251
友だちの本丸に遊びに行ったら刀剣男士用と人間用と間違えないようにねってお茶を出されて、どう違うのって聞いたら「えっだって人間用は水や土とか何から何まで分けないと魂が定着して現世に帰れなくなるでしょ」と知らなかったのかと驚いたように説明され、連れてきた近侍の方を見ても目が合わない
252
松井「何これ、身内の誰になら好きな子を取られてもいいか?桑名以外は許せるかな」
桑名「わぁ僕も松井以外になら譲れるかな」
豊前「誠実で面倒身の良い篭手切が相手なら引くしかねーな」
五月雨「私も雲さんになら譲ります」
村雲「えへへ、でも俺雨さんでもあげられない」
五月雨「ワフ!?」
253
審神者「ミステリアスな隣人で…」
肥前「にっかり青江」
審神者「まだ最後まで言ってない」
肥前「ミステリアスでありながら身近に存在している時点でそれはもう青江なんだよ」
青江「酷いじゃないか、もう少し詳しく聞きたかったのに」
肥前「喋るな、わりと常識人だってバレるぞ」
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豊前「この人が主の父さんが」
父「刀剣男士は神様だと聞いていたのでフォーマルで来たが想像以上に美しくて驚いているよ」
豊前「ん?俺のために着飾ってくれたのか、ありがとな」
父「んっ♡♡」
審神者「パパーー!!だから来るなって言ったのに!」
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笹貫「寒くなってきたね。これ羽織っときな」
豊前「ほらココア、これ好きだろ」
審神者「ヒッ」
笹貫「この後どこ行くー?」
豊前「次の定例会に来ていく服探してるって言ってたから見に行くか」
審神者「ヒッ」
加州「何あれ新しい拷問?」
肥前「歌仙考案の罰。あれが一番おとなしくなるんだとよ」
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刀剣男士を一人で数百振り顕現できる審神者が直接狙われないのは、審神者が命を落としてから刀剣男士が刀に戻るまでの約数時間、主従の制御が外れた刀剣男士の戦闘能力が恐ろしく上昇するから敵がそれを警戒しているとかそういうのありそう
257
肥前「…」チラッ
審神者「特命調査の」
肥前「ここで八択」
審神者「ふわっとた人」
肥前「何がふわっとしてる」
審神者「髪」
肥前「則宗だな。雰囲気がふわっとしてるのが清麿、常識がふわっとしてるのがてんてぇだ」
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審神者「貴方が一期一振」
一期「存じていてくださり嬉しいです」
審神者「確か人妻幼女の懐に潜りたがる金の亡者の弟がいるとか」
一期「混ぜないでください」
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審神者「恐ろしいことが起こった」
加州「どうしたの」
審神者「庭にビニールプール出して水着で涼んでたら」
加州「毎年やってるね」
審神者「あっちー俺もいいか?って言いながら近づいてきた豊前がパンイチになるまで脱いで入ってきた」
加州「それ俺でも気を失う。良く生きてたね」
260
乱「あるじさんいいの?あんな言われ方しても言い返さないなんて」
審神者「この歳になるとね、喧嘩する気力もないのよ」
乱「あるじさん…」
審神者「喧嘩する気力がないから一方的にひねり潰したくなるの」
乱「大好き」
審神者「長義」
長義「了解、何年牢にぶち込む?」
262
俺は鶴丸国永!
昔は入手難なんて言われていた刀剣男士だが、今じゃすっかりどの本丸にも大体古参として存在しているなんか白い奴だ。カレーうどんを食べさせたくないことで有名だったりする。
あればっかりは、どれだけお作法をきちんとしていようが汁が飛ぶときは飛ぶからな。
263
審神者「へぇ神域って本丸そっくりそのままなのもあるんだ。てっきり神秘的な風景だと思ってた」
加州「あーあるみたいだね。神隠ししたことを悟らせたくないチキンがやりがち。それはそうとさ、出会った瞬間に一目惚れされて端から本丸を模した神域に囚われていたら、一生気付けないと思わない?」
264
御手杵「救急箱に何の用だ」
審神者「っ!良かった御手杵かぁ、カッターで切っちゃってさ。お願い黙ってて、皆に知れたら騒ぎになるから」
御手杵「カッターなら仕方ねぇな。もしフェルティングニードルや針で刺してたら俺が大暴れするところだった」
審神者「刀剣男士のせいで傷を隠す獣になってる」
265
大和守「ねぇ清光あれやって。褒めていると見せかけて貶してくるけど、ちょっとそれどういう意味って言えないラインの嫌味言ってくる女の真似」
加州「あー髪切ったんだ!可愛いーこけしみたい!ほらあの玄関に飾ってる素朴で可愛いやつにそっくり」
大和守「キャッキャッ」
266
現パロ豊前君って陽キャ女子とするっと付き合ってくれればすべてが丸く収まるのに何故だか陰キャ女子に惚れて猛アタックして周囲を混沌に巻き込みながら陰キャ女子を苦しめそうなところがある
267
豊前江:彼氏の擬人化
肥前忠広:思春期の擬人化
268
刀剣男士「俺たちが乱舞するのに三年かかり、主が散歩を始めるのに七年かかった」
269
審神者「帰省誰を護衛にしようかな」
こんのすけ「1年目はどうか慎重に。こちらが親御さんを不安にさせない刀剣男士ラインナップです」
加州「やった俺入ってる」
長谷部「俺も」
大包平「俺もだ!」
笹貫「えーオレ不安にさせる側に入ってんだけどぉ」
山鳥毛「私もだ…納得がいかない」
270
一期一振と山田一郎の共通点
・歌う
・守るもののために戦っている
・弟がいる
・ラップする
271
陸奥守「ドアにダイヤル式のロックがかかっちゅう」
蜂須賀「一部数字の印字が剥げている。よく押されているということだ。ここから組み合わせを考えれば
…」
山姥切「行くぞ歌仙!タイミングを合わせろ」
歌仙「言われなくとも!」
\バキィッ/
加州「体当たりで開けちゃった」
272
御手杵「なんかよぉ主ってあれだ、見てるとパック卵が浮かんでくるんだよなぁ」
審神者「パック卵」
蜻蛉切「繊細で守ってやらなくてはと感じると言っています」
日本号「通訳が優秀すぎんだろ」
273
主が行方不明や殉職でいなくなってしまった本丸で日々皆の顕現が解けて刀に戻っていくんだけど、どうやら愛情をかけられていた者ほど長く人の身を維持できるようで、最後の最後まで残った刀剣男士が「あれだけ突き放してたくせに結局おれのこと好きだったのかよ」って悪態をつきながら刀に戻っていく
274
審神者「試合に勝ったからって汗だくの状態でハイタッチ求めてくるの嫌すぎて運動部のマネージャー辞めたのよ」
加州「辛辣ぅ」
審神者「だけど清光がどろどろで帰還してハグ求めてきても抵抗ないから結局顔なんだなって」
加州「うん、俺超可愛いもんね」
275
『ガキの本丸か。負ける気しないな』
笹貫「カッチーン」
幼女審神者「喧嘩は買っちゃだめ」
笹貫「でも言われっ放し悔しくない?」
幼女審神者「喧嘩は転売するの……えぇん酷いこと言われたぁ」
『ちょっとそこの審神者!小さな子泣かしてんじゃないよ』
『何だお前偉そうに!』
笹貫「天才じゃん」