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続編の正式タイトルは『まだ結婚できない男』になりました。吉田羊さん、深川麻衣さん、稲森いずみさんほかキャストも発表されました。よろしくお願いします。natalie.mu/eiga/news/3428…
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そして現在のドラマは「二人は喧嘩しながらもお互いを理解して行くのだった」などとプロットの中で一行で済ませてしまっていることの中にあることが多い。
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初心者がプロットを書くときに一番やりがちな間違いは、人物の過去を考え過ぎること。それを書いて原稿を埋めて何か書いたと錯覚する。ドラマはあくまで「現在」の中にある。過去を書いた部分をバッサリ切って、空いた原稿にどんな現在のドラマを書くかを考えることが本当のプロット作りの始まり。
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お待たせしました。『結婚できない男』の続編をやることになりました。現在執筆中です。放送は10月とまだ先ですがお楽しみに。thetv.jp/news/detail/18…
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主人公が自分の病気を家族に告白し同時に観客も知るというのと、家族が医者から先に知らされるが(観客も知る)主人公は知らないというのでは全く別の話になる。知らなかったのをどこで知るかというタイミングもストーリーの重要な要素。
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ストーリーを作る上で「知ってる」「知らない」の組み合わせは非常に重要。「主人公」「他の人物」「観客」の三者が知っているか、知らないかの組み合わせでストーリーは展開する。例えば主人公が不治の病だということを、恋人には隠しているが、観客は知っているとか。
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脚本を書くときに「主人公の履歴書を書け」とよく言われるが、生徒の場合、これが逆効果になることが多い。それを考えたことで「こんな過去を抱えて悩む主人公」というドラマを作ったような錯覚に陥るのだ。過去は単なる設定に過ぎず、現在において主人公がどんな言動をするかがドラマになる。
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自分が面白いと思って書いたものを人が面白いと言ってくれないので「自分は面白いと思うことが人と違うのでは」という悩みを持つ生徒がいるが、それはほとんどの場合、単に面白くする技術を知らないだけ。どんなことでもやり方次第で面白くすることは可能。
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自分の普段の様子を脚本に書いただけなのに、それを阿部さんに演じてもらうことで、こんなに長年たくさんの人に愛されるものになるとは。こういうことは一生に一回だけかもしれない。 twitter.com/hills_himself/…
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中学生の頃、東京の地図に「自分がゴジラ映画を作る場合の理想の上陸後の進路」を書き込んだことがある。品川上陸は当然として、「やっぱり東京タワーは倒したい。新宿の高層ビルも」とやってたら、はとバスの観光コースと大差ないものになり、バカバカしくなってやめた。