これは有名な話で、インドでムコール症が大発生した理由の一つ。 主因は、デキサメタゾンの濫用による免疫の低下だが、COVID-19によって血糖値の上がった患者に真菌が寄生、血糖が高いために急速に繁殖しそれによって破壊された組織を更に真菌が養分にするという悪循環とされる。 twitter.com/Michiko_Nishi/…
東京など大都市圏の日毎新規感染者数統計は、8/21-30の期間がお盆休み効果で強い下げ圧力があります。 8/31以降は逆にお盆明け効果で増加圧力がかかります。 現在、東京の統計が下げに転じていますが、これが一過性か継続するかは、お盆明け効果を9/7頃まで観測しないと分かりません。
非常に分かりにくいのですが、東京都心のモビリティは、明らかにお盆休み中にビジネス関連に限り大幅にさがっています。 現在の日毎新規感染者数の減少はこれが原因と考えています。 お盆休み明け後は戻しています。 stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp www3.nhk.or.jp/news/special/c… covid19.apple.com/mobility
東京都区部のモビリティは、お盆休み中に下がっていますが、地方は逆にお盆休み中に増加が見られます。 来られの地域の多くでは日毎新規感染者数は、お盆効果で増加が見られています。 covid19.apple.com/mobility
現在、全国的にお盆休み効果で実効再生産数は混乱しています。 実効再生産数は、日毎新規感染者数の一週間移動平均と、前週同日の一週間移動平均の比較で算出されます。 従って、現在の値は、お盆休みによる異常値です。意思決定には使えません。 実効再生産数の正常化は、8/31以降です。
なお、これまで1年8ヶ月、世界のCOVID-19統計を見てきましたが、重要統計の取り方を根本的に変えるというアホな国は見たことがありません。 本邦はこれを頻繁に行い、判断を誤り続けています。
ミシシッピ州では、遂に病院がウイルスに圧倒され、命の選別(トリアージ)が始まりました。 結果、疲れ果て、絶望した看護師が次々に辞めています。州では、2万ドルのボーナスを看護師に支給しますが、お金の問題では無いと頭脳流出が止まりません。 既に2000人の看護師が辞めました。 CNN New DAY
日本では、政治家やら一部の医療従事者が軽々にトリアージをすると言う発言をするが、合衆国では、トリアージは苦渋の選択に追い込まれた事態であり、医療従事者にとっては絶望的なことであって、滅多に言及されていないと思う。
"東京都のモニタリング検査、コロナ陽性率が2ヶ月で18倍に…感染気付かず出歩く人が急増 2021/08/27東京新聞 tokyo-np.co.jp/article/127059 ←PCR検査なので、市中に感染力を持つ人が0.89%ということで、満員電車試算とだいたい同じ。僕の試算の60%程度なのでよく合っている。
要するに、東京都心では、100人に1人は感染力を持っていると考えなければならないという事。 感染拡大は7月来全く衰えていないという事。 検査抑制によって東京の疫学統計は機能していないという事。 倍加時間7~10日程度で推移しており放置しているとブラジルのマナウス市の様な事になりかねない。
満員電車の場合、車内人口200人ならば一両に4人のスプレッダがいることになりますので、極めて危険と言えます。 かつては、謎々効果によって罹患率が1/10~1/100でしたので例え満員電車でも一編成あたり1人のスプレッダがいるか否かという状態であり、その為に通勤感染は生じていなかったと言えます。
現在、東京での通勤時間帯における公共交通利用はかなりリスクが高い=危険であると言えます。
因みに東京では50人に1人がスプレッダという事になりますが、倍加時間は10日程度とみられますので9/1頃には、25人に1人がスプレッダとなります。 要するに学校の教室には常に1~2名のスプレッダがいて、10日ごとに倍加して行くことになります。 今学校を始業することは自殺行為と言えましょう。
ここまで感染が広がると、そろそろ感染性接触そのものが飽和して減衰に向かう可能性があります。 このような現象は、滅多に見られるものではないです。 関東において有効な介入がなければ9月中にも感染飽和による収束に向かう可能性があります。 1000万人に短期CFRを掛けると死者が推測できます。
現在東京および首都圏は、ブラジルはアマゾナス州で起きた過去二回の感染爆発と状況がたいへんに近い。 ワクチン接種が進んでいるので短期致命率=CFRは0.5%程度と低くなるが、罹患率50%などといったとんでもない事態はかなり至近にある。 アマゾナス州では罹患率60%越でも集団免疫は発現しなかった。
9/1頃には東京では市中感染者濃度が5%になる見込み。 現在2.2%で倍加時間は10~12日。 極めて危険。 計算根拠は、SPA!に書く予定。(校閲待ち)
はっきり言ってここまで来たら3ヶ月ロックダウンしかない。60兆円で出来る。 30兆円は、無駄に使い潰した昨年のコロナ対策費100兆円余りの繰り越し金30兆円があるので、今年度予算で倍にするほかない。 国会審議しろや。
東京都のモニタリングPCR検査がなければ統計の崩壊を前に暗中模索になるところだった。 このモニタリングPCR検査は、きわめて価値が高い。そして、全く活用されていない。
2週間前は官公庁が休みに入っていたので、モビリティが最もさがっていた。この数値はその結果に過ぎない。 やはり来週末になるまで今後の傾向は分からない。 twitter.com/tokyoto_corona…
明らかに死亡の第5波エピデミックSurgeが立ち上がっている。 日本の場合、死亡は新規感染者統計に20日遅行していたが、δ株では30日遅行している。 δ株では死亡までに要する日数が長くなると聞いていたが、その通りとなった。 これからいっぱい死んで行くが短期CFRがどう推移するかに注目している。 twitter.com/kyodo_official…
10/1迄延期し、その間にオンライン授業の準備を完成させるべきだろう。 おそらく9月中旬までに第5波はピークアウトするが、11月には第6波が立ち上がっていると考えている。 twitter.com/emmm1982h/stat…
TLをよく見ていると、首都圏の現場の医師が、状況が僅かに好転しているというツイートをしているのでそれはきわめて重要なデータと見做している。 こういった最前線の体感値は、本当に重要。
コロナ治癒に「うつ伏せが有効」という意外な事実 | 新型コロナ、長期戦の混沌 2021/06/09東洋経済 toyokeizai.net/articles/-/433… ←うつぶせ寝が生存率を大きく改善することは、昨年6月から全世界に広まった常識だし、遡ると1918パンデミックでも同じ知見があるので、いくら何でも1年遅れていないか?
"新型コロナ医療崩壊の原因は開業医の不作為だ | 新型コロナ、長期戦の混沌 2021/08/27 東洋経済オンライン toyokeizai.net/articles/-/450… ←典型的な嘘記事。 データの使い方を根本的に誤っている。 データを提示しているようで誤っている。 この記事の執筆者はおかしい。
現状で、東京都の減衰傾向は、非常に有望であって、これが今週いっぱいと来週前半に掛けて継続すれば、第5波は収束に向かうと言って良いだろう。 一つ希望が持てることは、東京は全国に二週間先行しているため、全国に1~2週間先んじて減衰に至る可能性もある。 いずれにせよ、データがヘボく時間待ち