最近良く登場するジブラルタル海峡ですが、今日はそこがポイントではありません。この写真を見ると砂漠にも人が住んでいるのが分かりますね。そして、左側に彦星、中央右側のラジエターの側に織姫星が。月明かりの力を借りて、良い写真になりました。
New York) I've never been to New York before. I really want to! 宇宙から見たニューヨーク。出張以外では、滅多に旅行しないので、ニューヨークにも行った事が無いのです笑。
やっと、ラバウル、ブーゲンビル、ガダルカナル等を写真に収める事が出来ました。かつて、日米が激戦を交えたこの地には、まだ多くの方々が眠っています。せめて、平和の象徴であるISSから撮った写真だけでも、祖国に帰してあげたい。涙が。。。
土曜日に撮影した富士山。紹介を遅らせたのには、少し個人的な理由が。。実は、20年前の今日、私達は入籍して夫婦になったのです。富士山より高い、日本の最高地点から贈る妻へのプレゼント。今日は「いい夫婦」の日ですから、皆さんもお幸せに!
Hair cut) 今日は美しい地球の写真ではなくて、すいません!私の散髪の様子です。宇宙で使うバリカンは、直接掃除機につなげる事が出来て、切ると同時に吸い取っていくのです。仕上げは、チェルさんにお願いしました。似合ってます?笑
昨日、アルゼンチンの沖合いで撮影した低気圧です。皆さんには、ちょっと違和感があるかも。そうですね。南半球の低気圧なので、渦巻きが反対ですね。比較の為に、先日紹介した、アリューシャン列島の低気圧の写真も載せておきますね。
月の砂漠とヨーロッパの町の光。今日は、砂漠のほうが美しく感じました。同じように見えても、月や雲の様子等、多くの条件が違いますからね。でも、美しさの判断を一番大きく左右するのは、その時の気持ちかもしれませんね。
雲の下のモスクワ。「あの雲の下に、大西さんもいるんだよなぁ~。星の街のお友達も元気にしているかなぁ」なんて考えながら撮っている時「雲を通して見る光も雰囲気が違っていいな」と思いました。オーロラさんも「元気出してね!」と言っています。
Paris. I can feel your sorrow, but I also feel your beautiful and strong heart even from ISS.
Our Soyuz and Japan) 来月には、このソユーズで地球へ帰ります。左席に座って、コマンダーを補佐するので、責任重大です。帰還へ向けた準備も、既に始まっているんですよ。最後まで、しっかり頑張りますからね。
Ulaanbaatar? ウランバートルだと思って撮ったのですが、小さな町なので、少し自信がなくなりました。月光のお陰で、山の様子まで分かります。とっても、幻想的な風景ですよね。
Irukutsk? バイカル湖周辺を通過中に、この町だけ雲に隠れていませんでした。「イルクーツクだったらいいなぁ」と思いながら撮影しました。こちらも、町以外の地形も判別できて、自分では「いい写真だなあ。」と思っています(笑)。
インターネット上で私に対する批判意見を読んでいました。厳しい意見ですが「ごもっとも」という事も多く、とても参考になります。私をフォローした上で、直接仰って下されば、建設的な議論になりそうなのに、少し残念です。そして、その方々の言葉には優しさが無い。「厳しく、優しく」が理想かなぁ。
私は、かなり親しくなる迄、敬語や丁寧語を使い続けるのですが、それはその方々に敬意を示す事で、より良好な関係を築きたいからなのです。結果、お互いのプラスになる議論も出来ますからね。最近、皆さんに話し言葉でツイートするのは、私が気持ちを許してきた証拠です。新規の方には不快かも。。
私の理想が現実離れしていると思われる方もいるかもしれません。そもそも、私が宇宙に住んでいる事が、自分でも現実離れしていると思います。でも、理想を持った上で、現実を見据えて一歩一歩進んでいけば、現実離れした理想が現実になるんです。(私の場合、30年以上かかっていますが(笑)
アフリカの写真を撮っていると、ソユーズコマンダーのオレグさんが、話しかけてきてくれました。あの、三日月みたいになっている所は、隕石の衝突による古いクレーターだよ。確かに、2枚目の火山で出来たと思われる地形とは違いますよね。
私が宇宙でしっかりと仕事が出来るのは、皆が働きやすい環境を整えてくれているからです。私もサポートがなければ、全く仕事は出来ないでしょう。だから、今仕事や勉強が上手くいっていない方も、環境を整えれば上手くいくかも。でも、自分で環境を変えるのは難しいもの。周りで助けてあげて下さい。
今日は米国の祝日(サンクス・ギビング・デー)なので、私も休日。私は、皆さんに特別な夕食を振舞う事が出来ませんので、さっき撮影した日の出の写真で感謝の気持ちを表したいと思います。一瞬の間に、ダイナミックに変化していく光が凄いんです。
撮ったばかりの写真です。日本海に発達した低気圧がありますね。画面の中央付近の夜空が、帯状に明るくなっていますが、これが以前お話した黄道光です。遠方には、日本の大都市が映っていますよ。この写真をとった後、大急ぎで別の窓へ移動しました笑
移動後にとった写真がこちらです。神戸、京都、名古屋、そしてセントレア付近。さっき、早起きして手を振ってくださった方は、きっとここに写っていますね。皆の応援を力に変えて頑張りますよ!頑張れば、頑張っただけ、未来の可能性が拓けますから。
先ほど手を振ってくださった方々は、この中に写っていますね。夜の富士山と一緒に!次は、もう少し綺麗に撮りたいです。夜でも、雪が積もっていて月明かりがあれば写真に撮る事が出来ると気付くのが遅かった。あと、2週間。次のチャンスはある?
Pictures of west coast, east coast of U.S. or small villages in Canada at night. Which do you like? 米国西海岸、東海岸、カナダの村)
6人で夕食を食べながら話をした時に、長期滞在の終わった後、大きな夢を叶えた上で、次の目標を見つけるのが大変だったと言う先輩飛行士の話を聞きました。私も、大変だと思います。私の場合、やりたい事がありすぎて、選ぶのが大変そうです(笑)。出来るだけ、野心的に沢山の夢を追いたいです。
早速、ヒマラヤ山脈を使って、夜間雪山撮影の練習をしてみました。すると、山の谷間に小さな光が!「こんな所にも人が住んでいるんだ!でも、不便だろうなぁ」と思いました。でも、不便=不幸では無いですよね。ISSも不便は沢山ありますが、幸せ!
「もっと長く宇宙にいてくれたらなぁ~」これは、私に対する最高の褒め言葉です!地上の管制チームや実験担当者から言って頂けると、本当に嬉しいです。勿論、皆さんから言って頂けるのも!「頑張ってツイートした甲斐があったなぁ。納税者の方々への義務も、少しは果たせたかな」と思えるのです。