを作って、正しい情報の普及に繋がってほしいなと思います。 stalled.online
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あと「創作の自由」を一番に制限するであろう忘れてはならないものは「スキル」ね。自分のクリエイターとしての能力。どんなに頭の中では最高傑作を思い浮かべることができても、いざカタチにするスキルがないと…。残酷だけど悲しい現実。自分の自由を縛るのは誰よりも自分自身という…。