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今よりどれだけ豊かに見えようが、私は煙にまみれた職員室だったり女の子の体操服だけがブルマーだったり制服でお茶汲みだけが仕事だったり義理実家に嫁として入るのが当然だった世界には絶対に戻りたくないし、そういうのひっくるめて自由のなかった親世代をひとつもうらやましいとは思わないんよな。
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よく考えてほしいんだけどそもそも「会社に奉公する夫」ありきのセーフティネットなんて個人のセーフティネットにはなってないんよシングルも零細自営も学生結婚も全く救えてないから。セーフティネットを名乗ること自体がおこがましい。
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よくできた仕組みというのは、皮肉です。自分が何かの庇護に入ることに慣れきった人たちには、そもそも既存の制度が取りこぼしてそこから漏れ出る人々の存在なんて意識しようがないだろうし、意識的に制度から出ようとする人のこともおそらく理解できない
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ところで、その夫が自営業者だと3号は該当せず、当たり前のように双方一人前の保険料を支払わなければならない。なので、自営業者が経営に失敗するとあっという間に世帯全員貧困へ転落し生活保護受給案件となる。この時点でセーフティネットとしては欠陥品ですね。会社に奉公する男性の妻しか救わない
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夫が一時3号になった時、これはよくできた仕組みだなーと思った。パートナーを家業に従事させながら自分が会社で働くと、世帯全員が得する仕組み。結婚後、何も考えずに制度に流されて生きると、女性はあっという間に自立できるほど働ける手段を失う、これがおそらく平成あたりまでの女性の普通だった
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子供が中高生になるとこういう愚痴が増えるっぽいけど、本来なら自分もやらなければならないはずの育児を妻に任せて、大黒柱としての矜持を味わったんだしね。途中で共働きを羨ましがっても、先を見据えて二人で仕事を続け、大変でも子供が幼い頃からあれこれずっと分担してきた積み重ねに叶うわけない
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子供にお金がかかるようになってきたのに専業主婦の妻が働きに出ないって愚痴をこの1年で何人もの男性から聞いたけど、子供が幼い時は妻に家にいてもらうことで随分助かったんじゃないの?仕事にだけ集中できる利点を享受したのに今更何調子のいいこと言ってるんだ?としか感じない。頑張って養おうね
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父は母を見下しているのに甘えていて、母は父を信頼していないのに頼っている。これが日本に残る今の家父長制
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普段は「女が管理職になりたがらないのはやる気がないからだ」って言ってる類の人が、男は時短を取ったら出世の道がなくなるけどいいの?って同じ口で言うのがおもしろい。時短を取ったら出世の道が閉ざされるの、男のやる気がないからじゃないの?
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時代はともかく制度的には、収入の少ない20代のうちに子供を産んで、各種手当控除フルで受けながら子育てする方が得するようにできている。アラフォーで産むと所得制限引っかかったり定年頃にめちゃお金かかったり自分や親の健康問題出てきたりと受難がある。
とわかっていても、計画通りにいかない…
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買ってきたもの食べさせることに罪悪感を植え付けるみたいなドMなことはやめよう、それただの自己満だから
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昨日見たドラマで1970年代のイギリスで離乳食の瓶詰めが普通に売られていてお母さんはそれを当たり前のように赤ちゃんに食べさせていて、2022年になってもこの高温多湿極まった国でわざわざ手作りした離乳食やお弁当を外に持ち出して子供に食べさせる日本の手作り神話の不合理を思った
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結婚について、男性は砂漠で飲み物の自販機がない状態、女性は自販機の前でどれにしようか迷ってる状態とか言われて、結婚は女性の社会保障みたいに言われがちだけど選べるジュースが毒入り、大腸菌入り泥水、100%お酢みたいな状態のことも多々あり本当にそれが社会保障と言えるのかは甚だ疑問です
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一番違和感を覚えたのは、ワーママは地域の専業主婦に助けられているのに、という意見だった。控除の是非の話と関係がないし、子育ては別に女の専売特許ではない…
本来は女がやるべきことなのに逃れている、という見方がないと、この言葉は出てこない。
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本当に子育て家庭を応援したいなら、子供の有無によらずサラリーマン妻だけを優遇する配偶者控除は見直してOKで、子供の扶養控除を大幅に上げるのがいいだろうな。
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現代の子育て、全然無理ゲーと思わない。むしろ女性の仕事は腰掛けしかなく20代の早くに結婚して仕事続けるなんてもっての外で専業主婦一択、義理親と同居が当たり前、旦那がハズレなら即終わり、自分の生き方にすら選択肢のない中で子育てに無理ゲーなんて声を上げる余裕も隙間もなかったのが真実では
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寝る前に夫が玄関でゴソゴソしていたから覗いたら、明日の雨の日に子供が履いていくレインシューズを出して紐を調整してくれていた。稼ぐのも育児を否定はしないけど、私は奥さんを喜ばせるためでもなくカッコいいと言われるためでもなくこんな風に子供のため行動できる夫は本当とても素敵な人だと思う
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「両立」って言葉自体、既にもうあんまり好きではないというか、だって子育てって食べるとか寝るとか遊びにいくとか勉強するとかと同じで人間のライフプランに組み込まれているもののひとつにすぎないのに、なんでそこまで支障になるもののように見なされてるのって思う、仕事が人生を侵食しすぎ
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子供が高学年になったお母さんが仕事辞めちゃう問題、壁がどうこうより出産前も出産してからもずっと仕事プラス育児、二足の草鞋でノンストップで突っ走ってきていよいよ疲れ果てて燃え尽きてしまう問題なのかもしれない、しかし子供にお金が倍々でかかり出すのはここからなので踏ん張りどころでもある
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同じ年収○○万でも、定年まで維持できて5時帰りのそれなのか、維持できるのは体が持つ間だけで夜は帰らず何かあったら保証ナシのそれなのか、家計外での援助・相続ありかなしかで全く意味合いがかわるので、家庭を築くにあたって年収なんぼだけにフォーカスしてもほとんど意味がない
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そういう意味では生まれの不遇を独力で巻き返して家庭持って夫婦で頑張ってても、世帯年収高いからって手当の足切りしてきたり、親から子へのふんだんな投資(贈与や相続ではない)無視して子供が個人で稼いだ所得からばかり税金保険料かすめようとしてくるの鬼畜だなと思うし、格差を助長する面がある
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世帯年収○○万なら子供何人育てられるみたいな目安、あまりそれだけを鵜呑みにしない方がいい。実際には非常時のバッファ0の共働き1000万より、何かあっても親族援助が見込める年収400万とか、親に家建ててもらった年収300万とか、実家からお米と野菜送ってもらえる年収500万とかの方が子育ては容易い
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(お母さんなら、それはないやろ)
みたいな縛りが内外に多すぎ、現状そこから脱却できて我が道を進めるのは(いい意味で)我の強い人ばかりになる
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日本(というか世間?)がお母さん全般に厳しい目を向けず、気軽にシッターさん使えて夫婦夜飲みとかすることに抵抗のない文化だったら、もっといろんなパターンの子持ち家庭が増えてたんじゃないかな?と思う。
お母さん自身がお母さんに厳しい目を向ける癖もなかなか直んないしね
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これができない人は3つくらいの道に分かれる印象
・諦めて我が道を行く
・SNSで愚痴って適当にやり過ごす
・日本のお母さんの適性がないことを諦めきれず私お母さんだからみたいなポルノを読んで自分に暗示をかける