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絶版高騰している石田美紀『密やかな教育〈やおい・ボーイズラブ〉前史』をやっと手に入れたのですが、こういう本だと思ってなかった、女性作家が性を書くと露骨に作者＝<わたし>の私小説として称賛される、ことから逃れるために栗本薫は<ぼく>を書く必要があったという論……
amazon.co.jp/dp/4903127087
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このことに作品と作者がすでに自覚的なのもわかり、今も十分にすごいものを読んでいて、でもその自覚の彼方をめざすものも読みたいので、とにかく長生きしてほしい、タツキが……（最近なんか読んだ後の感想だいたい「長生きしてほしい」になる）
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藤本作品にはいろんな面白さがありつつも「こんな女に出会ったら人生終わり」の構造が大体あり、これはもう本当に映画批評の言葉になるけど、芯からmale gazedだから、表面に細心の注意が払われていても、根本的に受け付けない人がいるならそこだよな〜と今回わかった（私は屈してしまう側だけど…
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藤本タツキの最大の強み、「不死ゆえに無限のコンテンツアーカイブを脳内に有し、創作者をエンパワメントする女」という、ニッチすぎるようで極めてポストモダン的なファムファタール像へのこだわりな気がしてきた
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コメダ珈琲にはネットワークビジネスがいなくて、隣の人は「猪突猛進という諺は大嘘、イノシシは賢いのでサイドステップでこちらに迫ってくる」という話をしていた
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書店に行ったら「きみはだれかのどうでもいい人 」という本が面陳されていて、そうだよなあ〜って思って、ぶらぶら歩きながら別の棚見たら、「あなたは、誰かの大切な人」という本もならんでいて、そうだよなあ〜って思った
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この、「長話を聞いてあげる」ことすら絶対にしたくない私、おじさんがそれをし出すと無表情でスマホをいじりだすために、飲み会で頭を叩かれたことがある私すら「（任意の年上男性の）愛人なんでしょ？」みたいなこと何度か言われたことあるから……
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というわけで「自分自身が特権性をふりかざした経験ない確信あって、潔癖にやってますと考えてる男性」こそ、その裏で犠牲になってるものへの想像力働かせて、責任感じてコミットして欲しいなと思いますね
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「枕営業」みたいなこと言われないでおじさんと近い距離で丁稚できることってすさまじい特権で、そういう特権性に無自覚におじさんに引き立てられてOJTを受けて上にあがっていく若手男性、みたいなのがむちゃくちゃ嫌いなんだよな〜〜〜ということをおもいだした
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「世界が広がる 推し活英語」ついに発売しました。反響のおかげで動画作ってもらったり大きく展開してもらったりしていてありがたい〜😭新学期の英語学習のお供にどうぞ🛩
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本日発売の『わたしが先生の「ロリータ」だったころ』をご恵投いただきました。古今東西、数々の作品で描かれてきた「大人の男と少女の恋愛という図式のいびつさを暴き、支配的関係から自らの知性と文学批評の力で逃れた少女が大人になって綴ったメモワール」とのことで、心して読みたいと思います。
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VOGUEフランス、Instagramでデモの写真をポストした上で、bioに私たちがやれることについての詳細記事のリンクを直貼りして誘導しており、頭が下がる、UHNCRとか難民をケアする団体への寄付を勧めている
What Is Happening in Ukraine, and How to Help vogue.com/article/ukrain…
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人生、「自分で自分の機嫌を取る」以前に、「他人の機嫌を取ろうとソワソワする」をしてない人が自己肯定感高いよなと思う
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【ブログ】
課題が終わってちょっと安心したので、今勉強していることについて書きました
英国大学院で秋学期を生き延びたので、ざっくり振り返る - It all depends on the liver. zerokkuma.hatenablog.com/entry/2022/01/…
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強制的夫婦同姓、まじで一方性別の実質的差別なんだよな こういう小さな不利益に時間と思考のリソースを毎日毎日奪われ続ける、あなたたちは二の次ですというメッセージを受け取り続けるのが差別の削られる部分なんだよな
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【インタビューしました】
漫画「青に、ふれる。」作者の鈴木望さんにインタビューしました！
顔にアザのある私が「みんな違ってみんな美しい」に思うこと
gendai.ismedia.jp/articles/-/899…
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「ボーイフレンド演じます」、ショーディッチのクラブで酔い潰れるところから始まって、Uberに眉を顰めるヴィーガンの刑事弁護士がデート場所に選ぶのがトッテナムコートロードのクオヴァディスなところまで、ロンドンの土地勘盛りだくさんでとても楽しい
amazon.co.jp/dp/4576211145/
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二見書房さんのクィアロマンス小説読んでるんだけど、「タクシー代なら俺が出す」「自分でUber呼ぶからいいよ」「Uberのビジネスモデルは非常に搾取的なので使わないで欲しい」というやりとりからカップルが険悪なムードになってしまいめちゃくちゃ笑ってしまった
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観：HOUSE OF GUCCI
慶應幼稚舎組のアダムドライバーと熱烈に恋に落ちた日本女子大卒の野心あるレディガガが、夫を盛り立てながら財産を築いていたのに、倦怠期にスキーサークルの元カノと不倫した夫に離婚を切り出されたので殺し屋を雇う話だった…
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学校、初回授業で「考える/感じる を二項対立でとらえるのは控えましょう、それは植民地主義の産物なので」という注意があったのだけど、男性＝論理的、女性＝感情的ってのと同じ話だな
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ビーボーイ編集部による、近年の読者の「BLを特別なジャンルだと思っていない（母親が読んでいる、など自然と身近にある）」「オタク自認の消失」の特徴も含めて、世代の変化がまとめられていてすごく面白かったです…まんべんなくメディアとしてのBLが学べた5時間…
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第二部、BLレビューサイト「ちるちる」（登録者15万人）の、コロナ禍で20代のユーザーが増えたがレビューのアクティブな投稿者は40代、Z世代は長文を書く文化があまりないだけでなく、自分の感想で他人に影響を与えたくない傾向がある、って話がなるほどだった #BLとメディア
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パロマのキャラ書いたの全部フィービーだと明かされたらしい、嬉しすぎるな
Ana de Armas says her Bond character was entirely written by Phoebe Waller-Bridge independent.co.uk/arts-entertain…
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「もうダメかもしれません」って言っておいたほうがみんなに助けてもらえて結果的に大丈夫になる VS 「もうダメかもしれません」と言っていると言霊が現実化して本当にダメになる
余生。2月にエッセイ集『それでも女をやっていく』を出しました。連絡はwebをご覧ください