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『もし金魚鉢の金魚同士が「あなたは何にだってなれる、可能性に限界はない」と話していたら、外から眺めてる人間は鼻で笑うだろう。だが、この金魚は何か大事なことを知ってるのかも。可能性を無限大にするために金魚鉢を叩き割ったら得られるのは自由ではなく無力感だから』という話を思い出した。
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研究者・発明家・アーティストの偉業が青年期から中年初期に偏ってるのは、若い時のほうが「活動量が多いから」というシンプルな結論なの面白い。各自のアウトプットの「量」は人生の前半に集中してるが、ヒットの「確率」は一生でほぼ変わらなかった。成果は「試行回数」に比例してるだけだったと。
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他人の人間性が知りたいなら「自分より立場の弱い人への態度」を観察すると良い。店員・部下・後輩・新人などへの接し方を見てれば、弱った時に自分に向けられる態度が想像できるはず。人間は「小さな権力」を持った時に性格が出やすい。逆に追い詰められてる時はIQが下がるので参考にならないと思う。
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業界の古参者が「けしからん・くだらん」と表明して手を出さないものほど新参者の活路になるよな。かつてのYouTuberや今の生成AIのように。人間は一度否定してしまうとプライドが邪魔して触ってみることもしなくなるので、そこに新参者のつけ入る隙ができる。「強者とは競わない」は超大事。
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「運が悪い人」はいつも同じ人と同じ場所で同じことをしてる傾向が強いってのは納得できる。逆に「運が良い人」はいつも違う人と違う場所で違うことをしてる傾向が強いと。『運の総量は本人が得られる情報量に比例する』っていう極めてシンプルな話なんだろうな。
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既にChatGPTなどAIいじり倒してる人は「どの仕事が消えそうか」の当たりがついてきてるので、働き方・学び方・時間とお金の使い方を変えはじめてる。逆にこの1年で何も変わってないならば「AIに駆逐される側」に回ってるかも。30〜40代は逃げきれないので本腰を入れて向き合う必要がある。 twitter.com/i/web/status/1…
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Facebookが社名変更して1兆円突っ込んでもEpicのクオリティは実現できず、Googleが18万人のハイスペック人材を抱えても、OpenAIの数百人の天才にボコられるのは面白い時代だ。資金力や組織力が強みとならず(むしろ足枷になり)、少数精鋭が作る技術に土台を揺るがされるのは想定外だろうな。
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成功した人の話しかメディアには出ないけど、失敗した人の話のほうが勉強になるな。うまくいった事は誰もが話したいけど、うまくいかなかった事を語りたい人は少ないから希少。成功談は運や容姿や親などの武器をカウントしてない場合が多いが、失敗談は本人が明確に原因を特定できてる場合が多い。
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フランスのゲーム会社が開発中のゲーム、もはや実写と見分けがつかなくなってきてる(UE5で開発とのこと)。
最近のAIの進化と融合して予想より早くマトリックス的なものは到来すると思う。
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もし頭を使わない「作業」に忙しいなら危機感を持つようにしてる。将来的に自動化されて消える仕事をしてることになる。「思考」や「創造」に多くの時間を割けるように時間配分を見直す。「仕事した気分になれる仕事」は達成感あるけど、見直してみると未来にも成果にも繋がってないことが多い。
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もはや人間が想像できるものは何でも作れる時代に突入しつつあるので、中二病が残ってるほうがAI時代は有利になるんじゃないか説。SFもほぼ実現できちゃうから想像力を失っていなければ可能性は広がる一方。逆に惰性で生きてるとAIに仕事を削られて可能性が狭まる一方。
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何やってもダメな時は「かかわる人を変える」が真っ先にやるべきこと。間違った人に囲まれてると、間違った価値観をインストールして、間違った選択を繰り返してしまう。自力で変わろうとしても元の場所に引き戻されてしまう。「周りの5人の平均が自分」なので、関わる人に敏感であった方が良い。
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最近うまくいってる人を観察してると世の中の「もっともらしい嘘」に付き合っていない場合が多いな。世間が語る「ただしいこと」に従うと詰んでしまうトラップがそこら中に埋まってるので、自分の頭で考えてそれを回避してる。世の中の「本音」と「建前」を見抜くズル賢さが求められてるんだろうな。
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ノリが合えば一時的に仲良くなれるけど、長期的な人間関係は「尊敬できる点があるか」が大事。互いに「こいつやるなぁ」って一面があると切磋琢磨できるが、片方が「しょうもな」って感じると自然と関係性は薄れる。近いペースで走る者同士が長い付き合いになりやすい。
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人生の早いタイミングで偶然すごい人と繋がってしまうのは諸刃の剣に思う。自分もすごい人間になったように錯覚し、泥臭いことをしなくなり、プライドで身動きが取れなくなる危険がある。周りには実力は案外バレてるので、冷静に自分を客観視できないと詰んでしまう。
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何かに本気で取り組んだ経験のある人は、全く違う分野のプロにもちゃんと敬意を払う傾向があるな。逆に中途半端な人ほど他の分野のプロを見下したり雑に扱ったりしがち。1つの分野を極めるために裏でどれだけ努力したかをイメージできるかの違いなんだろうな。
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「先輩が苦労して身につけたものを新人も同じように苦労して身につける」のは悪手。賢い人は、先輩ができることは機械にやらせて手抜きし、先輩ができないことに特化して差別化する。学校だと先輩はすぐ卒業してくれるけど、社会だとずっと居座る存在なので、だし抜かないと自分のターンにはならない。
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前に出て恥かいてる人は裏で色んなチャンスをもらえていて、それを遠くから嘲笑したり評論してる人は実は何も手に入れてないという構図に、人生の早いタイミングで気付けるかは大事だよな。ステージに上がろうとする人には色んな話が舞い込んでくるが、それらは周りには「運が良かっただけ」に映る。
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情熱を持って何かに取り組んでる人との時間を増やし、惰性で動いてる「抜け殻」になった人との時間を減らせば、自然と状況は好転していく。熱量は良くも悪くも伝染するので、突破口が見えない時はまだ情熱を失ってない人を探すのが良い。「運」はそこに偏ってる。
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人間は守りに入ると新しいこと学ぶなくなって、過去の「経験の貯金」を切り崩して仕事しようとするから行き詰まるよな。これほどテクノロジーの進化が速いと、自分の強みと言えるスキルが3年間変わってないなら「淘汰される側」になったと危機感を抱いたほうが良いのだろうな。
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最近のAIをみて頭の良い人が「それっぽいものを確率的に作ってるだけ」と批判するのは、世の中をよく観察していない証拠だよな。大半の人は話の内容など聞いてないし、景色もぼんやりとしか覚えていない。人間社会の大半が実は「雰囲気」で回ってる。「それっぽいもの」を作るほうが人間に近い。
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