本日、OASES観測システムの望遠鏡で高感度動画撮影した、近所の花火大会のようすです。
木星表面に閃光が発生した瞬間の動画です (昨晩22:24、PONCOTSを用いて京都大学吉田キャンパスにて撮影、メタンバンド(波長889 nm))。
昨晩、カッシーニが土星大気圏に突入した時刻付近に石垣島から撮影した土星です。メタンバンドという特殊な波長の光のみを透過するフィルターを通して撮影したため、土星本体が暗く写り、対照的に輪が輝いて写っています。
先ほど撮影した、月に接近する水星(画像下)です。なお宮古島からは水星は月に隠されることなく、近くを通り過ぎるように見えるだけでした。
ヒルトン沖縄宮古島リゾートが開業するトゥリバー海浜公園は、2015年にOASES観測システムの試験観測を行った場所であり、当時は写真のような美しい星空が見られました。 光害問題について部外者がとやかく言うのは無粋でしょうが、宮古に住まう皆様の生活が今後とも豊かであることを願っています。 twitter.com/miyakojima_fan…
この写真を見て『金星が月と比べて比較的"青く"写っているの、個人的印象とは逆だな』と思っていたのですが、それぞれのアルベド(反射率)の波長依存性を調べてみると、月より金星のほうが可視光では『圧倒的に青い(長波長側で反射率が比較的小さい)』ことを初めて知りました。 twitter.com/OASES_miyako/s…
伊良部島から撮影した、夕日とグリーンフラッシュ (11月14日撮影)
おそらく通常の観測では土星本体が明るすぎて閃光の検出は不可能ですが、土星本体が暗くなるメタンバンドフィルターを介して、近年惑星観測で用いられている動画撮影可能な高感度CMOSカメラを用いれば撮影できるチャンスがあるかもしれません。
(続き) 観光産業の振興や地元の皆さんの生活利便性の向上は尊重されるべきだと理解しますが、それらが本当に公害対策と両立しないのか、むしろ光害によってそうしたプラス要素を阻害していないか、真剣に考えるべきだと思います。
昨晩、ほぼ同時刻に5つの機材セットアップで取得した合計1万枚の画像を使って、金星におよそ1000倍ズームインする動画を作成しました。
昨晩の観測中に撮影した宮古島の星空です。
【速報】石垣島は雲間からの観測でしたが、プレビュー画面を見ていた限り、土星表面にカッシーニ由来のはっきりとした閃光らしき現象は観測されませんでした。
つい先ほどPONCOTSで撮影したレナード彗星C/2021 A1 ( Leonard )です。明らかにバーストしており、明るく大きなコマと尾が見えています!
たったいま雲間から見えた、月と金星の大接近の様子です。このあとこちら宮古島では金星食になる予定です。
今朝も石垣島では黄道光がよく見えていました。