カシュガルでは、旧ロシア領事館を利用したホテルに泊まった。帝政ロシア風のお城みたいな内装なのに一泊1500円で、物価の概念が混乱した。
カシュガルの街に、中国国旗が圧倒的に乱舞している謎のゾーンがあった。春節お祝い説と、この日来ていた共産党要人熱烈歓迎用の旗であるという説があるけど詳細不明。全体的にヤケクソ感がすごい(⊙ω⊙)
ウイグルの料理美味しすぎて、帰国後しばらく日本のごはんが食べられなくなった。特にラグメンは中毒性が高すぎて同行者から「ウイグルの二郎」と呼ばれていた。中央アジアに造詣が深い同行者の「ラグメンはウイグルが一番美味しいと、トルクメン人、カザフ人、ウズベク人が言っていた」というのも納得
カシュガルの街は、360度隙なく美しくて驚く(⊙ω⊙)。細かな装飾が施されたパステルカラーの建築物、行き交う人々の鮮やかな装い、瑞々しい果物と花模様のナンともうもう煙る炭火焼…。文化的な奥行きの深さに圧倒されて、一日の中に一週間をおしこめたような密度の高い時間を過ごした町歩きだった…!
カシュガルのバザール。砂漠の朝の日差しは強く、老人も柘榴もナンもすべてが白い光にまみれてきらきらしていて、誰でも天使にも聖者にもなれそうだった
ウイグルの火焔山🌋 砂漠に行くとラクダに乗りたくなる病気にかかっているので、ついラクダのキャラバンに課金してしまったのですが、急坂をラクダで移動するのは揺れが激しくダイ・ハードでした🐪あと、凶暴きわまりないラクダが、他のラクダに執拗に暴行を加えていて、ラクダの陰湿さに驚いた。
トルファン郊外。乾いた土地に葡萄溝とバラ園が広がって、道端には羊の骸骨が落ちていて、路上の葡萄売りはいつもタダで葡萄をくれて、静かな街に鳥の声がひびいて、帰りのタクシーがどこにもおらず圧倒的に詰む、美しい場所でした(博物館の人にタクシーを呼んでと頼んだら、博物館の車を出してくれた
砂漠に突如あらわれるハミウリと西瓜のお店。ハミウリは甘くてしゃくしゃくでとてもおいしく、オアシスみたいな味がした。葡萄棚の下でぐったりと、強い日差しにまみれてきらきらする西瓜の皮と、そばに落ちる暗い影を眺めていると無気力が押し寄せてきて、労働の意義も経済成長の意味もわからなくなる
ウイグル旅行に行ってきました。全てが美しくて気が狂いそうだった
汗で貼り付く浴衣を感じながら花火を見ることも、冷たい山の水に足を浸してふざけることも、退屈なパーティーを抜け出して真夜中の海を眺めることも、恋人とベッドに寝そべって桃を食べさせあうこともないまま夏が終わる絶望感に耐えきれず、ウズベキスタンの夏の雲の写真を見ている
イランのホームステイ先で「日本人は全員禅の精神を極めた勤勉なスーパーハッカーで、若者の髪はパステルカラーで、男の娘がねこみみ少女とキスして、寿司は女体に盛られて出てくるんでしょ、それに比べてイランは退屈(要約」と褒められ、夢を壊せないという思いと真実を知るべきだという思いでゆれた
サマルカンドの夕暮れ。世界中で毎日太陽は沈んでて、どの日没も美しいことを知っているはずなのに、なぜかサマルカンドの日没は特別だと思ってしまう…
誰からも忘れられた王家の墓みたいな場所に行ったら、突然の砂嵐に見舞われて、夢の中みたいに全てがかすみ始め、全て砂になって消えてしまいそうだった。
撮るもの全てがフォトジェニックになってしまう呪いにかけられた、青く美しいあやかしの国、ウズベキスタンですが、今年の2月から、30日以内の滞在はビザ免除になりました。これを記念して、この国にかけられた呪いがいかに深刻で悲惨かを証明する証拠写真をアップしたいと思います。恐ろしいですね!
ウズベキスタンで、知らない人に「元気ですか!」と何度も話しかけられたので、なぜそんなことを聞くのか尋ねたところ、日本語でHow are you?は「元気ですか!」と言うと習ったとのこと。知らない人に突然「元気ですか!」と言う日本人はアントニオ猪木だけであると、伝えたい…
チンギスカンに破壊し尽くされた街に来ています。チンギスカンが神学者の前で街中のコーランに火を放ち『我は神の罰…汝らの罪ゆえに神が遣わせた災いである』と言い放ったエピソードが残る等、街全体がチンギスカン中二病保存会の様相を呈しており、チンギスカンへの同情を禁じ得ない。
ウズベキスタン街歩き。漫然と歩いているだけで、めくるめく絵になる街並みの奔流に圧倒される。室内も刺繍と木彫りとモザイクで埋め尽くされていて、生きること=生活を美しく彩ることという文化的爛熟と退廃の中で時が止まったような不思議な感覚に襲われる。
ウズベキスタンの建築物、細かな紋様が無限に続いていて、見上げると幾何学宇宙に落下していくような錯覚に囚われるし、コーランの旋律が反響してどこまでもこだまして、気をぬくと神と天使と啓典と使徒の世界に連れ去られそうになる
ウズベキスタンの街づくり、ディズニーシーばりに整備された綺麗な大通りのところどころに小さな鉄扉があって、その向こう側に圧倒的貧民街が広がっているの、ソビエト感というかディストピア感ハンパない (大通りで区切られた1km四方の空間に、壁と鉄扉で閉ざされた貧民街が押し込められている)
【ウズベキスタンの危険な料理】 プロフ:炭水化物+脂=美味という闇の法則に従って作られた悪魔の米料理 ケバブ:ジューシーすぎるつくね。溢れる肉汁と爽やか玉ねぎの暴力 マンティ:ぷりぷり水餃子に容赦なくぶちまけられたヨーグルトが全てを台無しに…と思いきや絶妙な美味しさが貴方を襲う
ウズベキスタンぼったくりやしつこい客引きは基本的にいないという旅行者天国なのだけれど、バザールだけは別。スザニ売りたちが手縫いの刺繍を持って道に立ちふさがり、バスケ選手なみのディフェンススキルで翻弄してくる…。写真は、三人に道を阻まれ観念した時のもの。
かわいい布で全てを覆い尽くしがちなウズベキスタン。スザニとよばれる刺繍はもともと嫁入り道具で、手縫いのものをときに何十枚も持参するので、準備に長大な時間を要するとのこと。
とても美しいサマルカンドの街ですが、夜になるとイスラーム建築たちがこぞってラブホ化するというパンクな一面も(1枚目は清く正しく美しい昼の姿)
ウズベキスタン建築の天井、見上げるとあまりの宇宙感に圧倒される。 ガイドさん「濃い青は夜の青を、薄い青は昼の青を表しています。適当に塗っているわけでなくて、ウズベキスタン人も、割と考えているんですよ、いろんなことを」 私「確かに考えている…」
青のサマルカンド、早くも本領発揮。武器屋とか魔法屋があるのでは、という錯覚におちいる風景…