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京都の子どもたちにこれからいよいよ、「京都府立こども病院」が存在しないことの不利益がのしかかってくることだろうと危惧している。子どもたちへのコロナ流行にさいして、中心になる医療機関がどこにもないし、なによりその指揮の下に団結できるような立場の医師がいない。
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抗原定性キットを市販したり無料配布したりしているやつ、あれは「ああ陽性だ。結果がわかって納得したから発熱外来に行く必要はないな」と市民に納得やら得心やらしてもらうためのもの、なんだよな。
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抗原定性キットってのは判定時間を遵守することが大事で、判定時間後も長時間ほっとけばうっすら反応ラインが、つまりは偽陽性が出ることがあるのよな。従って、陽性になったプレートを持参されても、この陽性は本当に判定時間に出ていたのかが証明できない。
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安倍晋三ら極右の歴史修正主義者たちが、歴史問題において韓国に何回謝ればよいのかと言っていたが、裏では私利私欲のために国を売る勢いで統一協会に頭を下げてたことを考えれば、そりゃあ頭を下げすぎているという錯覚にも陥るわな。
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統一協会の教義にとっては、日本が朝鮮半島を侵略し現在も反省しない悪者であるほうが望ましいわけで、うっかり両国が歴史的問題を精算して友好関係に入ったりするのは願い下げだろう。自民党もその線で動いてたんだろう。
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京都市内、もう残り1床らしいですよ。
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当地ではもはや、新生児発熱は入院という小児科の原則すら守れなくなった。
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しかし京都市発表で7月28日時点では病床使用率43.6%、419/961床とのことなのに、7月29日〜30日の夜間の時点で市内に空床が1個もないというのは、何か変じゃないか? 29日昼にそんなに一気に埋まったのか? それとも成人用ベッドは500もあるけど小児には一つもないということか?
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抗原定性検査の偽陰性の尻拭いにはもう飽き飽きした。
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感染症学会らの声明には、この2年間の我々の苦労が彼らには知恵として全く身についていない、何の進歩もないことに、うんざりする思いである。
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夏風邪だからコロナではないという屁理屈を言うな。その夏風邪の原因はコロナではないかと問え。
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なんか俺1人で京都中の風邪症状の子を診たような気がする。休日の発熱外来。
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5類にするということは、一般小児科の待合にコロナの子が混じることを容認するってことですよね。待合室にいる子全員感染しますよ。
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麻疹なみの空気感染力を持ち、症状は全く特異性のない疾患の子が、外来待合室に混じることの危機感って、小児科医にしかわからんものですかね。
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小児科医にしかっつうて、麻疹の診療経験のある小児科医なんて俺の世代以上というと50歳以上かもしれんね。いまどきはずいぶん若い開業医の先生も多くなったし、麻疹を診たことないまま開業しておられる先生もあるかもね。小児科医でもピンときとらんかもしれん。
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麻疹は感染力は強いと言っても、「無症候者はおろか軽症者すら存在せず悉く典型的症状を呈する」「人畜共通感染症ではない」「有効な終生免疫が得られる」「そうとう有効なワクチンがある」「感染力が持続しない」といった、流行対策には都合の良い性質がいろいろありました。
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それでもまだ麻疹が世の中に存在した頃は、一人麻疹の外来来院者があったら、待合室ですれ違った人のワクチン歴を全て調べて、適応者を呼び出してグロブリン投与したりしていたものでした。
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2020年5月から勤務先で、小児科専用の発熱外来を運営させて貰ってるけど、換気のよい構造にしていたので、後に空気感染と判明したときに安堵したものだった。そういう幸運な小児科医は俺くらいなものだろうし、制度が変わったからとこの発熱外来を取り上げられては途方に暮れるしかない。 twitter.com/yamakaw/status…
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当院の手術室は地下にあって、換気装置の設置には困難を極めたが、それでも陽性妊婦の帝王切開に備えて換気装置を整えた。むろん補助金があってのことだが、医療機関のそのような換気対策が進まないまま世間の雰囲気だけで補助金を切られては、多くの医療機関でコロナ診療など無理だろう。
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コロナの患者が受診者に混じるというのは、ひとりふたりと、ポツポツ混じるというものではない。いま当院の発熱外来での陽性率は6割、日によっては8割になる。半日30人の受診者のうち20人のコロナ患者。別室に案内すればといわれても、普通の診療所はそうそう多くの別室を備えていない。
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換気の良い環境であればこそ、受診者同士の感染は防げていると思う。この受診者をまるまる、従来の一般小児科外来に案内するのは無理だ。
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コロナはタダのカゼ論については、そう思って安心できる方々はそう思っておられれば宜しいが、当地でも市立病院に次ぐ小児入院症例数を診ている小児科で、部長をしている俺にそれを言うかと。入院を要する割合がごく少なくても、総人数が膨大だと病床の逼迫があっという間だ。
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第7波をしのいだ感が出てきたが、文字どおり「しのいだ」だけであって、何の進歩の手応えもない。しのぐうちに医学界内部なり政策なりに進歩が感じられたら、苦労したかいもあったと報われた気にもなれるのだが、しのいだ後が波の前と同じでは徒労感が強い。
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内科の先生方はこれまで7回の流行に耐えてこられた。我々小児科は実質的には第6波からだからまだ2回だ。へこたれては申し訳ない。しかし内科にはワクチンもでき抗ウイルス剤も登場して手応えもあったところだろうが、小児科にはそういうものがない。
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「満員電車ではクラスターを生じていない」という言説だが、現状の本邦で満員電車でのクラスターを証明する手段がなにかあるのだろうか。それがなければこの言説は無意味だ。