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近代、特に戦後の経済成長で出現した、企業共同体が娯楽を提供するシステム、例えば岡本喜八監督作品「江分利満氏の優雅な生活」では、昼休みに若い社員が同僚同士でサークル作ってバレーボールや合唱に興じている姿を描いていて、今の感覚では中々驚く光景だけども
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そのうち,そんなエピも含めて、公安もの書いてみたいと思いつつ、直近では2作続けて刑事ものを刊行します。次は本土復帰直前の沖縄の、琉球警察を舞台にした現金強奪モノです
amazon.co.jp/%E6%B8%9A%E3%8…
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あ、ちなみに春秋は、07年の長崎市長射殺事件に関する阿部首相(一期)のコメントを引用してたので、過去のテロに言及してないのは編集手帖のみか
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この「静岡の拷問王」に材を取った短編「かぎろいの望楼」を『オール讀物』21年6月号誌上にて上梓しておりますが、闇が深すぎるんですよねぇ… twitter.com/mt_yamamoto_/s…
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ツイート空けてたらやりっ放しみたいになってたが、現代的なメディア環境が完成された戦後にあって、首相経験者が公衆の面前で銃殺される異常な事態を目撃した初の事例として、今日の新聞各紙は保存に値すると思って買った次第です。ご興味持った方は近くの販売店やコンビニで買って読んでみてください
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60年代ごろまでのニッポン、割りかし節操なく武器やそれに値する技術の輸出してますからね、曲がりなりにも「平和国家」の建前を作ってなかったらもっとヤバいことしてそう()
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昔、満洲国軍の軍官学校の生徒だったご老人(故人)にお話を伺う機会に恵まれたのだが、彼が戦後に半導体大手F社のブルガリアの支店に駐在していた時に、いかにココムをすり抜けて128ビットを売りつけるかという手法を仰っていたので、まぁ当時の日本社会の倫理観はそんなもんなんだなと思います twitter.com/calpistime/sta…
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「誰でもよかった」系の無差別犯罪、暴力団員か警官か自衛官か大相撲力士かレスラーあたりを巻き込んで初めて「誰でもよかった」と言う資格がある気がするけど、寡聞にしてそういう犯罪にはまだ巡り会えてない
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元の「実家が太いインキャの青春ごっこ」という単純化の切れ味もそもそも微妙で、本当に実家が太いインキャの主導だったのか検証されてもいないだろうし、実家の太くない中高卒やいわゆる陽キャではどういう様相だったか、そもそも社会全体どうだったのか、そのあたりが弱いなと。
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毎日によると経済同友会が軽井沢で夏季セミナーをやっていたらしく、同行してた記者が桜田代表幹事らのコメント聞いたんだなと。あと流石に日経は他社に載ってない企業のトップも多いな、特に電子版
「卓越したリーダー」産業界からも悼む声 安倍氏死去:日本経済新聞
nikkei.com/article/DGXZQO…
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阪急って単なる私鉄ではなく、もはや文明なのよね。
真面目な話、鉄道を中心とする阪急阪神HDと、百貨店のほうのH2O、そして東宝と併せて、一兆数千億級の売上高で、日本有数のコングロマリットなのよね阪急経済圏。このあたりが関東にいると中々分かりづらいが twitter.com/pomdepartments…
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日本が勝利していたら存在し得なかったサブカルの担い手はいくつか心当たりが。
まず松本零士。父親が戦闘機乗りだったが敗戦で失職して小倉に流れ着き、当地で進駐軍のアメコミに影響を受けたとあるので、まさしく敗戦によって「松本零士」たる土壌を築き上げられたのだなと。 twitter.com/itu_wan3781/st…
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新潮社の本社ビルに、NEWS加藤シゲアキさんの新作ポスターが本人入りでデカデカと掲げられていて、そもそも小説家ってある時代においてはアイドルみたいな扱いだった(トルストイとか)のだから、ある意味コレは正統なんだよなあ、などとふと思う
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冒頭の話は数十年は昔の話ですが、その頃を知る県警OBに話した所「昔はそういった芸達者がよくおりました」とのこと。古(いにしえ)の警察はじめとする役所に伝わったその手の芸事、まだ何処かで伝わっているのでせうか。
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総力戦を経て形成された戦後社会の社会主義的潮流(日本に限らず西側全体の)や反戦感情、一方で大正以来の教養主義と団塊世代の成長によるマスプロ教育との軋轢、あと世界的なスチューデントパワーや若者文化などに触れ出すと、すまんがワシは一言でよう言いきらん
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流石に影響力ある方の無責任な放言を無視できないので言及するが、この大事件の直後に、ファクトとして最初に伝えるべき客観的情報を文字にしたら、各社同じ解になったわけで、彼らの知性や独自性は続くリプで紹介したのに、そこまで読解できない人のいう「知性」「自由」とはいかばかりか twitter.com/arimoto_kaori/…
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不肖坂上も10年前なら、日本の食料自給率引き上げについては、国際分業の観点から余り無茶しない方がいいと思ってたし、「もしそれが必要な事態になってたら、そもそも国際自由貿易体制がヤバいから、それを前提にすべきではないのでは」と思ってたんだが、現実に今、その国際自由貿易体制がヤバい
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ユーゴにロケット売り込むし、ソ連にコンピュータも売り込む、このドチャクソ無節操で破天荒な戦後ニッポンビジネスマン(糸川英夫をそこに加えていいのかはさておき)たち、不肖坂上は大好きなんですけどね
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日本は少なくとも戦後一貫して、西側陣営の一員として(国家社会主義的な統制は多少ありつつも)自由貿易体制に依って貿易立国をなす、という国是を掲げてきて、その上で平和主義を唱えてきたはずだけど、その前提が崩れつつあるのなら、我々が慣れ親しみ、ある種倦んだ「戦後」の終焉なのかも知れない
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日本でなぜポピュリズムが台頭しないのかを中東メディアが分析 | 選挙制度や文化から分析 | クーリエ・ジャポン courrier.jp/news/archives/…
他所さんからはそう見えるのか…と驚き。社会が分断されておらず、地方が政策的にも社会的にも重視されてる、とのこと
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【新刊のご連絡】
4月21日に双葉社より「渚の螢火」という書き下ろし作品を刊行します。1972年の本土復帰直前の沖縄を舞台に、米軍占領下の警察機構「琉球警察」の捜査員を主人公とした刑事小説です。ご興味ある方はお手にとって頂けると幸いです。 amazon.co.jp/dp/4575245097/…
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歳をお召しの方々が賢しらに「もうこの国は経済も落ち込むから云々」と悲観論をぶつことが、昔から本当に嫌いだった。これから世に出る世代に対してその言い草はなんだ、自分たちは時代の恩恵にあずかりながら、後進から夢すら奪うのか、と。自分は子供らや後進にそういうことは言わないようにしたい