Mitsuyoshi Numano(@MitsuNumano)さんの人気ツイート(古い順)

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大学の最終講義が中止になったので、かわりにYouTube無料生放送することになりました。どなたでも無料でご覧になれます。2020年3月28日(土) 沼野充義(東京大学教授)最終講義「チェーホフとサハリンの美しいニヴフ人――村上春樹、大江健三郎からサンギまで」 | ALL REVIEWS allreviews.jp/news/4330
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#沼野充義最終講義 ハッシュタグの「先生」は余計ですが、今日のAll Reviewによる私の話の放送、聞いてくださった皆様、このような機会を作ってくださった関係者の皆様に、お礼を申し上げます。コロナ対策のための外出自粛令の最中にこういうイベントができて、よかった。
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「スピード感」という言葉が乱用されている。ニュース23の小川彩佳さんまで「スピード感が大事ですね」と言っていた。大事なのはスピード、つまり実際に迅速に何かをすることであって、「感」ではない。何かを急いでやっているように見せかけて「やってる感」をかもしだすのは、役人や政治家の得意技。
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全国民一律10万円給付に賛成。ただし生活にゆとりのある高額所得者は(国会議員を筆頭に)、簡単に、クリック一つで自発的に辞退できる仕組みを作るべき。辞退された給付金は国庫に戻さず、国民コロナ基金を作ってそこに自動的に振り込まれるようにし、困窮者や医療従事者の支援に限定して使う。
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コロナ禍の最中、いつ普通に戻れるのかばかり議論されているが、むしろ普通には戻れないと考えるべきではないか。ライフスタイルを根本的に変え、喧騒を避けて静かに自然に向き合い、金を稼ぎ経済が発展するのがいいことだという考え方をやめるいい機会ではないか?
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#検察庁法改正案に抗議します コロナ禍に皆が倦み疲れてきた頃を狙って、重大な法改悪をしようとする政権を許してはいけない。国会では多数与党のやりたいことは何でも押し通せるのだとしても、普段政治に無関心な人を含む多くの抗議の声があがったことも歴史の一部になり、歴史を変える。
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反対の声をあげても何も変わらないという人がいる。ひどいことに、今は一丸となって政権を支えるべきであって、批判する時ではない教え諭す有名人までいる。しかし、声を上げたということ自体、目に見える結果に直結しなくとも、あなたの生き方を変えたということであり、歴史の一部として意味を持つ。
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4月に『世界文学論』という本を出した。索引を含めると750頁近い大冊となったが、真面目に最初から最後まで通読する読者がいるとは期待していない。どこでも面白そうなところを読んでいただきたい。どこを切っても世界文学が出てくるはずだ。作品社刊。
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吉岡忍日本ペンクラブ会長の発言を全面的に支持し、#検察庁法改正案に抗議します 日本ペンクラブ常務理事 文学研究者 沼野充義 twitter.com/JapanPen/statu…
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ハーバード大学学長バコウが混乱する世界とアメリカの情勢を踏まえて緊急メッセージ「私の信ずること」。「私は信ずる―どんな権力者でもどんな制服を着た人間でも法を超越した存在ではないと。法を破る者は責任を問われなければならない。」harvard.edu/president/news…
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政治家は大きな仕事をしているのだから学歴など些末なことだ、と言う人もいる。だがそれが一発でアウトという世界もある。例えば私がハーバードで博士をとったと嘘を言ったら(私は修士しかとっていない)、即刻大学から消えるべきだろう。そもそも詐称がばれたら、恥ずかしくて学生の前に出られない。
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【気になることば】河合案里氏は2006年、広島県議時代に知事に「男らしくなさいよ」「私なら辞職しています」と迫った。その言葉遣いもすごいが、目つきもなかなか怖い。今誰か彼女に「男らしくなさいよ」と言ってあげたらどうか(「女らしく」は性差別になるので言えない)。 ameblo.jp/tigermaskfight…
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【気になることば】今晩のNHKニュースで、東京都民の抗体を持っている率は0.1%だという。ところが「抗体を持たない人は99%」つまり「大半の人が」抗体を持っていないと説明が続く。どうして99.9%を99 %に減らしたうえ、さらにそれを「大半」というのか? 大半などではなく、殆ど全部ではないか。
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映画史上最も残酷な映画の一つ。 twitter.com/RusEmbassyJ/st…
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句読点の一つや二つ、どうでもいいとも思うのだが、編集者が勝手に私の原稿に手を入れて、句読点を一つ入れたり取ったりしたら、不思議とすぐに気づく。そして腹が立つ。文章を書くというのはそういうことだ。息をするようなもの。息づかいは人それそれ違う。
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アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学のコロナウイルス資料センターのHPを開いてみたが、素晴らしい。世界の感染者数も、感染地域も世界地図上で一目でわかる。東京で感染を抑え込みさえすればオリンピックが開けるなどという考えが、いかに非現実的か思い知らされる。 coronavirus.jhu.edu/map.html
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「経済を回す」という表現に騙されてはいけない。これまで公には殆ど使われることのなかった表現ではないか。「日本語大シソーラス」や各種国語辞典を見ても、用例は一つもない。「経済」とはもともと「経国済民」、つまり「国を治め人々の生活苦を救うという意味である。「回す」ものではない。
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大学で教師たちがいかに努力して、コロナ禍の中、学生の学ぶ機会を可能な限り守っているか、ご存じですか? 一度でも大学の授業の現場を見てからものを言ってください。授業料の一部返還要求ならば私も理解できますが、「学生の学ぶ機会を奪っている」というのはひどい暴言で、教師に対する侮辱です。 twitter.com/hosono_54/stat…
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『東欧怪談集』河出文庫、9月発売予定。1994年に出したものの新装版。あれからもう四半世紀以上が夢のように。初版の表紙はヴィトキェヴィッチの絵だった。今度は新たに日本人のデザイナーに描いていただいた(すみません、名前が出てこないのですが、素晴らしい絵です。分かったらお知らせします)。
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「何かをぼんやりと感じているときは、まだ書き始めるにはちょっと早いだろう。でも、すべてがはっきりしてしまったら、後は沈黙あるのみ。つまり文学にとって、ちょうどよい瞬間というものはない。文学はいつでも間の悪いものなのだ」(ドヴラートフ)
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いまさら青くさいが、ポスト安倍の動きにはうんざりし、ニュースを見る気もなくなった。いやしくも一国の指導者を決めるのに、ヴィジョンも理想も掲げられず、日本をどうしていくべきか議論もまったくない。すべて水面下の派閥の駆け引き。こういうものが政治だと若い人たちが思っては困る。
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スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの緊急声明。ベラルーシ・ペンセンターのHP。彼女の身にも逮捕の危険が迫っている。 Заява Нобелеўскай лаўрэаткі Святланы Алексіевіч pen-centre.by/2020/09/09/377…
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ベラルーシの作家(ノーベル文学賞受賞者)、ベラルーシ・ペンセンター会長のスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの緊急声明。「あなたたちは、小さな、誇り高き国民が踏みにじられているのを目の当たりにして、どうして黙っているのか?」声明全文の日本語訳は添付ファイルを。
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「世の中には、わざわいをつくりだすために天から送られたように思われる、とほうもなくおろかで精力的な人々がいる」(H・G・ウェルズ「世界最終戦争の夢」阿部知二訳、より)。いる、いる。
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菅政権がいきなり、安倍政権さえできなかった大胆なことをした。政府の政策に対して批判的な6名の、いずれも日本を代表する優れた学者たちを日本学術会議会員に任命することを拒否。前代未聞。しかもその理由さえ言わない。 news.yahoo.co.jp/byline/watanab…