【シヴァ神かぞえたのか】日本では性交の体位は「四十八手」とよく言われるが、インドの性典「カーマ・スートラ」には、シヴァ神は1億8600万の体位をおこなった、と書かれている
【フランスのラブホテル】フランスには原則的に日本のラブホテルに該当する宿泊施設がない。恋人同士が不倫に使うのは普通のホテル。日本文化の影響でパリにラブホテル第一号ができた。ホテル名は「ラブホテル」
【せんずりをかきおおせたが支配人】江戸時代の古川柳。せんずりをかく、とは男性のマスターベーション。江戸の人口は男性過多。結婚相手を見つけられない男は遊郭で性欲を処理していたが、借金したり、店の金に手をつける者も多かった。オナニーで我慢する男だけが支配人に出世できる、という意味
【座位でやせよう】女性が男性にまたがる形の体位、座位。またがることで鼠蹊部のリンパ節を刺激し、老廃物が流れやすくなり下半身のむくみ解消に効果あり。使用する筋肉は大腰筋(腹筋の深層)、大臀筋(おしり)、大腿四頭筋(ふともも前)など。
【バックでたとえる動物】日本では後背位ですることを「犬のようにやろうぜ」「犬のように這えよ」などと言うが、インドでは「牛のようにしようぜ」と言う。その国でもっともポピュラーな動物が選ばれるだけで、必ずしも犬なわけではない
【落とし穴】クジラのオスのペニスは電信柱。となると、それを受け入れるメスのヴァギナもそれ相当の大きさ。捕鯨会社の解体人は注意して腹の上を歩きまわらないと、体ごとメスの膣に落ちてしまうという
【アソコに蛇が入ったときの対処法】田舎で昼寝中、野外で小便の際、女性の膣に蛇が侵入することはある。大抵は体長30cmほどの毒のない黒いカラスヘビ。そんな時は焦らず蛇の尻尾を紐で縛り、ライターであぶるか、尻尾を切ってワサビを塗れば驚いて出てくる
【マスターベーション強迫神経症】自慰が”脅迫儀礼化”し、行動の動機づけとしてオナニーをしないと何も始められないこと。例)家から外出する前→まずはオナニー テスト勉強を始める前→とりあえずオナニー
【喧嘩ばかりしてる夫婦に限って子だくさんの理由】よく喧嘩をするから、仲直りの手段としてセックスする。結果、子供がたくさん産まれる。ちなみに仲直りのセックスは暴力をふるう男の常套手段でもある
【コンドーム歴史秘話】現代でも使われているゴム製コンドーム。一説では、1921年、アメリカオハイオ州の工場で、労働者が勃起したペニスを熱した生ゴムを入れたタンクに誤って入れてしまったことがきっかけで誕生したという
一説では、ドイツの医学用語「Erektion(エレクチオン)」を「勃起」と訳したのは、明治の文豪にして医者であった森鴎外と言われている
童貞 父が長期の海外出張 父が事故で死亡 父の後妻が若くて美人 兄の奥さんが美人 妻の母が美人 担任女教師が美人 幼なじみが美少女 隣家が美人妻 居候先の大家が美人 催眠術を使える #フランス書院文庫の男の登場人物に多い境遇
【珍しいうちが花】ポテトやトマトは、食べればセックスがうまくいく「媚薬」だと思われていたが、一般に普及するとその効果は消失した。入手困難は物は媚薬だと言われ、簡単に手に入るようになると言われなくなる
【性に大らかだった日本】伊勢神宮には古市遊郭が付随し「伊勢参り、大神宮(遊郭)にもちょっと寄り」という川柳があったほど。仏教でも浅草寺境内に吉原の花魁の絵図がかけられていた。明治に西洋人から「異常さ」を指摘され、性を切り離してゆく
「自然が男子に与えたものは外面に過ぎません。妻女に悦びを与える男子の能力は、内面に宿っています。もし彼が彼女に愛情と献身を注ぎ、彼女の心に真の情念を焼き付けるなら、長かろうと短かろうと、太かろうと細かろうと、彼女には関係ないのです」(時の皇帝に問われ、中国の学者が答えた言葉)
【官能小説家に向いている人】文学作品を読んで「こうすればもっとエロくなるのに」と思いつく人は官能小説家に向いています。キャラの魅力的な見せ方を知っているからです。例えば、隣人妻を三姉妹にしてみたら、ヒロインの兄嫁を未亡人にしてみたら……新しい物語はそこから始まります。
【陰毛屋】大正時代、女性はまだパンティをはいておらず、デパート一店で床に落ちる陰毛の量は1日2~3升にもなった。それを集めて「陰毛座布団」を作ったり、7~8本ずつ袋に入れて開運のお守りにして販売する業者もいた
【残酷な性転換】古代ペルシアでは、生け捕った敵の勇士を去勢し、女性化し美しく化粧させて、敵国の使節がやってきたとき、その前で踊らせた、という伝承が残っている
【幼児プレイ風俗店】昔は幼児になるといっても、せいぜい幼稚園どまりだったのが、最近の男性客は0歳から4歳に”落ちる”ため、ひたすら「アブアブ」と言ってるだけで、まともな会話が成り立たず、風俗嬢泣かせらしい
【朝のセックス】朝勃ちをきっかけにセックスに持ち込もうとする男性もいるが、就寝中に男女はコップ一杯程度の水分を失っている。軽い脱水状態なので女性は濡れにくく、性交痛が生じやすい。コトを始める前にコップ一杯程度の水を補おう
「人間が、もう生きていけないということは、現在の人間関係の中で生きていけないということだ」(アメリカの心理学者デビット・シーベリー)疲れたら生きる場所を変えてみるのもひとつの方法
【若殿の童貞喪失】若殿が13歳になると乳母が筆おろしをした(乳母の仕事の一つだった)。若殿はいっさい動かず、乳母だけが動く体位だった。乳母が妊娠することもあったが正室や側室の子が死んだ場合に備えて大事に育てられた
【おねだりは食事している間に】誰かを説得する必要がある場合、飲食をしながらだと成功率が高まるという実験結果がある。飲食時の快楽で判断力が鈍ってしまうから、お返ししたい気持ちが湧いてくるから、などが主な理由。通称「ランチョン・テクニック」。フランス書院文庫編集部も利用しています。
【焼いたら美味かった】中世ヨーロッパでは、ジャガイモは雌雄同体で正常な受粉によってできる種子から生育せず、塊根からの発芽によって増えるのは「性的に不純」という理由で、宗教裁判で”火刑”にされたことがある
【その女が最後に呼んだ名は僕の名じゃなかった】太宰治は39年の生涯で5回の自殺を繰り返し、そのうち3回が心中。最初の心中でウェイトレスの淳子と鎌倉の海に飛び込んだが、苦しくなった太宰は女を蹴飛ばし、女だけ死亡。その時の太宰の言い分が冒頭のそれ