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・10代同士で政略結婚
・妻が歴史に残るレベルの才媛
・女が政治をしない時代にいち早く妻の才を見抜き、そのアドバイスに耳を傾ける
…まで言ってもピョートル3世を除外できないのが世界史の面白さ
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『アンナ・コムネナ』めちゃ良かったです。
アンナ様の夫のニケフォロス君は上記にプラスして
・妻の事が大好き
という完璧な生物なので、みんな単行本を買うかあと数週間待って一緒にときめいてくれ…
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「女性を外交の場に臨席させるのは…」と渋る高官たちに「どうせ全部こいつに相談するから」と言い放ってエカチェを同席させたピョートル3世は正直ちょっと格好いいと思う
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「バルチック艦隊を相手に国家の命運を賭けた海戦で圧勝し、勝利っぽいものと国際社会の尊敬を得たが賠償金は貰えなかった」まで言ってもスウェーデンか日本で絞れない
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アメリカのベジタリアン、大豆を推す割に、料理にただ豆腐をぶち込んで不味いとか言うんだよな。
油揚げとか、湯葉とか、他に無限の形態があるが…!?お前らが豆腐に手間をかけてないだけだが…!?って毎回思ってる
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豆腐を「肉の代替」として扱ってるのも良くないんだと思う。
豆腐が肉になれないように、揚げ出し豆腐も冷奴も豆腐の味噌汁も肉では代替できないから…豆腐は豆腐だから…
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ローマ帝国衰退期のブリテン島について読んでてヒエ…となった。
ガラス張りの窓と暖房が付いた家に住んで地中海のワインを飲む暮らしが、僅か3世代のあいだに駐屯兵が撤退し、蛮族が跋扈し、遂にはホノリアから「住民は各々で武器を携帯して身を守るように」って通達が来るの怖…
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ローマ帝国滅亡から蛮族ことアングロ・サクソンのキリスト教化までブリテン島はガチの暗黒時代(文字の記録が存在しない時代)だもんな…怖…
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サトクリフのせいでローマ帝国属州ブリタニアの解像度が異様に高くてヒエ…が2割増し
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「ローマ帝国はもうこの地域を守らないし、徴税も徴兵もしません。各自で武装して自衛してね」って公文書で通達されるの嫌すぎない?
想像しただけで嫌
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ちなみに時のローマ皇帝ホノリアさんはアッティラ率いるフン族が突然訪ねてきたのでブリテン島の事を考える暇などマジで一秒もなかった
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二人がこの後どうなったかというと、フランスが爆発炎上してそれどころじゃなくなったので対仏同盟を組みました
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1726年のフランスは目に見えて終わってたので、それを20年弱でフリードリヒ大王に羨ましがられるくらい回復させただけで凄いんですよ。凄すぎてフランス政府すら実は何も解決してない事に気づかなかった…70年代くらいまで…
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確かに枢機卿の元でフランスは上手くいってたんだけど、それは彼の手腕ありきというか、壊れた機械を職人技で上手いこと動かしてる…みたいな印象を受けるんですよね。80代の老人ありきのシステムは怖すぎるし、その怖さに本人が無自覚だったとは思えない、という妄想でした
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あちこち端折ってるので話半分に読んでね!
レオノール・テレスに一言も触れてない時点でお察しである