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うまくいくリーダーは手柄をメンバーに持たせて、失敗は自らの責任にする。
メンバーの活躍を通じてチームの成果を評価されるのがリーダー。日々の業務の手柄をリーダーのものにする必要はない。メンバーの失敗に関しても決断したのはリーダー自身であり、その決断にこそ責任を持たなければならない。
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アイリスオーヤマは現会長が19歳で経営を継いだ。
年商500万、社員5名の下請け町工場なのが嫌で22歳から自社製品を開発。ある日釣りの服がどの衣装ケースに入ってるかわからず、透明の収納ケースを思いつき大ヒット。以降も生活の不便を起点に開発。現在年間1000商品を新発売しグループ売上5000億円。
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「できない理由」を考え始めたら危険信号。
「できる理由」を考えて見つけ出すのが仕事なので、「できない理由」を探してしまうのは自分の目標の為ではない。他人への説明、つまり言い訳を考えることに時間を使ってしまっているだけ。自分の目標達成に向けて自分の時間と思考を使っていきたい。
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楽天は2018年12月期に初めて売上が1兆円を超えた。そんな楽天でも楽天市場の初月売上は32万円しかなく、しかもその内18万円は三木谷さんが自分で購入してた。当たり前やけど最初は誰でもゼロから始まるということがわかるし、ちゃんと未来を描かなきゃここまで規模化することはないのだと改めて思う。
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鳥貴族は東京進出した際に地理が分からず、立地選定に強い和民の近くに出店する「コバンザメ作戦」を実施して成功。後に店舗数は和民を超えた。それを知って駐車場シェアリングも当初コインパーキングの周辺に需要があると見てターゲティングし、駐車場開拓を行った。他業種から学べることは沢山ある。
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昔はよくイライラしてたけど、ある時期からほとんどイライラしなくなった。それは「いらだつ出来事の原因は全て自分にある」と考えるようになってから。自分の悪かった部分を治せばいいだけだと自らに言い聞かせると苛立たない。明らかに一方的に相手が悪い場合など例外はあれど、大抵は心が落ち着く。
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「努力し続ければ報われる」と思い続けていたが、それでも全くうまくいかない時期があった。振り返ると努力の方向が間違ってた気がする。違和感はあるのに努力していることに満足し、努力を目的化してしまっていた。努力をすることは重要だけど、努力の方向が間違ってないか振り返り続けることも大事。
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1年を振り返ってて思ったけど、1年前の悩みごとは必死に思い出さないとでてこなかったし、半年前の悩みは一切何とも思わないし、3ヶ月前のものはもう気にしてない。日々の小さめの悩みは意外と時が経てばどうでもいいものが多い。あまりその時々に深く思い悩む必要はないし、時間が解決してくれる。
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失敗率99%のことを2回挑戦すると、失敗率は98.01%に下がる。そして459回挑戦すれば失敗率は1%になる。資金繰りがしんどかった頃、ユーグレナ出雲さんのその話を聞いて希望がわいた。1回で成功する人は数少ない。ただ多くの人は2回目の挑戦をしない。多くのNOは大きなYESにつながる階段ともいえるはず。
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DAZNの解約防止施策がすごい。Jリーグやプロ野球がない冬の時期にユーザーに解約されないよう、最大4ヶ月間は休止できるようにしている。休止期間は当然課金が発生せず、設定した利用再開日の1週間前に通知がくる仕組み。LTVを最大化させるべくZuoraと組んでチャーンレートを下げていってる。