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仕事が進まないフリーランサーのおうちに行ったら、「仕事が4時間こえると頭がガンガンしてくる」と言うので、スっと照明をその辺にあった紙で遮ってあげたら「あっ!光って痛かったんだ!」って気づいたやつもそうだけど、人間は意外なほどストレスを認知出来ないので用心が必要。
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SNSでぜんぶわかっちゃってる人よく見かけるけど、「ぜんぶわかってるなら実績とか結果がついてくるんじゃない?」みたいな当たり前のことってすごく大事ですよね…。
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「他人の気持ちがわからない」と悩んでる人の方が「他人の気持ちがよくわかる」と大きい声出すタイプの人より正常なので安心していいと思いますよ。「わからない」はわかるの入口ですが、「わかってしまった」人は永久にそのままなんで…。
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慶事のご報告の後になんですが、長らく続いた誹謗中傷、営業妨害その他の問題について刑事告訴状を提出し、無事受理されました。警察署の方から「大量の問い合わせ等が来ると捜査の妨害になるため提出警察署は明かさないで欲しい」と申し入れがあったため、詳細は追ってリリースさせていただきます。
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発達障害者の大学選びについては、「あんまりコスパ意識し過ぎて興味ない学部とか、高校の延長みたいな自由度の低いところとか入るとそもそも卒業できなかった理退学したりするし、興味関心を大事にした方がいいかも」って思います。おじさん一個辞めてるし。
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「学力の価値なんて誰も教えてくれなかったし、受験や学歴、就職について何も知らなかった」も知識格差なんだけど、「やらなければいけない義務としてひたすらやらされて来たので、主体的自律的な判断や思考が育っていない」も逆の極にある知識格差だなぁ、と思う。
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発達障害者は「太る」か「痩せる」かの傾向明らかにあるんですけど、これは「過集中に入ってると食事が吹っ飛ぶ」「空腹サインを上手く認識できない」あたりが原因で、「空腹に気づいた時に目いっぱい食う」わけです。胃腸が強い奴は肥り、弱い奴は痩せます。同じ原因ですが、帰結はまったく逆になる。
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実際、発達障害者に極めて頻出する「感覚過敏」も、「気づいてない」当事者が多いです。「この照明は強すぎる、これの下で仕事やってたら辛いよ、ほらちょっとさえぎっただけで随分楽でしょ」みたいな話したら、「アアッ!そういえばなんか天井の方から痛いと思った!」みたいな人多い。
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「受験」って、「小学生からフルに受験ノウハウにしっかり課金して、進学校でバキバキにペースメイキングされてきた」人と、「自力で赤本解いて参考書選びから始めた」人では完全なる別ゲーになってる問題はあり、これわりと仕事で前景化する気がします。
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あと、「学習」というものを「学校のテストや受験の点数のためだけにやる、仕事とは関係ないもの」と認識している人もいるようですが、読み書き算盤に基本的な事務仕事が出来る人ってこないだ文春に出てた記事だと日本人の1割くらいしかいないそうですよ。
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「勉強しか出来ない人間は社会の役に立たない」っておっしゃる人、言いたいこたーわかるんすよ。「学歴あっても仕事やらせたらスカ」なんて人山ほどいますし。ただ、「勉強すら出来ない」人よりは遥かにマシなんすよね。発達障害抱えてる以上、「理想はムリ、獲れるものから獲っていく」は大事です。
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「発達障害児は学校に通わせて、他者と友達と上手くやらせ、他者と共同で作業することで学習への外的動機付けを発生させるのが良い」ってお話、「それが出来たらそれもいいと思いますけど、今私はそれが『出来ない』子の話をしています」ってのがどうしても伝わらない人がいる…。
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発達障害児の親御さんに是非覚えておいてもらいたいんですけど、「学校に通えない」は「勉強ができない」を意味しないし、「学校に通わず自力で受験くらいは突破出来る」能力は、「学校に通える」能力より上位にあるスペックです。お子さんを諦めないであげてください。
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個人的に思うことなんだけど、新卒は32歳までにした方がいいと思うんだよね。現在の新卒制度、「カンがよくて大学受験が上手い」人を選別する制度になっちゃってるし、年金の受給開始も伸ばしてるわけだし…。
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「社員は仕事の全体像とか理解すると独立したり転職したりしてよくないので、うまいこと部署を分けて割り振りして絶対仕事の全体像が見えないようにしたうえで短期練兵まで可能にする」某企業の話は宿題にします。「バンドメンバーが作曲とか出来たら困るだろ」って話はある。
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「半年ギター弾いたら大体のアマチュアバンドにサポートで入れるくらいの腕前になった」けれど、「一人でアコギ弾くとまったくグルーヴ出ないしお客さん踊らせられない、正しい位置で正しい音を鳴らすことしか出来ない」みたいなことになる人、わりといますよね。
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「才能の罠」みたいなのいっぱい見て来たし、自分がカンが悪くてなんでも習得に人の5~10倍時間かかる太郎であることは、「まあ、それはそれで仕方ない」と受け入れられるようになってきたかな。
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いろんな業界で見ましたね、「生まれつき、蒸し器とガスコンロあれば完璧に火入れ出来る」タイプの人。実際いるんですよ、ただ「ある日突然出来なくなる」わけです。自分がどんな変数操作してるのかわかってないから一度崩れると今度は戻せない。あれ怖いですよね、「才能がある」こわさ。
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人類、「初めてのことはとにかくやりたくない」人と、「幼児的な万能感が抜けていないので、『初めてやることはすごく大変』がわからず突っ込んで爆発する人』の二種類がいて、どっちも辛い結果になる。「突っ込んで爆発して学んで行く人」が一番予後がいいし、出来れば子どものうちに学ぶと最高。
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1周目を10回やるより、1周目でたっぷり時間投下してしっかり手順や背景を覚えて貰った方が、そりゃトータルコスト安いよね。「無限に新人バイトを破壊して店を赤字にするバイトの王」ってたまにいるんですけど、あれクビにしないとマジで店潰れますよ。
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「もう3年目の俺は3分でできるのに、おまえはなんで30分かけても出来ないんだ?」ってめちゃめちゃ怒る人たまにいるよね。「1周目と2周目を区別出来る」って結構高度な認知なので、それは「そういう人だからしょうがない」と思った方がいいです。適当に「パイセンがすごいんです!」ってね。
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逆に言えば、部下に「なんでそんなに時間かかってるんだよ!」って怒鳴りたくなった時は、「1周目はちゃんと身に着けさせるためにコスト投下する価値がある」って立ち止まれると、いいですよね。難しいけれど。
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「2周目は早い」と「1周目は既にクリアしてる人の10倍とか100倍コストかかってもおかしくない」の差、見えるようになった方がいい気がします。なんにもできないやつほどなんでも出来る気になるあの現象、怖いよね。