昔の自民党なら一転して石破氏を担ぎ、腐った政権からの転換を演出して解散を打つ。今の自民党は副総理と幹事長が官房長官を担ぎ、腐った政権の継続を平然と掲げて解散を打つ構えだ。 なぜこんなに余裕なのか。野党が弱すぎるからだ。野党の刷新なくして政治は良くならない。 webronza.asahi.com/politics/artic…
安倍総理を退陣に追い込んだのは民衆だ。モリカケサクラやアベノマスク、検察人事に怒った民衆だ。皆がSNSで声を挙げ政治を動かした。これは「民衆の勝利」なのだ。 国家もマスコミもそれを認めない。民衆が民衆の力に目覚めるのが怖い。だから「病気で退陣」を演出するのだ。 webronza.asahi.com/politics/artic…
石破氏の発言がまっとうなのは権力から遠ざかっているからだ。権力に長く浸かっていると誰しも感覚が麻痺してくる。民主党政権時代に菅氏とじっくり話す機会があったが、とてもまっとうだった。7年8カ月も官邸中枢に君臨するとしがらみだらけで「隠し事」ばかりになる。だから政権交代は必要なのだ。
菅氏の支持率が急伸し石破氏を抜いた。国民世論も「勝ち馬に乗れ」か。人口が減少し経済力が衰え貧富の格差が拡がる中で「負け組に転落したくない」という怯えが日本社会を覆い「強者にすり寄る」空気を醸成して閉塞感が増していく。政党も役所も企業も。日本、危機である。 asahi.com/articles/ASN93…
「菅内閣は1年暫定」は本当でしょうか。私は本格政権を狙うと思います。どこかで麻生副総理を更迭し「安倍内閣からの脱却」を演出して解散総選挙を断行する。その時の目玉人事は橋下徹さんの入閣でしょう。菅さんは総選挙に勝てば安倍総理以上の独裁者になるかもしれません。 stand.fm/episodes/5f51e…
安倍内閣の権力私物化は「総理による私物化」以上に今井補佐官ら「官邸官僚による私物化」だった。一部官僚が安倍総理を担いで国家を私物化したのだ。彼らにとって安倍退陣は神輿を「菅総理」に変えるだけのことである。官邸官僚は安倍総理とともに官邸を去るべきだ。 webronza.asahi.com/politics/artic…
菅官房長官は「秋田出身」をPRするが、その実像は「地方の味方」と大違いだ。横浜を選挙区とし「都会の富裕・中間層」の人気獲得に努めてきた。携帯、NHK、ETCなどの「値下げ」を提唱。ふるさと納税もその内実は都会富裕層への税制優遇である。安倍首相以上に新自由主義者である。むしろ維新に近い。 twitter.com/SamejimaH/stat…
第1次安倍内閣は1年で終わったのに今回は7年8カ月続いたのは何故か。官房長官が菅氏だったからだ。菅氏は霞が関とテレビ局の人事に介入し支配したのである。菅人事は主流派エースを外し、後塵を拝してきた者をあえて引き立て自分に忠誠を誓わせる。これを7年8カ月続け、霞が関もテレビ局も陥落した。 twitter.com/SamejimaH/stat…
安倍政権が沖縄を冷遇したのは知事選で負け続けたからだ。選挙で負けたからこそ徹底的に干し、他県に「反逆するとこうなるぞ」と見せつけた。沖縄の敗北が全国に波及するのを恐れたのである。地方支配の視点でしか沖縄を見ていないのだ。これを主導したのが菅官房長官である。 webronza.asahi.com/politics/artic…
総裁選、石破演説。「自由闊達に真実を語る政党でなければならない」はモリカケサクラ隠蔽を担った菅氏への批判だ。「権力とメディアの癒着」への言及は菅氏のメディア支配への牽制である。そして菅氏が仕切るコロナ対策を痛烈批判。「勝ち馬に乗れ」に染まる今の自民党議員たちの心にどこまで響くか。
自民党総裁選の公開討論会。石破はコロナ感染収束のため特措法改正が必要だと菅に質問。ところが菅は安倍内閣のコロナ対策を説明するばかりで特措法改正について答えず。官房長官記者会見と同じで「質問のすり替え」だ。官邸記者がこうした答弁を許してきたから「すり替え」体質が身に染みついたのだ。
菅氏が首相になればメディアの「選別」から「管理」へシフトする。菅氏と近い報道機関幹部は少なくない。組織の中でもがいてきた記者たちはさらに苦しい立場に追い込まれる。「権力を監視するジャーナリストたれ」と志す記者たちは連帯を~菅氏に最も睨まれてきた望月記者の言葉に今こそ耳を傾けたい。 twitter.com/ISOKO_MOCHIZUK…
菅圧勝、岸田二位。徹頭徹尾「安倍継承」「石破潰し」の自民党総裁選だった。安倍長期政権の「既得権を死守」し「不正を隠蔽」し続ける極めて後ろ向きの選択だ。当座はよくても中長期的に党勢は大きく陰るだろう。野党は政権交代の好機だが、立憲民主党まで執行部が自らの地位保全を優先していて辛い。
菅義偉の実像が見事に描かれている。「強ければ人はついてくる。弱ければ離れる。だから勝つことが必要だ」。初当選時に激突した創価学会、大阪自民の天敵維新…。彼の人脈は利害で結ばれた戦略的互恵関係だ。一度摑んだ権力は手放さない。その恐ろしさに世論はいつ気づくか。 asahi.com/articles/DA3S1…
与野党とも「自助」優先の社会を目指すのなら「野党は提案せよ」「政策を競い合え」と言うのは正しい。しかし政権与党は「自助」、野党は「公助」を優先し、そもそも目指す社会の方向が違うのだから、それを実現するための政策を競い合うことに意味はない。次の総選挙は「自助」か「公助」かの選択だ。
大臣も役人も記者も強い上昇志向を持ち、滑り落ちることに大いなる不安を抱えている。時流に目を配り、主義主張はどうであれ、多くは大勢に乗ろうとする~戦争に加担した昔の新聞も、安倍辞任・菅政権発足を伝える今の新聞も内実は変わらない。「権力者目線」なのだ。 webronza.asahi.com/national/artic…
林検事総長にインタビューする機会を得たのなら、総括を終えた10年前の証拠改竄事件ではなく、安倍政権のモリカケサクラなど数々の不正を見逃してきた「検察の不作為」をなぜ追及しないのか。新検事総長をPRするような記事は検察や検察報道への国民の不信を膨らませるだけだ。 asahi.com/articles/DA3S1…
霞が関が政策シンクタンクだったのは昔のはなし。今や企画立案から実行まで巨額の税金で電通に丸投げ。その代わり毎晩遅くまで何をしているのか。虚偽答弁作成、公文書の改竄廃棄…。全て自分の出世のため。今や「自助」の精神が最も根付いているのはエリート官僚たちである。 asahi.com/articles/DA3S1…
安倍最側近の今井補佐官が主導した一斉休校に専門家たちが反発した4月の議事録を内閣官房が公開した。今井氏が政権中枢を外れ「睨み」が効かなくなったのだろう。彼の横暴な足跡は徐々に明るみに出てくるのではないか。驕れる者久しからず。安倍政権の断罪は今井氏からか。 asahi.com/articles/ASN9S…
全国紙が全て東京五輪スポンサーなのは異様だ。噓まみれの招致、電通が仕切る不透明収支、猛暑下の開催、学徒動員さながらの無償ボランティア。メディアが権力を監視せず巨大国家事業は泥沼化。中止になってもコロナのせいにして誰も責任を取らないだろう。先の大戦と同じだ。 webronza.asahi.com/national/artic…
菅首相の目玉政策「デジタル庁」にアマゾンが忍び寄る。10月から政府共通プラットフォームを担うのだ。マイナンバーにもリンクされ、国民の個人情報は守られるのか。国家機密は大丈夫か。アマゾンを呼び込んだのは誰なのか。菅・新自由主義の本丸「デジタル改革」は要警戒だ。 webronza.asahi.com/politics/artic…
官邸記者クラブに「菅総理とオフレコ朝食会」募集があったことを新聞は報じないのか。安倍政権下で「総理とオフレコ会食」など権力と政治記者の癒着や「望月記者の質問制限」など官邸記者クラブの閉鎖性が政治報道不信を招いたのに、国民に説明しないままオフレコ朝食会に参加するのは読者への背信だ。 twitter.com/litera_web/sta…
菅総理と内閣記者会のオフレコ朝食会は「取材過程」の問題ではない。官邸が記者クラブを丸ごと囲い込んでメディアコントロールする「権力と記者クラブの癒着」の問題だ。疑惑の矛先は記者クラブと加盟各社に向けられている。幹事社の「お答えできない」は、官邸の「回答を差し控える」とまるで同じだ。 twitter.com/ISOKO_MOCHIZUK…
日本学術会議が推薦した105人中6人の任命を菅総理が拒否した理由について「コメントを差し控える」という官邸の態度を許してはいけない。理由を曖昧にして忖度させ政権批判の自主規制が強まるよう仕向ける狙いは明白だ。官房長官会見で「コメントを差し控えるでは許されません」と厳しく迫るべきだ。 twitter.com/nakajima1975/s…
日本学術会議の会員に今回任命された学者99人は任命を拒否された6人と連帯し、学問の自由を侵害する菅総理に対して抗議の意を示し、会員就任を辞退していただきたい。そうした行動に出て初めて学問の自由を尊ぶ学者としての覚悟が市井の人々に伝わるのではないか。 twitter.com/hori_shigeki/s…