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維新のいう身を切る改革のいい加減さをきちんと批判するかどうか、メディアの見識が問われている。
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体制よりのメディアに負けたといわれて真に受ける確信のない政治家はやめた方がよい。マックス・ウェーバーが言うとおり、政治家たるもの、「にもかかわらず」という根性がなければ務まらない。これは私自身に対する叱咤でもある。
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同じく『世界』の1985年7月号に、敬愛していた石川真澄氏が「体制意志の持続力」という論文を寄稿していた。敗戦から中曽根時代までの保守政治家の権力意志を論じたものだが、今回の選挙にも当てはまることに、再び深い感慨を覚える。体制意志をいかに打ち破るか、悪戦苦闘はまだ続く。
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あれから36年、理念の一貫性と活動の持続性にあらためて感服するばかり。辻元さん、政治家人生の双六に一回休みはつきものだ。しかし、絶対にやめたらいかん。お互い、志を果たすべく、もうちょっと頑張ろう。
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静岡3区で野党統一候補として勝利した小山展弘さんから選挙戦に関する詳しいメールをいただいた。政党間でまとめるだけでなく、地方議員、労働組合、市民団体、農業界その他の団体などを幅広くつなぐ「人徳」が共闘の土壌の上に花を開かせたということがよくわかった。この経験は党全体で共有すべき。
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週刊朝日から立憲民主党敗北のコメントを求められ、そんなに負けてるか、実態以上に負けと騒ぐマスコミがおかしいだろうという言葉が口をついて出てきて、少し時間をおいて気分が変わってきたのかと思った。選挙のあとにお父さんが落ち込むのはいつものこと、そのうち気分が変わるよと娘にも言われた。
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安倍・菅政権を総括できる唯一の選挙を「争点化できずスルーしてしまった」 御厨貴・東大名誉教授:東京新聞 TOKYO Web tokyo-np.co.jp/article/140343 御厨さんから野党共闘の必要を説いてもらい、ありがたい。しかし、安倍・菅政権の総括ができなかったことを野党のせいというのは違う。
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ファイト、戦う君の歌を戦わない奴が嗤う、ファイト、冷たい水の中を身をよじってのぼっていけ、ファイト! twitter.com/geso0602/statu…
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野党にも改革が必要という意見がある。野党は改革という言葉を自ら定義しなければならない。維新の言う公務員削減や自民党政権の社会保障、教育等への公的支出削減という改革は有害。オリンピックをめぐる乱脈経理、特定企業への随意契約による中抜き利権など具体的病理を正すのが野党の打ち出す改革。
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私は前川さんを尊敬しているが、この発言には違うと言いたい。こんなことを言えば、前川さんが生涯をかけて取り組んできた教育政策をすべて否定することになるでしょう。これを言ったら民主主義を否定するしかなくなる。 twitter.com/brahmslover/st…
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今回落選した立憲民主党の前議員の中でも、極めて有能で期待されながら、無職で3,4年の政治活動を続けられないと政界から離れる人がいる。野党に人材がいないなどと嘆く前に、野党政治家の再チャレンジを支える仕組みが必要。政党交付金と寄付を合わせたファンドみたいなものができないだろうか。 twitter.com/yorisoibengosh…
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いったん終わるというのは使い捨てではない。今までの達成と限界を見据えたうえで、次の仕組みを構築しなければならないという現状認識。 twitter.com/gonoi/status/1…
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枝野さんの党首辞任はやむを得ない選択だろう。しかし、2017年、日本の政党システムが保守二大政党制に変貌する直前のタイミングで立憲民主党を立ち上げ、自民党との対抗関係を明確にしたことは、枝野氏の歴史的功績。お疲れさまでしたと申し上げるしかない。
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・二極対立の構図を作り切れなかったことも大きな敗因。それは、コロナ危機が収束する中、政府の役割を重視する社会民主主義的合意を作れず、新自由主義バイアスが持続し、維新の会が第三極として近畿以外の都市部で集票したことの表れでもある。
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・来年の参院選や今後の選挙をどのような戦略で戦うかは基礎から考え直さなければならないと思う。2015年の安保法制反対運動を起点とする市民運動と野党の協働という文脈はここでいったん終わることを認めるべき。市民参加の野党協力というスタイルをどう刷新するかは若い人に考えてもらいたい
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・大都市部では投票率が微増したが、久しぶりに、あるいは初めて投票に行った人々の票は、野党に集中したわけではなかった。この点についても、投票率の上昇を野党支持の増加と結びつける我々の事前の予想は我田引水だった。自民の巻き返し、第三極志向に無党派層は分岐した。
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・政策的に野党連合が左に行き過ぎたという批判は心外。市民連合の共通政策を読めば、消費税以外、これがほぼ連合の政策とも重なることがわかるはず。しかし、メディアや人々は共産党という名前だけで左というイメージを持つので、実は穏健な政策ですと訴えても、まことに詮無い話。
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・野党をつなぐ市民連合の役割にも限界があった。もともと安倍一強政治と憲法破壊に抗議する運動からスタートした市民連合が政権交代のための野党協力をつなぐとうのはいささか分不相応な大役だった。結局、政党の特殊事情を隠蔽する覆いという役割を持ってしまった。
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・政策合意に基づく共闘の実現は熱心な野党支持者を大いに活性化した。特に共産党支持者は熱心に動いてくれた。しかし、政党間をつなぐことにエネルギーを費やし、政党や運動の外側にいる人々に野党協力の大義や理念が十分理解されなかったことは現実。
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・しかし、野党共闘には大きな限界があった。共産党の票をもらいながら、選挙運動は連合の力を借りるという両面作戦は挫折した。ゆえに労組がリアルパワーであるような地域で最後の数千票をめぐる争いで勝ちきれなかった。両面作戦の本来的矛盾は克服できなかった。
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選挙が終わり、学者、政治家、労働界、メディアのいろんな人と話しながら、自分なりの総括を考えた。それをここに記すことは私の務めだろう。
・野党共闘はある程度の成果はあった。一本化した217の選挙区で62取った。1万票以内の差で負けた選挙区が31。
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・負け惜しみを言うようだが、複数の記者から、31日の午後まで自民党の幹部は1998年参院選の負けパターだと言っていたと聞いた。本当に紙一重の勝負だった。もちろん、そこで押し切れなかったことが野党側の弱さ。そこに政党の地力というものが現れるのだろう。
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NHKは吉田晴美にゼロ当を出した。かなりの差がついているということか。
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[衆院選2021]投票所の中には午後4時終了も…3分の1が閉鎖時刻繰り上げ : 衆院選 : 選挙・世論調査 : 読売新聞オンライン yomiuri.co.jp/election/shugi…
選管が投票を呼び掛ける一方で投票時間を短縮するのは矛盾の極み。金と民主主義と、どちらが大切なのだ。