米国は戦争を止めたいです。戦争を止める為に、米国は何をするのか。ウクライナに兵器を送るのです。それは戦争を阻止する最も効果的な方法です。「攻撃したら損害が大きすぎる」と侵略者が思ってはじめて、戦争が起きない可能性が出てきます。戦争反対なら、侵略をされる側に武器を提供しましょう。
ウクライナ危機に際して、🇺🇦人として日本にお願いする事は何か、と聞かれる事があります。私の答えは、価値観外交を貫く事です。価値観外交とは、独裁国に国際法を守るように求める事です。守らない場合は、守らせるように制裁措置を実施する事です。それは最終的に日本の安全保障にも貢献します。
何百万人ものウクライナ人は、スターリンによって意図的に殺されています。間違った政策の結果ではなく、最初から意図的に、計画的に行われた大虐殺です。スターリンはウクライナ人を潰すつもりでした。この想像を絶する悲劇の歴史を踏まえて、議論を尽くした結果、議会で反共法が制定されました。
ウクライナで共産主義を政策として目指す事、共産主義の象徴(赤旗など)を公の場で掲げる事が禁止されています。また1921-1991の間に存在した共産主義体制は犯罪体制だと法的に定められています。これは思想弾圧ではなく、🇺🇦の歴史を踏まえた判断です。共産主義体制は何百万人もの🇺🇦人を殺しています。
ロシアがNATOに求めているのは、独立国の主権を好き勝手に制限する権利です。東亜で例えると、中国は日本に対し「日米安保は中国の安全保障を脅かしている。米軍を日本から撤退し、二度と置かない事を保障しろ」と言っているのと同じです。ぶっ飛んだ話だと思いますか?これを露が実際にやっています。
プーチンは侵略によって自分が受ける損害を計算しています。もし損害は許容範囲を越えると判断した場合、侵略を見送る可能性があります。従って、プーチンに、侵略の代償は重すぎるものになると思わせなければなりません。国際社会が連帯し、最大限の制裁措置を実行すれば、プーチンが躊躇うはずです。
「ロシアは間違いなくウクライナを攻撃する」と「ロシアは絶対にウクライナを攻撃しない」は、あまり意味のない議論です。大事なのは、「どうすればロシアによる攻撃を阻止できるのか」という事です。展開を占うより、最悪な結末を防ぐ方法について議論した方がいいでしょう。国際連帯は最も大事です。
「友好国を見捨てる」と「軍事力で友好国を守る」は唯一可能な行動ではありません。間の段階はいくらでもあります。食料などの物資を送る、経済支援する、技術を提供する、機密情報を提供する、非殺傷兵器を送る、殺傷兵器を送る、訓練の為に軍の教官を派遣するなど、直接参戦以外にも沢山あります。
25日のひるおび。戦争が起きるかどうかはプーチンの計算次第。今侵略すれば、損害は許容範囲だと判断したら戦争が起きます。損害は大きすぎると判断したら、戦争を見送ります。だから、戦争を阻止するには、国際社会は、損害が露経済を壊滅すると、プーチンに思わせる必要があります。最大限の制裁を。
7の続き。ウクライナ国民の圧倒的多数はウクライナが独立国であるべきだと認識します。ウクライナはロシアの一部になるべきだと考えている人は少数派であり、彼らは反国家分子、売国奴なのです。ロシアで住みたい人がロシアに移住すればいいです。これで問題が解決します。
6. ロシアはウクライナの中立化、ウクライナが緩衝地帯になる事を目指しているのか。 違います。ロシアは🇺🇦の征服、完全な支配を狙っています。つまり、どの同盟にも入らない国ではなく、完全に自分のものにしたいのです。 7. ウクライナの親露住民の意見を無視するのか。 はい、無視します。(続く)
5の続き.北大西洋条約には欧州の全ての国がNATOに加盟できると書いてあるので、不拡大の約束は条約違反です。更にその後NATOに加盟した全ての国は無理矢理NATOに入れられたのではなく、自分の意思でNATOに加盟しました。その中で、NATO加盟する為に、多くの努力を重ねて、かなり苦労した国もあります。
4. ロシアのNATO不拡大の要求が正当なのか。 不当です。NATOは防衛の仕組みです。ロシアを攻撃する意図は全くありません。ロシアにとって何の脅威にもなりません。 5. ソ連崩壊時、NATOは不拡大の約束をしたのか。 していません。時の権力者の、交渉の際の発言は約束ではありません。(続く)
2. 西洋はウクライナを見捨てるのか。 見捨てません。ウクライナへの支援が増え、ロシアへの制裁は強化されます。現在、様々な制裁措置が検討されています。 3. 西洋はウクライナの為に戦うのか。 戦いません。資金、兵器など、必要な物資を全て提供し、使い方も教えるが、血を流しません。
本日、TBSの「ひるおび」にオンライン出演をしました。ウクライナ情勢について解説しました。時間が短かったので、話しきれなかった所を補足します。 1. プーチンが侵略を実行するかどうか。 プーチンの計算次第です。彼は🇺🇦を征服して侵略欲を満たす事と、侵略によって被る被害を天秤にかけます。
ロシアはまた日本に意味不明な文句をつけ、日米関係に干渉しています。日米首脳は、侵略した場合の対応について話し合っていただけで、ロシアに対して敵対的な論調は一切ありませんでした。「戦争になった場合、対応する」という発言に当惑しているのは、戦争を起こすつもりの国だけです。
やはり、大使館員家族への退避命令は本当でした。22日の時点でまだ噂でしたが、23日は命令が出ました。 大きな戦争が起きる可能性が今までより高いという事です。ロシアへの圧力を国際社会から強めないと、今回は本当にやるかもしれません。最大限の制裁を用意すべきです。 sankei.com/article/202201…
国務省が否定しています。退避命令はありませんでした。しかし、いざという時に、速やかに退避できるように準備しておく、というのがあるらしいです。国務省としては米国民の安全性は最優先だからこれは仕方ありません。 sankei.com/article/202201…
核兵器禁止条約は、自由民主主義諸国を縛る愚かな条約です。中露朝は核兵器を手放すわけがないので、この主張は事実上、日欧米でのみ自由にできるのです。反核を訴えるのが道徳的に優れている、という狂った雰囲気では核保有の民主国だけが批判され、中露はやりたい放題です。 news.yahoo.co.jp/articles/9c5c8…
因みに、ロシアを弱らせる事が、中国の抑止にも直結します。ロシアは完全に中国側の国です。しかも中国の次に強いです。ロシアが弱れば、中露陣営全体の力はその分だけ減ります。そして中国は、ロシアが協力できないという事になれば、対外侵略を躊躇う可能性が出てきます。これで平和が保たれます。
時間が経つと共に、基本的な事が忘れられがちなので改めて。意図的かどうかは別にして、世界にウイルスをばらまいたのは中国です。従って、世界が陥った大混乱、被った大損害の責任も全て中国にあります。中国に対して損害賠償を求めるのは当たり前です。この認識が忘れられる事は、中国の狙いです。
全会一致でやろうとしているから、内容が骨抜きにされ、決議自体がいつまでもできないのです。全会一致に拘れなければ、去年に既に採決されたはずです。というか、積極的に反対しているのは公明党ぐらいなので、今でもほぼ全会一致です。過半数で十分なので早くやるべきです。 sankei.com/article/202201…
中国がTPP加盟を企んでいるので、一切油断せずに、明確に、断固として拒否しなければなりません。他国の領土の強奪や侵略、他民族の虐殺を犯している犯罪国は自由貿易圏に入るのは論外です。今は中国を世界経済から切り離す時期です。中国との関係を段階的に縮小すべきです。 sankei.com/article/202201…
毎月何回もの頻度で行われている中国による領海侵入を大々的に報道しなければなりません。日本国民は、中国の脅威は理論ではなく、目の前の現実だという事を理解しなければ、防衛力強化を求める世論はいつまでも形成されません。中国に対しては、防衛力強化しかありません。 sankei.com/article/202201…
侵略者は、侵略を正当化する為に、自身に対する攻撃をでっち上げる作戦、いわゆる「偽旗作戦」は、他に侵略の口実が見当たらない時に使う最終手段です。従って、ロシアに対しては「こちらが挑発に乗らず、口実さえ与えなければ、攻撃は免れる」という論理は通じません。 sankei.com/article/202201…