小沢さとる(@ozawasatoru2005)さんの人気ツイート(古い順)

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ボクの処女作「ルミ死なないで」が見付かった ある出版社があちこち手探って捜し出してくれた小沢あきら名で描かれた1957年の月刊誌「少女」の別冊付録に掲載された64頁の読切り ところがこれを何度読み返してみてもボクの覚えにないものなんだ 記憶にあるのはタイトルだけ…ミステリーだね
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国防軍と呼称を改めるらしいね 自衛隊のことだ まあ軍なんだから軍と呼んでも違和感はない でもね史上国防軍を名乗った軍に良いイメージは無い 国防軍とするだけで大義の拡大解釈が生じる 国防と言う大義の下で先制や侵略を正義として行って来た軍隊は数知れない 国軍も嫌だ 自衛隊でいい
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眩いばかりの幕張の空 平和な日本の空をゼロが飛んだレース会場のエアゲートの遥か上空を2往復わずか数十秒の飛行はジャンプもダイブもなく観客に挨拶のバンクを送ることもなく瞬く間に飛び去って行った充分だったファイターとしてのパフォーマンス無しがもむしろ良かった確かにゼロだったから…また
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ゼロが命掛けで飛んだ展示飛行にゼロらしいパフォーマンスは無かったが「どうだった?」の妻の問いに答える術もなく72年前土浦の若草の上に父と並んで腰を下して見上げた従兄の公(タカ)兄ィのゼロを想ったムリの出来ない復原機であの日を再現してくれた日本人パイロットに感慨を込めてアリガトウだ
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3日の浅草んぽで初対面の挨拶に頂いた治ちゃんからの色紙だ 外連のない飛びっ切り笑顔にトコトン魅せられて 彼の才能の“さもありなん”を肝に銘じたね 人柄満点の今後に更なる期待で「こち亀」後の彼の作品から 目が離せないね 改めて治ちゃん ありがとう!
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青の6号は相棒の事故で突然少年サンデーの誌上から消えた サブマリン707の代替作品として無理矢理創り出したものだ 707の再開を執拗に迫られながら 片腕を失った相棒の代るアシスタントの手当てが出来ないまま 絵柄の異なる久松文雄くんを頼んで タイトルを変えて連載スタートさせたものだ
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青の6号の連載は辛かった 707ファンを意識して707のイメージを色濃く引きずりながらの制作は 足カセをはめられたまま農作業に携わる様なもんだったから 707から離れたい作品と707のイメージ側とのガチンコの葛藤は モツレモツレの気力体力の消耗だった
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今でも青6の色紙を描くことはメッタにない 折角青という組織を設定して青のドームやらワッチロボのノボと言ったSFの要素をふんだんに取り入れて707離れに意欲した作者に青6のフォルムは707のイメージを強く要求するサンデー…今でも青6を描くのは辛いこのモデルさえなかった青6はもっと…
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ジャイアントロボ始動半年ぶりに描いたGロボ ちょっと机上にダレが来た時Gロボを描くと手指の感覚が戻る 函館に戻って机に向ってみたがどうも立ち上りが良くない そこでGロボが動き出した始動の場面を描いた いつもより誇張した構図に始動にふさわしいキリっとした目力を与えて見た
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54年前になる“サブマリン707”の連載開始だ 少年サンデーはボクにとっては懐かしい響きだ 当時描いた怪潜エイモスとのエンカウンターだ 最后の作品になる「そこに707がいた」ではもうこんな場面は成立しない 今や誘導兵器全盛の時代だからね 今に思えば長閑な緊迫感とでも言いたい画面だ
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ふいに机上の手を止めて思ったいい時代に漫画家でいたことに今更思い返して妙に幸せな感慨にふけっていたんだ 老残の身に落ちた覚えはないが老いらくの回顧の情かなぁ少年時代に空想に耽ったたわい無い夢をまんま描いて商いになったあの良き時代の漫画はもう帰ってこない ソロソロ潮時かな なんてね
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ボクの身の回りに居着いて42年になるぬいぐるみのロボZくんはきっとお母さんと一緒に一生懸命作ったんだろうなぁその何処かの坊やも今は50代のお父さんかな 当時寄せられた9万通のファンレターが静岡地方を襲った“七夕豪雨”に流されてね 誰の作か今も判らない “それボクのだー”の声が聞きたい
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ジャイアントロボを手掛ける2~3年前だったかな1965年頃だ 外国のサイエンス記事にAIと言う文字が目に付くようになった それで自律型のロボットの夢がボクの頭の中で一気に膨らんで自ら学習して考えるロボット…そしてロボットも人間並みに悩む時代がきたら面白い そう思ったらもう止らない
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GRーⅡの巨大な頭の飾りは何だってよく聞かれる これ実はGR-ⅡのAIが如何にも頭が“切れる”ってことの証しなんだ ブーメランの様に相手を攻撃して返ってくる“飛斧”と書いて「ひゅうな」と読むんだ これ共作の条件下でジャイアントロボには採用されなかったけどね そう言うこと
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チョロQについてはロボダッチと違い生みの親の自負はあってもボクは著作権者じゃない 豆ダッシュからチョロQと買取でメーカーに渡しちゃったからね それでも手元には当時の手描きの企画書からキャラのスケッチ・立体図等々山ほどある 改めて見ると現物より面白い ボクのチョロQが見えるから
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潜水艦てのは鉄の箱に閉じ込められて崖からぶら下げられる様なもの…そう聞かされていたから海中深く外の見えない潜水艦の中から暗いだろう海の中を想像するだけでも不気味だと思う で何時とはなしに海中の描写に渦巻きを多用する様になった それがサブマリン707に読者を引き込んだのかも知れない
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707の渦巻きにはもう一つの思いがある 小学生の頃空襲警報が鳴ると近くの燃料研究所のビルの地下室に避難したものだが 真暗闇の中に寿し詰めになって大人も子供も空襲が過ぎるのをジッと息を殺して待ったものだが 人の息遣いの外は何も見えない 闇の中に見えたのが見える筈のない渦巻きだった…
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傑作と自画自賛するジャイアントロボだ 旧年の正月に描いたものだが線描き彩色とも格別に意図して描いた 穏やかだが“力”のある毅然とした目 繊細に描いた三体はもう1枚同じものは描けない 側に置いて1年未だ手離したくない1枚 それでも人に見せたい1枚のジャイアントロボがこれだ見てや~っ!
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「これなら問屋の力だけで売れる」当時模型問屋富士模型の三輪太一社長のこの一言がロボダッチの空前のヒットの原動力だった 嬉しいことに3月発売の“40年男”が今度はロボダッチの特集を組んでくれる 故太一社長のあの一言を裏付けてくれる記事を期待したい ロボダッチの進化は未だ止ることはない
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“ロボダッチ”それは作者の夢・純粋な子供たちの夢・小さなプラモ店の夢・そして一軒の問屋の情熱がマスメディアの力を借りることもなくクチコミの交歓を盛り上げて創造した夢の王国だった その片鱗を小さな特集で伝える「昭和40年男」が明日発売だ ロボダッチファンよ書店へ走れ “あの日のように”
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ボクの過去の原画稿はその大半を“なつ漫キング”に保管を依頼して預けたものが未だ返還されないまま所在不明となっている 近頃ボクの原画稿をまとめ買いした人物が出て来た これって犯罪の臭いもするね “黄色い零戦”もその中にある 嫌な話しだ止めておこう
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バンザイだ!嬉しいねゼロ戦が描けたんだ 事故以来 首背中の痛みは仕方ないとして右手首と親指の痛みとシビレに泣いてきたけど少々強力な痛み止めの処方とメッチャきついこの二の腕のサポーターで筆を握ったらデリケートなゼロのデフォルメをブレすに描けた この色紙 今夜のヤフオクの落札者に進呈
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1965年少年サンデー連載の「サブマリン707」が未完のまま休載以来 53年まんま休載というのは65年間休戦のまま朝鮮戦争に次ぐロングランだ それでも昨今の状況下に、独り一人最大限の圧力を言い募る日本の異状に習って 「サブマリン707」連載再開をわめこうか……
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完結を見ていない「サブマリン707」のその後を夢に見た なんと707は青6の用心棒になっていた 海中火口基地の青の本局の周辺哨戒の裏方任務にあたっている その後の707は海面下の用心棒? “ そこに707がいた ”
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イタイのシビレルのとウジウジしてても治りゃしない 痛ェのなんのでツイッターにもご無沙汰しがちの昨今今日 元気出してよとカミさんのJ子がボクの着せ替え作戦を始めた 着るものからモノトーンをはぎ取って大枚はたいて元気の出るビガーカラーの第一弾がこれだ それ行け!爺さん!元気に行こう!