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毎日コロナで亡くなった方の人数が発表されるが、それを数字として認識してはいけない。一人一人、名前のある人間なのだ。人間が死んでいるのだ。その想像力を持たなければ本当の対策はできない。有名人が亡くなるとショックなのは数字には現れない人格を感じ取れるからだ。もっと想像力を働かせよう。
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今日の報道1930、とても興味深かった。志位委員長の政権奪取への本気もよく伝わったが、小沢一郎氏が枝野代表に対して財源について大胆な考え方をするべきとの考えを示した。もっと具体的に言うと、財政の健全化を目指すべきではないと語ったのだ。反緊縮の旗印が立てば、野党は大きく躍進できる。
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政府のことを信用できない。それがこの国が抱える最大の問題だ。政府のサイドには、国民からの信頼を得ようという気がないし、国民はと言えば、政治なんてそんなもんさ、と考えることを止めている。こんな国に真っ当な未来があるはずがない。若者たちのためにも、国の根本から変えなければと思う。
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タレントが大麻所持で逮捕されたらしい。ということは、いつものパターンでいうと政権や自民党に何か隠蔽したいこと、国民の目を逸らさせたいことが発生しているということだが、まだ隠蔽したいことがあるのだろうか。それにしても、こんなことを国民が言ってる段階で国民と政府の関係は終わっている。
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私は宇都宮氏に入れるし、今まで宇都宮氏を応援しようと思っていた人はそのまま宇都宮氏に入れればいい。我々は周りの人に両者の会見を全部見ることをお勧めしつつ、小池都政の難点を明らかにすればいい。小池票の中の浮動票が山本、宇都宮のどちらかに動けばいいのだ。崩すべきは小池。打倒小池だ。
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橋下徹という人物を見ていると、どこか哀れさを感じている自分に気づく。彼はすべてを勝ち負けで判断しているようだ。そして、世の中すべてがその価値観で支配されていると勘違いしている。そこから類推されるのは、彼は本当の人間関係を知らずに生きてきたのでは?ということだ。心の貧しさが見える。
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自民党の人間はいつも、いろいろ理由を述べて「やらない」としか言わない。そのくせ医療費の窓口負担の増額など、国民が苦しくなることはすぐに進める。その理由はいつも将来世代の負担軽減だ。根本的にちがう。仕組みそのものを変えるときなのだ。今までの枠組みでしか発想できないなら隠居すべきだ。
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政府がコロナを指定感染症の「2種相当」から格下げすることを検討しはじめた。危険度の設定を下げれば感染防止のために国が払う責任が大幅に減少する。ついに日本政府そのものが「コロナはただの風邪」にする、ということだ。日本政府は過ちばかり繰り返してきたが、どんなしっぺ返しが来るだろうか。
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自民党、狂いも狂っている。公選法違反の河合夫妻の件。議員辞職もせず離党のみ。おまけに二階幹事長は「影響を及ぼすほどの議員でもない」と語った。彼らにとって善悪の基準は何なのか。こんな狂いまくった見解をして居直っていることに、吐き気がするほどの異常性を感じる。自民党は日本の破壊者だ。
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経団連がやりたいことは二つあって、ひとつは大企業の経営者が儲かること。もうひとつは、労使関係に於いて常に雇う側が圧倒的に有利な環境を維持すること。つまり労働者を低賃金で、生活を保証せず、いつでも首を切れる環境におくことだ。自民党は経団連の手先に過ぎず、消費増税もここに原因がある。
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小池百合子の手法は、政策に名前を付けることによって「よくわからないけど、なんか凄そう」という印象を与えるものだ。他の候補者は政策の内容を具体的に言うため、小さく見える。小池の方は大きく見えるがその分具体性がない。妙な横文字を混ぜることも含め、要は見せかけだけで誤魔化す技術なのだ。
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八代は降板すべきだ。あの二度目の謝罪の「現在の」の強調にはつい最近の出来事であるかのような印象を与える意図が感じられる。いつから綱領が変わっているかは、直接共産党に問い合わせれば分かるはずだ。八代は降板か、番組自体を打ち切るか。TBSは有権者への誠実さを態度で示すべきだろう。
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この歴史的国難の中で、安倍自民は国会を閉じた。この事実の異常性は、さすがの自民党支持者たちでも感じたのではないか。市民たちの苦しみの声を聞かず、まさに扉をシャットダウンする姿勢は、政治家としての責任の放棄以外の何物でもないだろう。自民党は終わりだ。自民党に国政に関わる資格はない。
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私がGoTo反対のいちばんの姿勢は旅行しないことだ、と考えるひとつの理由は、国民はそんなにバカではないのだと政府にわからせる必要があるからだ。値引きすれば旅行するだろうという、人をバカにした認識を改めさせなければならない。バカな政策は通用しないのだと政府に思い知らせなければならない。
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政治に関心を持つって、とても疲れますよね。わかります。私もよく極度の疲労になって、投げ出したくなります。けれどそういうときは、別の人が頑張ってくれているものです。で、また、その人に勇気づけられる。その繰り返し。だから疲れたら休みましょう。で、後からまたキャッチアップていいのです。
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小泉進次郎の涙を見て、あなたはどう感じただろうか。私は、どっちらけだった。いや、むしろ少し気味の悪いものを感じた。この連中の感情というものが、いかに国民のくらしや意識から離れたところにあるのかを垣間見た気がしたのだ。この国民の難局を自民党で乗り越えることは不可能だと確信した。
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日本国憲法は、基本的に大日本帝国憲法のアンチテーゼとなっている。国民に主権がなく、基本的人権もなかった時代の反省として、新しい人権の時代をリードするような革新的な内容なのだ。私が改憲に反対するのは、今の改憲論者が目指すのが、帝国憲法への回帰だからだ。戦前の日本に戻りたくないのだ。
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どうせ世の中は変わらない、とか、変えられない、という人がたくさんいる間は、決して世の中は変わらない。そういう人が減っていき、やればできると思える人が増えることで変化は実現の可能性が出てくる。人の集団の心理はそうなっているので、まずは本気の人が一人でも増えることが大切だと思う。
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世論調査、安倍政権のこれまでを評価する71%。まぁ、7年8ヶ月間、総理を続けたことへの「お疲れ様」ポイントなのだろうが、日本人の甘ちゃんぶりがよくわかる。彼が残したものと言えば、国民の反対を押し切って強行採決を繰り返して作った悪法ばかりだ。日本人はいつまでこんな情けない態度なのか。
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Amazoneが三浦瑠璃をCMに起用した。私は著名人による政治的立場の表明には賛成だ。そして企業による著名人のCM起用は、その人の政治思想と企業の思想が同じだと表明することと同義だ。三浦瑠璃は徴兵制を訴える政治学者。その姿勢に反対の人は、Amazone不買という形でアクションすることができる。
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れいわ舩後さんのメディア登場はかなりインパクトが大きい。しかもいつも山本代表が言っている訴えを舩後さんが語ることで、また別の伝わり方になる。さすが山本代表だ。素晴らしいメディア戦略だと思う。
#日曜討論
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自民党・小野田議員の「スパイ防止法に反対するって、スパイじゃないですか」発言。なんと反知性的なのだろうか。スパイではない人までもがスパイ扱いされ人権を奪われる可能性について考えるべきが現代の人権感覚だ。この意見は治安維持法に反対するのは共産主義者、という戦前の特高と同じだ。愚劣。
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日本人には、問題の本質的な部分を明らかにされることを嫌う性質がある。なんとなくという状態のまま、時間だけが悪戯に経過していく。少子化とかね。ひょっとすると有権者は、苦労をせずに社会課題を解決してくれる手品師を政治家に求めているのだろうか。解決するのは政治家ではなく我々自身なのに。
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パラリンピックを小学生に見せるために、都が必死だ。バスで送迎までつけるらしい。でも、もういいって。いい加減、目覚めてくれよ。いったい何がしたいんだ。国民や都民を分断する以外、まったく意味のないことを、なぜそこまでして進めるのか?子どもたちの未来を真剣に考えてくれ。自分ではなく。
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それにしても気になるのは、安倍晋三辞任騒動によって、コロナの感染者数がどこかに吹き飛び、今や収束も近いというムードを醸し出していることだ。私の予想では、また山が来る。理由は簡単で、収束に向かうことに必然性のある対策を政府がまったく取っていないからだ。収まるには、根拠がいるはずだ。