東京五輪利権の真ん中に森会長はいた。SNSで高まる森批判に反発も出ているが、一般人へのバッシングと権力者や支配階層に対する批判は別物だ。もちろん適切な表現に努めるべきだが、マスコミの権力監視機能が低下する中、 SNSがその役割を代替し始めたと評価すべきだろう。 news.yahoo.co.jp/articles/645a0…
橋本聖子氏は男女共同参画担当大臣を退くそうである。男女共同参画担当大臣というポストは東京五輪よりも軽いのか、五輪組織委会長とはそれほどに重いポストなのか。この疑問を素通ししてはいけない。この人事は森会長の女性蔑視発言に劣らず女性軽視かもしれない。news.yahoo.co.jp/articles/68329…
安倍総理の妻、菅総理の長男。日本の政治はいつから総理の家族がこんなに幅を利かせるようになったのか。私は小渕内閣から官邸を見てきたが、安倍菅政権の身内優遇は突出している。かつての総理は「権力私物化」と批判されぬよう気を配ったものだ。やはり安倍長期政権の負の遺産は想像以上に大きい。
日本は権力監視の仕組みが弱い。司法もマスコミも権力にすり寄る。情報公開は遅れている。同調圧力も強い。それでも権力私物化を防いできたのは、権力が官邸に集中せず分散し歴代政権が短命に終わったからだ。安倍政権は官邸に権力を集中させ8年近く続いた。権力私物化が進んだのは当然の帰結だった。
山田真貴子内閣広報官は首相会見の進行役。甘い質問をする政治記者ばかり指名し、再質問を拒み、菅首相を守るあの人だ。その人が首相の長男が務める会社から接待を受けていた。首相会見を公正に裁くわけがない。今度は菅首相が彼女を守るのか。更迭すべきだ。huffingtonpost.jp/entry/story_jp…
飲み会は断らない。それを売りにしている。こういう人が日本政府で出世してきたことを、いまここで再確認しよう。その世界に君臨した象徴が森喜朗元首相だった。日本の組織は根本的に時代遅れなのだ。コロナ禍でそれが壊れつつある。デジタル化を叫ぶ前に全て飲み会で決まる密室体質の改善が不可欠だ。 twitter.com/koichi_kawakam…
山田真貴子内閣広報官は自らの接待問題について釈明会見を開かないのか。内閣記者会は山田広報官に釈明会見を迫らないのか。自らの接待問題について国民にむけて直接釈明しないまま首相会見の進行役に立つことを許していいのか。内閣記者会はしっかりしてほしい。正念場だ。
退職届を出しました。50歳を迎える本年、#新聞記者やめます。27年間、多くの方にお世話になりました。多謝いたします。退社は5月末。その後は白紙です。ジャーナリストとして発信を続けつつ、それ以外にも活動を広げたいと思います。皆様のお声に耳を傾けながら進路を決めます。まずはご報告まで。
山田真貴子内閣広報官が「体調不良」で辞職したという政府発表をそのまま流す政治記事を見ると、安倍首相が「体調不良」で辞職するという政府発表をそのまま流した政治記事を思い出す。この報道姿勢が政治責任の追及を「入院」「体調不良」でかわす悪弊を政治家や官僚の世界に浸透させてしまったのだ。
山田真貴子内閣広報官を守ると思いきや一転して切る菅首相。右往左往ぶりが甚だしい。安倍政権の7年8ヶ月を支えた「鉄壁の守り」はどこへいったのか。そもそも「鉄壁」など幻想だったのではないか。安倍政権で覆い隠されてきた矛盾がいま一挙に噴き出している。総選挙のことし、膿を出し切ろう!
ウイルスは消えてなくならない。緊急事態宣言をして人々に自粛を迫ったのはウイルスを消滅させるためではなく医療体制を整備する時間を稼ぐためだ。二週間の再延長は医療体制の整備が遅れた政府の「失政」の結果である。その「失政」ために人々はさらに我慢を強いられ、税金が余計に費やされるのだ。
内閣広報官が山田真貴子氏から外務省の小野日子氏に代わるのは内閣記者会が首相会見の進行権を取り戻す千載一遇のチャンス。質問者指名権や再質問権を要求し、拒否されたら次の首相会見をボイコットしたらよい。この機会を逃せば各社政治部長、官邸キャップは記者人生の大きな汚点となる。徹底抗戦を!
山田真貴子内閣広報官が辞職して首相記者会見の進め方が変わると期待したが、何も変わらない。従来と同じ顔ぶれが指名され、彼らの質問に迫力はなく再質問もなし。馴れ合い会見を変える千載一遇の好機だったのに、官邸記者クラブは一体何をしていたの?記者の指名権や再質問権を取り戻す交渉をしたの?
政治部が独占してきた官邸記者会見の歪みを可視化したのは望月衣塑子記者の大きな功績だ。首相会見の出来レースが世に知られていなければ山田真貴子内閣広報官が接待問題で辞職することもなかっただろう。密室の政治取材に風穴を開けることがこの国の政治を良くする第一歩だ。 samejimahiroshi.com/%e6%96%b0%e8%8…
今や「文春砲」の独り勝ちだが、私の新聞社にも十分に対抗できるチームがあった。調査報道に専従する特別報道部だ。 その特報部が今春廃止される。新聞協会賞を連続受賞した花形部署はなぜ「文春」になれなかったのか。その歴史を最も知る私には書き残す責務がある。 samejimahiroshi.com/%e6%96%b0%e8%8…
国民の疑念を招く会食か、招かない会食かを決めるのは私たち国民です。公人は利害関係者との会食について情報公開し、国民の疑念を自ら取り払う責務があります。公人が説明責任を果たさず疑念を解消できなければ「推定有罪」。それが民主政治の原則です。 twitter.com/jomaruyan/stat…
総理会見③国際政治の中心はワクチンだ。日本はワクチン開発に敗れ、ワクチン確保にも出遅れた。その一点をもって内閣総辞職ものである。その程度の実行力しかない内閣にコロナ対応ができるのか。国際競争に敗れ、日本は取り残されるのではないか。バシッと聞くのが政治記者の責務だ。 twitter.com/SamejimaH/stat…
このデジタル時代に公文書に保存期限を設ける意味はない。すべて永久保存にすればよい。技術的に可能だ。保存期限を設けるのは単に証拠隠滅したいだけ。デジタル庁とかマイナンバーとか言う前に、まずは公文書を永久保存すべし。 twitter.com/hiranok/status…
緊急事態宣言の間、検査体制を十分に拡充させることもなく、医療体制を十分に充実させることもなく、ただひたすら感染者の数をかぞえ、お金を不公平に配り、宣言期間が過ぎるのをじっと待ったのが、我らの国の政府です。
聖火リレーが始まる。菅政権は東京五輪に突き進む。土壇場で中止になっても知ったこっちゃない。それまで巨額の五輪予算は毎日毎日使い放題だ。ギリギリまで食い尽くすつもりだろう。それほど五輪利権は巨大なのである。そのツケはすべて国民に回される。「税金の使い道」という目線で五輪を見よう!
検事長と賭け麻雀した「社員」は検察に強い司法記者だった。彼の何が不適切だったのか。緊急事態宣言下だったことか。賭け麻雀したことか。相手が渦中の人物だったことか。どれも違う。問題の核心は検察と司法記者クラブの癒着にある。新聞社はそれにフタをして彼を処分した。 samejimahiroshi.com/newspaper-mahj…
東京五輪組織委が著作権を口実に週刊文春の報道に圧力をかけている。表現の自由の恩恵を最も受ける新聞社が「客観中立」を振る舞って淡々と報じる様子は理解し難い。報道機関は表現の自由を守る「当事者」として連帯し断固抗議すべきだ。五輪スポンサーだから及び腰なのか。 asahi.com/articles/ASP42…
野党支持率はなぜ上がらない?日本の有権者は右3割、左2割、無関心5割。投票率5割で与党が常に3対2で勝つ。野党は「無関心の5割」にリーチすべき。無関心層は政治を諦めている。大胆な所得再分配を掲げ「左右対決」から「上下対決」へ転換し「諦め」を「希望」に変えるのだ。 samejimahiroshi.com/newspaper-yato…
GOTOトラベル再開のメドが立たない。1兆円超の予算が宙に浮いたまま余っている。族議員や官僚は一旦獲得した予算を手放さない。これはおかしい!新年度になったのだ。白紙に戻すべきだろう。これは国民の税金だ。GOTO再開のメドが立たないならいったん国庫に返すべきである。 samejimahiroshi.com/newspaper-goto…
緊急事態宣言で国民の自由は制限するのに国家プロジェクトの東京五輪は開催する。何のための緊急事態宣言なのか。この政権が国民の自由や生命よりも国家の面子や利権を優先していることはもはや明らかだ。国家のために個人が犠牲になる。これでいいのか。